【松山英樹と石川遼のドライバー(1)】グラファイトデザインのツアーAD TP-6X[1]

ゴルフギア(道具・用品)

アイキャッチ出典:http://callawaygolf.jp/mens-clubs/drivers/2016_xr_pro_dr.html

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出典:http://tourad.gd-inc.co.jp/add_item/tour-ad-tp/

松山英樹プロの使用ドライバーについては、松山英樹、注目のドライバー(1)】キャロウエイ・グレートビッグバーサの記事でもお伝えしましたが、その松山英樹プロと石川遼プロが組んでワールドカップに出場しています。二人のギアを見てみましょう。

2017全英オープンで活躍したドライバーとシャフトは? 松山英樹選手が使用したドライバーは?




石川遼プロの苦闘

何といっても、腰を故障している石川プロのギアに現れた苦闘の痕が、痛々しく感じます。昨年12月に「ゴルフ日本シリーズ」に出場していたときのシャフトは90g台でした。これはプロと言えども、かなり重いセッティングでクラブ総重量では340gを超えていたことでしょう。

皆さんも知っての通り、振り切れるだけ重くしておくほうがスイングが安定すると言われてきました。

なので、腰を悪くした石川遼プロを見ていると、グラファイトデザインの「ツアーAD DI-7X」70g台に変えて、腰への負担を軽減しようとする試みが見えます。この軽量化が功を奏したのか、国内復帰2戦目で優勝することになりました。

シャフト種類硬さ 重量(g) 調子 トルク バット径(mm)
グラファイトデザイン ツアーAD DI-7(X) 75 3.1 15.30

 

また、つあーADのTPシャフトは「ツアーAD TP-6X」60g台と私でも打てそうな仕様になってきています。TPシリーズはハードスペックのPTと間違われそうですが、「DIより弾きを少々良くしたモデル」と説明されています。

シャフト種類硬さ 重量(g) 調子 トルク バット径(mm)
グラファイトデザイン ツアーAD TP-6(X) 67 3.2 15.25

 

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松山英樹がご愛用のシャフト「ツアーAD DI」はご存知のことと思いますが、先端の弾きを抑え、プロが最も恐れる左へのミスを抑えている、ヘッドスピードのある人向けのシャフトです。

 

シャフト仕様の基本

ゴルフクラブのシャフトを選ぶときには、少なくとも全長を3つに分けて、「先端」と「中」と「手元」の調子の特性で自分に合わせる必要があります。

もちろん「全体の硬さ・トルク・重量」などを合わせた上で、スイングとの相性を見ておく必要があります。これを合わせてないでスイングをいじってしまうと、プレーが不調に陥ることになります。また、自分の身体やスイングに合っていないため、体への負担が大きく、故障、けがの原因となります。

石川遼プロは、他のプロゴルファーの技をよく勉強して取り入れていく才能にたけています。

しかし、それは4スタンス理論ゴルフで説明されているA1・A2・B1・B2の4つのタイプの自分とは違うタイプの人のスイングを単純にまねることになるので、故障の原因となりえるのです。プロは異なるタイプの選手の技でも、膨大な練習量で自分のものとしようとしますので、かえって危険なのです。極度の腰痛など身体を壊してしまったプロを私は知っています。

【「あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)」の理論組み立て】~(30)2016/11/24現在をご覧ください。

 

グラファイトデザインのツアーAD TP-6X

シャフトを大雑把に3つの部分に分けて捉えると、「グリップ側が硬く、先端側が軟らかい」と、スイング中、先が走りヘッドが返ってヘッドスピードが出て・・・・➡【松山英樹と石川遼のドライバー(2)】ツアーAD TP-6X[2]

 

※2017年になって、石川選手はキャロウェイの「禁断のドライバー」使い始めています。【石川遼が飛距離を伸ばす?!】キャロウェイの禁断のドライバー、ついに登場!【動画あり】

 

↓↓↓2017年4月バレロテキサスオープンの石川遼選手! 果敢にツアーAD TPシャフトのドライバーで攻めてます!