今回は、2007年に放送された朝ドラ「ちりとてちん」のお箸ブームで触発された、三井さんのご紹介。「お箸は調味料」という三井さんのお箸の世界です。もちろん、日本の伝統工芸にも通じるものなので外せません。
津軽唐塗ロイヤルコレクション(青森県)
津軽塗(つがるぬり)は青森県弘前市を中心に製作販売される、青森県を代表する伝統的工芸品です。
↓↓↓こちらの『八代目 箸匠 はりま屋』さんの津軽塗のお箸は、一流の職人さんが仕上げたもののようです。(リンク先で確認してくださいね)なので、職人さんがいなくなりつつある日本の伝統工芸品として、とても価値あるものだと思います。
TVで紹介されてた箸は赤いものですが、緑のお箸もオシャレなんですが、また見つけたらアップします。
津軽塗はとても堅牢なもの。長持ちするでしょう。また、唐塗の唐とはすぐれたものの意味で、バカ丁寧な作業でできるものなので、地元では「馬鹿塗り」とも呼ばれているのです。
メニューに合わせて選ぶお箸
ラーメン箸
文字通り、ラーメンを食べるときのお箸。ラーメン好きには惹かれるお箸ですよね。
これにはこだわりがあって、ラーメンの麺をつかみやすいように四角くなっているだけでなく、木肌に細かな溝が掘り込まれ、細麺・太麺・ちぢれ麺は問わず 滑りづらく仕上げてあることです。
ラーメン大好きのラーメン党にはピッタリ!!! 全国のラーメンを食べ歩く人は、マイお箸として持ち歩くのがいいでしょう!
お刺身を食す時のお箸
TVで紹介されたのは井筒というお箸で、素材は竹でした。同じものは楽天市場にはありませんでしたが、ご紹介したいのは 『虎斑竹専門店 竹虎』さんのお箸です。
竹専門のお店で、貴重な虎斑竹(とらふだけ)を更に拭き漆で仕上げた、ワンランクの本格的な竹箸。虎斑竹の持つ自然な風合いが、「自分だけのお箸」を演出してくれます。
↓↓↓上記お箸を扱っている『虎斑竹専門店 竹虎』さんには、こんなオシャレなランチボックスもあります! お値段ははりますが、お手入れをしっかりすれば代々使用できるのではないでしょうか。
納豆混ぜるのに最適のお箸
これは、納豆を混ぜるときに最適な納豆箸。
納豆のパッケージを破ってしまうことなく、太くて短いので力を伝えやすい。それに、先が丸いことでとても混ぜやすくなっている!
↓↓↓お箸の専門店『箸匠 伊瑳美團十郎』さんの納豆箸。口コミ評価は4.5以上‼ 太目になっているので、2本を握りしめてしっかりかき混ぜられます。「フワフワの仕上がりで納豆タイムが楽しみ!」と口コミがあるほど、納豆好きにはたまらない一品です! 日本ならではの贅沢な楽しみ方ですよね!(^^)!
こちらのお店は、私もお世話になっています。
上記ラーメン箸と同じお店なので、一緒に購入できますよ。
パスタの麺をとりやすいパスタ箸
喰い先にらせん状の溝が入って、パスタの麺をつかみやすくしているお箸。
↓↓↓とても手になじむので、口コミ評価も4.5以上で人気です!
お茶漬けがすくいやすいお茶漬け箸
喰い先が平らになっていて面白いですね。お茶漬けのご飯がすくいやすくなっているので、お茶漬けを食べる時にも食べやすいお茶漬け箸。
↓↓↓お茶漬けをよく食べる方には良いですね。あまり種類がなく、お値段が結構よいのでお茶漬けマニア向け?!
知っておきたいお箸のマナー、「嫌い箸」(忌み箸)
いろんなお箸を紹介いたしましたが、いかがでしたか?
そこでついでですが…、お箸の使い方のタブーもご紹介しておきましょう!
調べてみたら、なんと39種類のマナー違反があるのです! こんなにあるとは、私も知りませんでした!!
※渡し箸:お箸をお椀の上に置いてしまうこと。これは、「三途の川を渡す」の意味になってしまい、縁起が悪い。
※持ち箸:お箸を持ったままお椀を持つこと。使わないことは箸置きにきちんと置くことがよいとされているので、マナー違反。
※すかし箸:焼き魚を食べるときに、骨越しに下の身をつついて食べるのはマナー違反。
※振り上げ箸:手の甲より高く上げることはマナー違反。これは、お箸の汚れているところを他人に見せびらかしていることになるので、あまりお行儀良くない。(マツコさん、ここで「ややブスのOLたちは結構やってます」と!!!)
他にもいろいろあるので、ウィキペディア(嫌い箸)で勉強しておきましょう。
お箸の産地は全国に52か所
若狭塗りのお箸はシェア80%以上(塗り箸)
螺鈿入り(貝殻の内側の真珠層を使用した細工)
これは本物の螺鈿(らでん)を細工したお箸。なかには、単に箔を貼ってあるだけのものもあるので、間違いないように! 螺鈿とは、貝の殻の内側の真珠色の光を放つ部分を薄く種々の形に切って埋め込んだ細工。
金箔入り(金沢箔工芸)金の箸銀の箸
安倍首相がトランプ大統領へのお土産にした「箔一セレクション」から出ている金沢箔のお箸。
マツコさんが言う通り、やはり金箔が目を引きますね。
輪島塗
輪島塗は、石川県輪島市の漆器。丈夫なので、長持ちします。
江戸木箸の大黒屋(木箸)
塗りのお箸に対して、削るだけの木箸があります。大黒屋さんは、約200種類のお箸を製造販売している有名どころ。
箸の素材は、黒檀、紫檀、鉄木、山桜など。これを削り出してお箸の型を作っていくので、1膳1膳形が違う。喰い先も丁寧に削って、口当たりがいいように作っている。
利休箸
利休箸は、両側が細くて、箸の中央が膨らんでいる両口箸ともいいます。
安土桃山時代に千利休が考案したといわれ、懐石の席や家庭でお客様をもてなすときに使われます。割りばしでも高級なものはこういうのありますよね。
京雅西陣織 錦箸
これは、TVで出たものとは違いますが、京都の伝統工芸である西陣織の生地が手元に巻き込まれたお箸で、ぜひご紹介しておきたいです。
織物が巻かれていることで、ぬくもりのあるお箸です。
進化系のお箸
「マツコの知らない世界」で三井さんがご紹介してくれた、現代的なお箸です。
六角知能ばし
鉛筆と同じ六角で、重心が中心で持ちやすい。子供用もある。
箸ぞうくん
高齢者に優しいお箸。持てなくならないようにするお箸。自分で食事が食べれるって大事なことです。作業療法士さんもおすすめしています。
+dウキハシ
箸置きいらずの箸。衛生的にもいい!!
振り出し式携帯マイ箸
携帯用に便利なコンパクトなサイズのマイ箸。ステンレスですが黒檀を取り入れているところが、日本の伝統を感じさせます。3段式になっていて、振り出すと箸になります。
その他おススメのお箸
若狭の塗り箸 「夜空」
「夜空」をデザインしたお箸。いいですね!
煤竹の箸
「マツコの知らない世界」では、10万円もする煤竹のお箸が紹介されていましたが、こちらは同じ煤竹でもそんなにしない煤竹のお箸です。これなら普段使いもできるでしょう。
駆け足でご紹介してきました。本当はお箸の世界も日本の伝統工芸なので、もっと奥深いものがあります。時間があったら書き足していくかも知れませんので、たまにチェックしてみてください。
「マツコの知らない世界」では「箸置き」についても特集があったので、こちらもどうぞ!!➡「マツコの知らない世界」で気になった【箸置きの世界】!日本の伝統がここにも…!
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