【房州カントリークラブ】冬でも暖かい、富沢誠造設計のゴルフ場!(2)

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房州カントリークラブ、知恵の輪サイトの見立て

「アコーディア・ゴルフ(AG)のコースです」

2016年も終わろうとしていますが、この房州カントリークラブのような実態をMBKパートナーズは知っているのでしょうか? 設備メンテナンスを行わず、設備投資も行わず、昔のままのようです。ラ・コスタCCと称していた時代に1度プレーしたことがあります。昔のことで詳細な記憶がありませんが、その当時はクラブハウスのロッカールームなどの女性用施設が小さな設計となっており、最近になって女性ゴルファーが多いためあふれてしまうようです。当時でも古いと感じましたがそのままなのでしょう。


数年前、十里木カントリークラブ(AG)のクラブハウスのベランダ手すりが錆落ちて、外壁コンクリートに爆裂が起きていていることを写真とともにAGに指摘しましたが、お客様が食事をする部屋のベランダですので、補修をしておかないセンスは異常でした。また十里木のような寒冷地のコンクリートの痛みは、防水しないと倍のスピードで進んでしまい、建物の寿命が来てしまいます。メンテナンスの常識はずれも警告しておきました。

このように、アコーディア・ゴルフが極端な「ケチり」で利益を出し配当してしまっていることは、これから必要とする設備投資額が「借金」と同じ意味合いになります。現在の決算数字には反映されていませんので、このような表面化しないアコーディア・ゴルフの実質的決算内容をMBKパートナーズは気が付いているでしょうか? また、田代社長も全国の実態を実感できているのでしょうか?

予約サイトの口コミ評価から見えるもの

総合評価がGDO3.6、楽天GORA3.8とまずまずに見えるのですが、その他の項目で「値段が手ごろ4.3」「コストパフォーマンス4.1」だけが飛びぬけてよくなっています。「設備が充実している2.8(GDO)」「設備が充実3.0(楽天GORA)」と、「どうすればゴルフ場運営でこの低い評価を取れるのか?」と考えてしまうほどの評価です。

スロープレーについてのマーシャルの口の利き方に苦情があります。スロープレーはプレーヤーの責任ですが、マーシャルによる注意は最後の策で、それも「礼儀をわきまえた対応」をしなければなりません。研究をすべきです。


管理状態は「最悪」。「無管理」と言われる状態です。数年前、アコーディア・ゴルフのゴルフ場管理部門の責任者に面と向かって話したことがあります。「フェアウエイのウェッジショットでターフが取れずにはじき返されたので、びっくりして見ると芝の根が見えていて滑っていた。目土が足りないのでは?」と尋ねたのですが「そんなことはない・!」と全く突っぱねていました。

ここまでくると客商売として「非常識」としか言えませんが、彼らは特にあくどい人たちではなく、単純にマネーゲームが会社経営であると勘違いした人たちで、お客様が来てくださるから利益を出せるのであり、マネーゲームも成り立つのであると知るべきでしょう。これからMBKパートナーズに期待しますが、田代社長と発表した、これほど方向性の違う施策を、これからこなしていけるのか心配になるほどです。

プレーフィーを下げるしか商品価値を作り出せない現状ですので、田代社長の言葉通りに早く設備更新を進めて、管理技術も勉強しなおして、一刻も早く常識的な商売にしてください。

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