【三島ゴルフ倶楽部】都心から1時間半で人気のゴルフ場!(2)

ゴルフ場評価

三島ゴルフ倶楽部について、企業コンサルタントとしてのコラムです。集客方法、管理技術が含まれているので、他業種の経営のヒントにもなるかもしれません。



三島ゴルフ倶楽部、知恵の輪サイトの見立て

予約サイトの口コミ評価

総合評価GDO3.9楽天GORA4.2は十分なところでしょう。メンテナンスについては、良い評価と悪い評価があるようで、この春先、芝があまり良い状態ではなく、現在改良が続いているようです。今後、満足のいく状態に仕上げていくようです。

料金はむしろ値上げしているのか、少々不評を買っているようです。最近、グリーンのスピードを上げているコースが増えているようで、太平洋クラブ御殿場コースのテレビ中継などが影響しているのでしょう。芝の管理技術も向上しているようで、PGMがこのレベルであるのなら、アコーディア・ゴルフ(AG)もレベルを上げる必要性が出ているはずです。

 

口コミの引用例(レストランでの出来事)について

前頁口コミの、高齢のゴルファーの口コミの引用例(レストランでの出来事)について、少々コメントしておきましょう。

この例にある、このゴルファーのレストランでの特別の要望は、「ゴルファー側の認識」と「PGM・AGなどのアメリカン・カジュアル・ゴルフ場の方針」との整合性の取り方を考えさせられます。

我々、高齢者のゴルファーの中では、ゴルフ場のレストランに限らず、メニューにないものを要望する習慣があります。

私がゴルフを始めたころ、龍ヶ崎カントリークラブで当時のコアなメンバーさんに連れられて、プレーした時のことでした。その頃はプレー後、レストランでビールを飲むのが普通のことで、夕暮れを見ながら今日のプレー談義をするのが楽しみでもあり、メンバーシップの良いところでした。レストランでビールとおつまみを注文するのですが、コアなメンバーさんはメニューなど無視して「玉ねぎのスライスに鰹節を掛けて・・・」と始まり、値段も決めずに注文するのです。ウエイターも慣れたもので「厨房に聞いてきます」と言って気軽に別注文を受けるのです。そのとき用意できるものであれば、まず断ることはありません。

これは、メンバーとしてのステイタスを主張しているのであり、レストラン側も家庭的な付き合いの姿勢で、常連さんを向かい入れていました。

悪しき習慣からの脱却

このような姿勢のメンバーは現代でも多くいて、太平洋クラブでは、先ごろメンバーと社員の癒着について問題になったようです。

現代ではあまりメンバーと支配人など社員が個人的な付き合いをすることは、癒着と見られてしまい、パブリック化した多くのコースでは、商売上も、ごく少数のメンバーを特別扱いをするべきではないでしょう。またメンバーも個人的に支配人など社員を接待している人も多くいるのですが、明らかに癒着ですのでコーポレートガバナンスに問題があり、となります。ゴルフ場で利権化したゴルフ業界の悪しき習慣と言えるでしょう。私個人は、太平洋クラブでは1万人以上も会員はいるのであり、こうした支配人やキャディーマスターとの癒着は考えもしませんでした。中には所属プロを運転手にしていたり、個人的に夕食をコースのレストランでとっているメンバーもいました。支配人などコースのスタッフに多くの接待をしている人でしたが、現代となってはクラブライフを取り違えていると考えるべきでしょう。

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三島ゴルフ倶楽部のGDOの口コミから引用した例では、GDOの口コミですので予約サイトからの予約であり、メンバーではないようです。自分の都合はあるようですが、この値段でビジターなのですから、ゴルファー側の礼儀作法としてはあまり無理は言わないほうが良いと感じます。

PGMですし、レストランも別会社で大量仕入れで安くしたりして、企画することで採算を考えている状態でしょう。別注文は歩留まりが悪くなり、昔の名門コースのレストランとは違って、値段も抑えているはずです。値段など決めずに注文していた昔とは違いますので、ビジターゴルファーで健康上の理由がある場合などは、適当なメニューがなければ、自分の工夫で残すこともやむを得ないでしょう。

また、コース側としては、健康上の理由であれば、出来るだけ応じてあげるのが親切ですが、出来ないことは明確にしておいた方がトラブルにならないでしょう。

これからの高齢化の問題点として、いろいろ考えさせられる事例でした。

※口コミまとめ・ご予約はこちらから。➡【三島ゴルフ倶楽部】(1)

【三島ゴルフ倶楽部】都心から1時間半で人気のゴルフ場!(3)➡