【売切れ続出!】ノーベル文学賞受賞・カズオイシグロの作品は電子書籍ですぐ読める!

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2017年のノーベル文学賞は、カズオ・イシグロさんが受賞しました。彼は日本の長崎生まれですが、5才で両親とともにイギリスに渡り、英国の国籍を取得している小説家です。日本では、彼の作品「わたしを離さないで」がドラマ化され、多くの人が知っています。

現在、カズオ・イシグロの書籍は楽天ブックスでは売切れ状態で、予約しなければ手に入りません。でも、気になる方はすぐ読んでみたいですよね。電子書籍ではそれが可能ですので、ご紹介してみましょう!




※楽天KOBO(電子書籍)からのご紹介になります。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

体が震えるほど感情が揺さぶられる!

ノーベル文学賞の選考委員会は、「カズオ・イシグロ氏の力強い感情の小説は、私たちが世界とつながっているという幻想に隠されている闇を明らかにした」と評価。

 

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優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友トミーやルースも「提供者」だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。

※書籍の他、映画化された作品と日本で綾瀬はるか主演でドラマ化された作品があります。

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

イギリスで最も権威のある文学賞、ブッカー賞受賞作品。

 

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短い旅に出た老執事が、美しい田園風景のなか古き佳き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々……。遠い思い出は輝きながら胸のなかで生き続ける。失われゆく伝統的英国を描く英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。

 

忘れられた巨人 (早川書房)

カズオイシグロの最新作。『わたしを離さないで』から10年ぶりの 待望の長編。

彼独特の主人公が語りべになって展開していく小説。じわじわと真実が明らかに…。ファンタジー的な要素もあります。

 

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奇妙な霧に覆われた世界を、アクセルとベアトリスの老夫婦は遠い地で暮らす息子との再会を信じてさまよう。旅するふたりを待つものとは……ブッカー賞作家が満を持して放つ、『わたしを離さないで』以来10年ぶりの新作長篇!

 

わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫)

冒険談的要素もあって、話の抑揚もわかりやすいが、喪失感のある小説。

 

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上海の租界に暮らしていたクリストファー・バンクスは十歳で孤児となった。貿易会社勤めの父と反アヘン運動に熱心だった美しい母が相次いで謎の失踪を遂げたのだ。ロンドンに帰され寄宿学校に学んだバンクスは、両親の行方を突き止めるために探偵を志す。やがて幾多の難事件を解決し社交界でも名声を得た彼は、戦火にまみれる上海へと舞い戻るが……現代イギリス最高の作家が渾身の力で描く記憶と過去をめぐる至高の冒険譚。

 

浮世の画家 (ハヤカワepi文庫)

カズオ・イシグロの心の故郷、日本を舞台にした本。彼自身が体験していない過去を、これほどに繊細に表現できるのか?という作品。社会の価値観が大きく変わる中、とまどいながら生きる姿、現代にも共通しているのかも…。

 

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戦時中、日本精神を鼓舞する画風で名をなした芸術家の小野。弟子たちに囲まれ、大いに尊敬を集める身分だったが、終戦を迎えたとたん周囲の目は冷たくなった。弟子や義理の息子からはそしりを受け、末娘の縁談は進まない。小野は引退し、屋敷に籠もりがちに。自分の画業のせいなのか……。老画家は過去を回想しながら、みずからが貫いてきた信念と新しい価値観のはざまに揺れるーーウィットブレッド賞に輝く著者の出世作。

 

遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)

カズオ・イシグロの長編処女作で、彼の源流となる作品。最近の作品と比べて技量としては未熟なのかもしれませんが、やはりその小説家の原点をみるには処女作をよむべしです。

 

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イギリスに暮らす悦子は、娘を自殺で失った。喪失感に苛まれる中、戦後混乱期の長崎で微かな希望を胸に懸命に生きぬいた若き日々を振り返る。新たな人生を求め、犠牲にしたものに想いを馳せる。『女たちの遠い夏』改題。

 

夜想曲集 (ハヤカワepi文庫)

”読む時間があまりない!”という方におすすめの短編小説。

まだカズオ・イシグロの作品を読んでみたいけど、長編はどうも…という方には、彼の短編を5編つづったこの本がおすすめです。

しかも、すべてが音楽を題材にしています。彼は若いころ、もともとミュージシャンになりたかったこともあり、その造詣の深さを垣間見ることができる作品でもあります。音楽にも興味ある方にも面白い本です。

今回の受賞で、「「ボブ・ディラン(昨年の受賞者)の次に受賞なんて、素晴らしい。大ファンなんです」と語ったと言います。

長編に比べて、ユーモラスで軽い感じです。

 

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ベネチアのサンマルコ広場を舞台に、流しのギタリストとアメリカのベテラン大物シンガーの奇妙な邂逅を描いた「老歌手」。芽の出ない天才中年サックス奏者が、図らずも一流ホテルの秘密階でセレブリティと共に過ごした数夜の顛末をユーモラスに回想する「夜想曲」を含む、書き下ろしの連作五篇を収録。人生の黄昏を、愛の終わりを、若き日の野心を、才能の神秘を、叶えられなかった夢を描く、著者初の短篇集。

 

ざっとご紹介してみましたが、読んでみたいものはあったでしょうか? 彼の作品は他にもあるので、じっくりと吟味してみてください。

「人生は考えているよりも短いが、その中で最も重要なことは何かを読者にじっくり考えてもらいたいと思っている」と、イシグロさんは言っています。


 

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