画像出典:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/special/photo.html
市街地走行に入りすぐに気が付くのが、「全く遊びがない」クイックなハンドルです。突き上げ感があるサスペンション・セッティングは、一昔前のBMWのようで、曲がりくねった狭い道を走る中でも、ロールの少ないフラット感のあるハンドリングです。減速してもノーズダイブが少なく、広い道に出て80kmほどに加速すると・・・・・
引用:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/special/photo.html
☚【新型スバル・インプレッサ試乗記(1)】別次元の挙動[1]
車のスタイリング
(3)ウェッジシェイブ
ウェッジシェイプはレーシングカーから出来上がってきたスタイルで、走行する車としては理にかなったシルエットです。ウェッジにすることで空気抵抗を減らすだけでなく、ダウンフォースを得て車を押さえつけて安定させます。これはF1などでも基本は同じで、大変有効なスタイリングです。
歴史は古くカナダ・アメリカ・チャレンジカップ当たりのレーシングカーが発生でありましょうか? 日本では初代スカイラインGT-Rのエンジンとなった日産R380、381、トヨタ7あたりが発生でありましょう。「車は早く走るもの」とした概念が定着した時代、早く走るのが馬車でない車の象徴性能と認識されていた時代です。
現在の代表格は新型プリウスです。分りやすいスタイリングでもあります。
出典:http://toyota.jp/prius/
余談ですが、「ウィングカー」と呼ばれた車がありました。ウェッジシェイプから派生し、飛行機の翼の断面を逆にして、ダウンフォースをさらに得ようとした試みでした。これは成功してレーシングカーのスピードをさらに上げることに成功しました。しかし、ルマン24時間レースで、圧倒的スピードを見せていたベンツのウィングカーが、本当に翼のように舞い上がってしまい(以下YouTube動画)、コースアウトしたことから、弾んだ時に制御できない逆の力が発生することが分かり、消えていきました。
↓↓↓【衝撃映像】ル・マンの車が飛ぶ瞬間~YouTube動画より
(4)コークボトルライン
これが一番デザインとして作られたスタイリングではないでしょうか? フォードのムスタングから始まり、日本では初代セリカなど多くの車種に取り入れられてきました。現在の代表格は、マツダ各車種です。
このデザインの基本は「コーラのボトル」のシルエットを横にしたものです。
つまりコーラのボトルは女性のシルエットです。それがデザインとしても良かったのと、実用的機能としても持ちやすかったので大ヒットとなったのです。
特に空力的に優れていることはなく、デザインとしてマツダのイメージする「躍動感」などにも通じていて、定番となったのでしょう。【新型スバル・インプレッサ試乗記(3)】別次元の挙動[3]➡
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