アコーディア系のゴルフ場です。東名高速で都心から1時間で行けるコースです。本コースのほかに、隣接した桜コースもあります。さて、どんなゴルフ場なのでしょう。
大厚木カントリークラブ本コースの帰りに寄りたいグルメもご紹介!
大厚木カントリークラブ本コースはどんなゴルフ場?
大厚木カントリークラブ本コースの開場は、昭和45(1970)年。平成14(2002)年にスポーツ振興グループが経営破綻し、会社更生法を申請。平成16年(2004年)外資系企業ゴールドマンサックス社の傘下に入り、アコーディアゴルフ系列となりました。
厚木市郊外の丘陵コース27ホールです。東・南・西の各9ホール。丹沢山系も臨めて、厚木市街も見下ろせるロケーションにあり、気持ちの良いコースです。東・南・西はそれぞれ特徴があり、東は距離があり、南は短くドッグレッグやハザード越えがあり、西はバンカーが効いて戦略性を求められます。
1979年にはウェルサムワールドカップが開催されたトーナメントコースです。
設計者は、三好徳行。彼は、1953~55年まで日本アマチュア選手権を3連覇したゴルファーで、小柄で非力だったが努力して偉業を成し遂げた人物。技巧派でもあり、かつての日本人らしいゴルファーの一人です。
大厚木カントリークラブ本コースは、27Hのため組み合わせによってヤーデージ、コースレートが変わってきますので、ご確認ください。(ヤーデージ:東・3,587Y、西・3,567Y、南・3,194Y)
おおむねセルフプレーです。キャディ付きも頼めます。乗用カートはあります。プレー料金は10,000円~。(詳細は、下記予約ページにて確認してください。)
大厚木カントリークラブ本コースの評判を見てみよう!
GDOの口コミ(総合評価順位1333位、2016年10月現在)
・総合評価(星3.4)
・値段が手ごろ(星3.4)
・設備が充実している(星3.1)
・食事がおいしい(星3.5)
・全体難易度が高い(星3.4)
・フェアフェイが広い(星3.6)
・グリーンが難しい(星3.4)
・距離が長い(星3.4)
・コースメンテナンスがいい(星3.2)
コースレイアウトについて、「東コースは高低差のほうが難しい」と一番距離のある東コースでこのようなコメント。どうしてか気になります。
コースメンテナンスについて、「あまりよくない」「まさかのカタビラ(雑草)グリーン。酷いホールではカタビラで8割位覆われていた。真剣にメンテしていない証拠」とあり、見る人が見ればわかってしまうもの。同じような料金設定で、メンテナンスに努力しているコースは増えているので、早い対策と普段からの方針が必要では?
また、「生憎のサブグリーン使用で、小さくて、遅くて、損をした気分」とコメントがあり、メンテナンス中の事前のアナウンスは必要。言わない方がゴルファーの満足度を損ねます。
進行については、アコーディア系の真骨頂みたいになっています(もちろん悪い意味です)が、「西の4番 南の6番ではそれぞれ30分近く待たされた。配慮が必要」「昼休み1時間30分待ち」とあり、依然改善が進んでいないようです。そのおかげで「早朝プレーだったらトップスタートで進行が早い」と早朝ゴルフに移行するゴルファーや「待ち時間がいやで、ここ何年も訪問しませんでした」とあるように、ゴルフ場側として期待損失が蓄積されて業績に跳ね返ってきます。少なくとも現在「また行きたい」というコメントは、他のゴルフ場よりも割合が少ないと感じます。
楽天GORAの口コミ
・総合評価(星3.8)
・コストパフォーマンス(星3.3)
・設備が充実(星3.4)
・食事がおいしい(星3.7)
・コース戦略性(星3.8)
・フェアフェイが広い(星3.9)
・距離が長い(星3.5)
・スタッフ接客(星3.6)
コースレイアウトについては、「なかなか戦略的で初心者にはちょっと厳しいかも(南・西)」「景色がいいホールがあり、適度に距離があるホールがありといいゴルフ場」とコメントがあります。
接客について、「落し物が見つからず、残念な感じ」とありますが、意外とこういうところでゴルフ場品質の良し悪しがわかります。良いゴルフ場は必ずと言っていいほど見つかります。他のゴルファーの口コミで「特筆するべき事もなく、全てにおいて相応な感じ」というのが、一番怖いコメントかも。
メンテナンスについて、「ロストボール3回。ラフが深くてなかなか探しきれない」とあり、グリーンスピードのほかにラフの深さまでアナウンスがあれば、ゴルファーの心構えや事前期待による満足度、そして後述する進行面にもいい影響を出すはずと思われます。
進行については、「スタート9:42。終わったのが17:30。ロングでもショートでも待たされた。後組は日没で回りきれていないかも」「昼食休憩1時間45分、二度と行きたくない」「昼食休憩1時間半でせっかく早くスタートしても意味がない」「初心者にはスピードアップのフォローが欲しい」など、アコーディア系では定着してしまっている評価です。これは、マーケティング的にはもちろん、経営上根本的な手落ちを表していますが、定着してしまっていることは改善するには相当の努力がいると思われます。
夏場でカート乗り入れOKだったようですが、「フェアウェイカート入れましたがアップダウンあり少し怖かった」とのコメントでは、もし事故が起きた場合のきちんとした対処方法(走行可能箇所の検討など)がシミュレーションされているかどうか心配です。
全体的に、コースの出来の割にコストパフォーマンスが低い(星1や2の評価が多い)のが気になります。