【新型マツダ・CX-5に乗る(3)】試乗車なし!GVCを試乗する[3]

マツダ

自動車メーカーは新型を発売するときには予約を受け付けています。このときには試乗車は用意されていないことが多く、カタログ販売となります。そこで雑誌・サイトの試乗記を参考にしたりするのですが、モータージャーナリストは欠点を書かずに「ゴマスリ記事」ばかり。そこで一般顧客が出来る防衛策を考えます。

画像出典:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/design/?link_id=sbnv



マツダ・CX-3の時、早々に欠点を改善する動きが出ていましたので、マツダ・CX-5も確認する方法を考えていきます。それも他人の基準でなく、自分独自の基準で見る方法を見つけましょう。

☚【新型マツダ・CX-5に乗る(2)】試乗車なし!GVCを試乗する[2]

【新型マツダ・CX-5に乗る(1)】試乗車なし!GVCを試乗する[1]

市街地走行

マツダ・CX5の試乗車がなかったので、CX-3の市場を書いてます。

マツダ・CX-3はSUVスタイルについて。通常、SUVの最低地上高が21cmほど、対してセダン・ワゴンは16cm程度です。CX-3はというと、最低地上高が16cm。SUVと言っても、街中走行が主体である実用車です。想定ユーザーから考えると、「買い物車」と理解しても良いくらいです。その仕様からはラフロード走行をほとんど想定していないと解釈できます。

出典:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/feature/design/?link_id=sbnv

マツダ・CX-3に試乗し、道路に出てすぐ気づくのは、アクセル開度に比較してエンジン回転が上がらないことです。注意しないと、信号から発進した前に車において行かれてしまいます。慌てて踏み増しするのですが、今度は回転が上がり過ぎて戻さねばならなくなります。慣れでしょうが、アクセルペダル開度初期の時、実際のアクセルの開度があまりにも少なすぎます。

なぜこのようなセッティングにしているのか?と尋ねたところ、「市街地低速走行時、発進・停止を繰り返しているとき、アクセルを敏感にしてあると踏み過ぎてしまう人がいると抗議の声があり、このようになった」とのことでした。これでは信号発進で出遅れて後続の車に迷惑掛ける人の運転を基準にし過ぎると感じました。

今はフライ・バイ・ワイヤーなんだから「調整が出来るのか?」と尋ねると「できません」とのことでした。でも、実際はある程度は調整が効くはずですので、ディーラー整備で簡単に調整が効くようにしないと、感覚の違う客層はCX-3を買わないでしょう。想定の客層を絞り込み過ぎでしょう。

 

ATはアクセルでシフトする

私の運転では、通常信号からの発進でもたつくと後続の車に迷惑をかけるので、ある程度の加速力で発進します。ましてや、前の車に遅れることは確実に渋滞の原因となるので、速やかに加速します。しばらくして定速走行になり始めるときには、むしろ微妙にアクセルを戻してシフトアップさせて、燃費を良くします・・・【新型マツダ・CX-5に乗る(4)】試乗車なし!GVCを試乗する[4]

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