2015年のAFP通信の発信で、米国防総省が2008年の研究報告書で、プーチン大統領がアスペルガー症候群であると結論づけていたことを発表しました。アスペルガー症候群は精神障害と受け取られがちですが、生まれつきの脳機能によるものです。その特徴を見ていきましょう。その特徴によっては、社会に善かれ悪しかれ大きな影響を及ぼすことがあります。
「プーチン氏はアスペルガー症候群」、米国防総省が研究報告
「ロシアのプーチン大統領はアスペルガー症候群であろう」と、米国防総省は予測しています。
2015年02月06日 08:28 発信地:ワシントンD.C./米国
この記事の中で、アスペルガー症候群と医師が「診断しなければ確定は出来ない」としながらも、研究成果として公表したとしています。
として、具体的に、アメリカ政府が研究結果を重要視して用いたとは言っていなません。
「プーチン大統領がアスペルガー症候群」と推定できる症状
AFP通信の記事の中で、「プーチン大統領がアスペルガー症候群である」可能性としてとり上げているのが以下の内容です。
筆者も書物を読んで勉強したので、これは理解できます。一般論として、アスペルガー症候群の症状を示す人は、自分が危機的な立場などストレスのかかる場面に出会うと、「外界との接触をとざしてしまう」症状が出ることがあるようです。
なぜかは専門家ではないので分りませんが、理由は「物事の関係性が繋がらなくなるからではないか」と感じています。
そのため、想定外の事態が起きたとき、それまで自分が理解してきた(信じてきた)物事の関係性が覆ってしまい、理解に窮したり、対処することができなくなる様が、アスペルガー症候群の人には見受けられます。
アスペルガー症候群の特徴:人間関係の構築が困難
筆者はまれに、アスペルガー症候群の人から相談を受けます。
彼らには、自分が想定していた人間関係では説明のつかない事態が起きるようで、それが自分に対しての「裏切り」に見えてしまうようです。そのため、人間関係の構築が困難になります。
アスペルガー症候群の人は自分の都合で人間関係を捉える傾向(自己愛性)があり、相手の立場に立つことができないので、自分の都合の悪い言動を相手にとられた時、それが相手にとっては当たり前のことでも、ひどく動揺するのでしょう。
どうしてそんな言動を相手にされたのかを理解できないために、相手が裏切ったように感じて相手を「ひどくののしったり」してしまうようです。ののしらないまでも、関係性を保てなくなって「一切の刺激を遮断」してしまうようです。
そのため日常会話の中でも、相手を「牛耳りたがる傾向が極端」で、相手が自分の手続きに従わないだけでも、ひどく反発したりします。
アスペルガー症候群の人は敵と味方を間違えてしまうことが起きるので、普通の人間にとってはとても危険を感じるのです。
私たちが、プーチン大統領を危険人物と感じるのと同じことです。
アスペルガー症候群の症状の出方は様々で、日常的には大変温和で優しく感じるところもあります。傍から見て、本人が何をどのように理解しているのかが掴めないので、対策出来ない危険があります。
人間関係を構築するために、アスペルガー症候群の人の周りで起きる出来事の関係性を、ステップを細かく分けて説明してくれる人が必要なのですが、通常の感覚では想像できない受け止め方をしているので、説明が困難です。説明している人の行為を、敵対しているように受け止めることもあるので、とても困ります。
アスペルガー症候群の特徴としては、極端に嫉妬深い印象を受けます。また、他人のプライバシーを極端に気にする様子もあります。
アスペルガー症候群の特徴:牛耳らなければ気が済まない
アスペルガー症候群の人は、すべてではないですが、極端に牛耳ろうとしてくることが多いです。まさに、プーチン大統領のような感じです。先日、極端な例に出会いました…➡【プーチン大統領はアスペルガー症候群?(2)】米国防総省が研究報告➡