【置き去りにされた人々(1)】トランプ現象の真実[1]

トランプ・アメリカ大統領

アメリカでトランプ次期大統領が誕生しました。イタリアで現体制批判を行う政党が指示を伸ばしています。オーストリアでもグローバル化に反対する人々が増えています。フランスでは次期大統領は極右政党になるのではと見られています。EUが崩壊の危機に直面するのでしょうか? 中国は共産党一党独裁でありながら、極端な富の格差を生み出しながらグローバル経済を推し進め、世界を制する計画を進めています。日本はグローバル化を進める自民党右派が強力な安倍内閣を組織しています。

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極右・衆愚政治が進んでいるのか?

トランプ次期大統領を生んだアメリカ大統領選挙では、アメリカの主要メディアは、こぞってトランプ批判を繰り返していました。トランプ氏の選挙期間中に示した主張は「衆愚政治」と言えるのでしょうか?

彼はこれまでの人生で行ってきたことを見ていると、とても「反体制」「衆愚」とは感じられません。むしろ大富豪で「金持ち特権階級」を謳歌してきた人物であり、「極右」でもなく「極左」でもありません。

ヨーロッパの流れを見ても「極右」と区分するには穏健すぎる「反体制運動」であったり「左翼」と言える共産主義に近い動きがあったり、現在のマスメディアの論調はマッチしているとは考えられません。

トランプ氏が「アスペルガー症候群」の疑いが濃く、ロシアのプーチン大統領はアメリカ国防総省が研究結果(AFP http://www.afpbb.com/articles/-/3038909)を発表しています。この2人は気が合うようですし、アスペルガー症候群の人々は「大義」と言った概念を理解することは、大変苦手のようです。

しかし、国家の首脳が個人的信念で動くこと自体、問題であり大変危険なことです。多くの首脳は「大義」や「人権」などの人類が長い歴史の中で、多くの犠牲を払いながら獲得、蓄積してきた「知恵」の重大さ、重さを認識して言動しているのが分ります。また、反体制の姿勢であっても「非常に良識ある」言動のリーダーもいます。

これは既成のマスメディアが理解できない様子で、戸惑っているとも受け取れます。つまり単純に「極右」でもなく「衆愚政治」でもないと感じます。では、何が起こっているのか・?

1%の人が50%富のを所有する

ウォルマートCEOの報酬は20億円ほどであるようです。日産自動車のカルロス・ゴーン社長は10億円余りと発表されています。ウォルマートの社員の平均年収は200万円余り・・・

【置き去りにされた人々(2)】トランプ現象の真実[2]➡

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