写真出典:http://www.yonex.co.jp/golf/clubs/n1-cb-forged-iron.html
先にお伝えしたように池田勇太プロの使用するドライバー(プロギア・RSドライバーF)が、R&Aから反発係数に違反があるとされて発売禁止となっています。継続使用に関してどのような判断になるのかが心配されています。
☚池田勇太・カシオワールド2日目 強し・!プロギアのドライバー使用も心配…
使用禁止のドライバー、今週はOK・!
競技で使用するにはR&Aの「適合ドライバーヘッドリスト」に掲載されているものに限られます。違反した場合は競技失格です。しかし、現在プロギアのドライバーはリストに掲載されており、リスト更新は毎週月曜日となっており、池田勇太選手が今週の競技で使用することに問題はありません。
↓↓↓2016カシオワールドオープン3日目の池田勇太選手のスイング
池田勇太が初の賞金王へトップを快走 https://t.co/BtIoMElgmg #GDOニュース #ゴルフ
— GDO編集部 (@GDO_news) 2016年11月26日
今週、谷原選手が追い上げ、池田選手が万が一、順位を落とすと来週の競技で本年度の賞金王が決まることになり、ドライバーを変えなければならない事態になると、池田選手には大変不利になることになります。
プロギアとしてはR&Aと協議しているとのことで、なんで見解の相違が出てしまったのかが、知りたいところです。
池田勇太プロのアイアン
池田勇太プロは、ヨネックス・N1-CBフォージド・アイアンを使用しているようです。
↓↓↓メーカーカスタムで、シャフト、グリップを選択できるだけでなく、ロフト角、ライ角調整まで可能で、自分に合ったクラブを作れます。
写真出典:http://www.yonex.co.jp/golf/clubs/n1-cb-forged-iron.html
これはいわゆる「ポケットキャビティ」と言われるもので、低重心・深重心でミスショットに強く、上がりやすいことから、素人向けと言われる部類です。
プロがわざわざマッスルバックのような難しいクラブを選択してきたのには、「操作性」と言っている微妙なスイングでの調整を出来ることが必要と考えられてきたからです。しかし、プロと言えどもミスショットに強いクラブは魅力であり、アメリカのツアープロではキャビティーは常識になっていました。
池田勇太プロの選択も「易しさ」を優先しているようで、4スタンス理論ゴルフのB2タイプに属するスイングで、ためのきついスイングに見える池田勇太プロが、この選択をしているのは重心距離からいってどのような狙いなのかが気になります。
重心距離のデータがカタログにありませんが、「セミラージヘッド」と言われるもので35mmには収まっていないでしょう。池田勇太プロもリリースポイントを早めにしているのかもしれません。安定性を求めるには良い選択ですが、操作性はかなりマッスルバックとは違ってきます。調整は出来ているようで切れのあるアイアンショットを見せています。
素人の我々には、参考になるセッティングです。