【米原ゴルフ倶楽部】スペイン風のクラブハウスがすごくて人気のゴルフ場!(2)

ゴルフ場評価

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米原ゴルフ倶楽部、知恵の輪サイトの見立て

詰め込み過ぎの分析

米原ゴルフ俱楽部の口コミにある「マイホール待たされた」など渋滞が起きている様子が、このコースに限らずよくあります。アコーディア・ゴルフ(AG)があまりにも詰め込み過ぎをやり過ぎて話題となったためか、スロープレーによる渋滞や、休日の渋滞なども、同じように「詰め込み過ぎ」と言っているようです。

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「詰め込み過ぎ」なのか否かが分るのは「昼休み」の長さです概ね「1時間」を超えるとスロープレーか詰め込み過ぎかとなります。両方の時もあります。昼休みが「1時間半以上」の時はだいたい詰め込み過ぎで、スロープレーがあっても吸収する時間的余裕がないのです。45組ぐらいで18ホールであると満杯で、少しでもスロープレーがあると昼休みが長引きます。

仮にハーフ2時間10分で回っているとすると、昼食時間は実質的に40分取れます。つまり、3時間で7分間隔であると50組が入れる計算になります。こんなことはありえませんね。ハーフ2時間10分は出来る相談ではないのです。

バブル経済のはるか昔から、休日はスタートが30分以上遅れて3時間ペースでした。各ホールごとに待たされて疲れるのが常で、騒ぐほどのことでもありません。AG、PGMの登場以降、2時間20分目標となり、次第に2時間10分などと言い出したのです。その割に、最近は100を切れない4人組のラウンドですので、2時間30分でも無理でしょう。私たちもシニアになり、女性もラウンドする人が増え、ますます時間がかかるようになっています。

『100を切れない人は練習ラウンドと思って、遅れそうになったらボールを拾って先を急ぐこと』です。

特に林などに打ち込んだ場合、崖下や隣のホールに打ち込んだ場合などは、危険もありますのでボールを捨てて、皆さんのペースに合わせたところからドロップして打っていくのです。そして余裕のある時は練習に励むことです。

これを守れば、50組入っても待たされることはありません。2時間半ぐらいのペースでしょう。

さて、そこでゴルフ場側の問題は「すべてのプレーヤーに、この方式をとってもらう手立て」です。大変なことですが、これが「詰め込み過ぎ対策」です。どうぞ待ち行列など数学的アプローチをしてみてください。

「サルでもわかる待ち行列」

まず,なぜ「待ち行列」なるものを考えないといけないのか,そもそもどうしてそんな理論が必要なのか,という動機を理解することからはじめます.

引用:http://objectclub.jp/technicaldoc/monkey/s_wait

私がレッスンプロと2人で朝一番にスタートしたとき、急いではいないのですが、やはりリズムが良くて、正確にプレーしても1時間15分でラウンドできました。そのときのスコアはハーフ38で、私としては最高です。午後は待たされ待たされで48だったと思います。リズムが良いとスコアも良くなるのがわかります。

「世の中の95%の事柄は、簡単な四則演算」で、こと済む(分析できる)のです。

実感としては日常では99%ぐらいに感じます。

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ゴルフ場の品質のバラつきについて

米原ゴルフ俱楽部でも接客などバラつきが出ているのですが、接客のベストコースとなった「千葉夷隅ゴルフクラブ」と同じ経営でも、かなりやり方が違っています。これはどうしたことでしょうか? コース側も同じやり方のほうがたやすいはずですが、統一することは出来ていないようです。

不思議なことですが、太平洋クラブでも各コースのやり方はコースそれぞれで、本部が統一したノウハウの蓄積を狙っている風もありませんでした。この辺から考えると「千葉夷隅ゴルフクラブ」の受賞が意味するものをよく考える必要があります。アコーディア・ゴルフでもPGMでも、このあたりは問題です。管理技術です。

米原ゴルフ倶楽部は、設計も良し、メンテナンスもまずまず、全てがまずまずのところですが、それ以上にはなれません。これ以上は組織運用を見直さないと進歩は難しいでしょう。

「バラつきを抑える方策」を考え続けることがコツです。人事からすべて見直すことになるので大変でしょう。

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