【伊東カントリークラブ】伊豆高原で格式ある落ち着いたゴルフを楽しめるゴルフ場!(2)

ゴルフ場評価

静岡県伊東市にあるゴルフ場です。冬温暖で、夏は涼しい、いわゆるリゾート地伊豆高原に位置しています。海岸よりは少し中に入っており、周りのロケーションも、ゴルフ場自体も落ち着いた雰囲気の中でプレーができるコースです。さて、どんなゴルフ場なのでしょう。

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伊東カントリークラブ、知恵の輪サイトの見立て

日本社会の闇

伊東カントリークラブは、日立造船の建設であるようです。民事再生を経ているようですが、ゴルフ場の保証金ぐらい返済できる力は当然に日立造船にはあります。一時にせずとも償還に正常に応じていく処置がとれなかったのか?大変疑問です。

太平洋クラブの民事再生の件も、旧住友銀行が資金を出せない状態ではなかったはずで、会員に経営責任を押し付ける東急不動産を介した手続きは、「けしからん」の一言です。

経営責任を逃れる手続きを金融庁が認めているのは「闇の深さ」ですが、もともと「民事再生法」を立法した経緯や狙いは、政治の闇、日本の闇の深さを現してもいます。会員の保証金を「チャラ」にしてバブル経済の後始末をすることを誰が画策してきたのか?答えがなくても分りますね。日本社会の闇です。

日立造船という企業体質

伊東カントリークラブは会員制のきついゴルフ場であったようで、日立造船らしい経過をたどっています。日立造船はご存知の通り、「東大派閥」でかなりエリート意識が強い会社です。

かつて私の会社で日立造船の社長・会長に上り詰めた人の秘書官を頼まれて預かっていたことがあります。その時の対応は礼儀をわきまえてはいるのですが、「断れば取引を切る」との姿勢をちらつかせながらで、我々の立場では受けるしかない状態でした。そのときの、無意識なのでしょうが「見下す姿勢」は理知的なものとは言い難い「トランプ流」のような交渉です。

逆らわなかったのですが「ご褒美」があるわけでもなく当社を「下々の者」としての扱いでした。「なめんなよ!」と思わせる感情で受けていることを認識できない東大出身者が多いのです。トランプ政権の支持者の気持ちを作ってしまった「セレブ達」の振る舞いによく似ていました。日本社会での東大閥の悪い表れ方です。

メンバー中心

メンバー中心に運営する気風があるようで、本来は当然であるはずです。しかし、名門ゴルフクラブでは注意しないとビジターを「下々の者」扱いしてしまうクラブもあります。逆に、メンバー紹介のビジターを注意深くきちんと「おもてなし」するクラブもあります。支配人がどのような姿勢で予約サイトのビジターを受け入れているのかが、カギになります。

支配人紹介ビジター

予約サイトからのビジターは支配人の紹介という位置づけで、責任は支配人にあります。しかし、「経営が苦しいので予約サイトで募集した」のが真実であるのでしょうから、支配人の意識が定まっているのか、伊東カントリークラブでは少々疑問なコメントも見られます。

管理状態

伊東カントリークラブでも、やはり管理技術は苦手のようです。造船業は車などの量産製造業と比べて「人海戦術」です。自動化・機械化が進んでも、比較すれば「手作業」が多いので自動車産業とは「品質管理の概念」が違います。それがこのコースでも渋滞などの対応でバラつきが激しく出ていると見てよいのでしょう。どうしても量産品では重視される「平準化」が理解されていませんので、スロープレーなどの対策を考える発想が的外れになってしまいます。

それが口コミ評価であまり成績が良くない原因でしょう。

「バラつき」に焦点を絞って考えれば分ることです。そして「サービス業」の基本的概念を勉強することです。会員だけで商売が成り立たない現状であれば、一般顧客に対する「サービス業」の概念に切り替えないと失敗します。

日立造船は、これまで「量産品の商売が理解できずに失敗している」ので、「エリート意識を捨てて客商売を理解する」ことは難しいと自覚すべきです。

日立造船株価情報(日本経済新聞)

伊東カントリークラブとしては努力しているようですが、企業体質として苦手なボトムアップで「現場の技術」を掘り起こして、管理レベルを向上させる手法を勉強するべきでしょう。

現在は日立造船の名を辱めるレベルです。しっかりしてください。

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