【置き去りにされた人々(3)】トランプ現象の真実[3]

トランプ・アメリカ大統領

アメリカでトランプ次期大統領が誕生しました。イタリアで現体制批判を行う政党が指示を伸ばしています。オーストリアでもグローバル化に反対する人々が増えています。フランスでは次期大統領は極右政党になるのではと見られています。EUが崩壊の危機に直面するのでしょうか? 中国は共産党一党独裁でありながら、極端な富の格差を生み出しながらグローバル経済を推し進め、世界を制する計画を進めています。日本はグローバル化を進める自民党右派が強力な安倍内閣を組織しています。

☚【置き去りにされた人々(2)】トランプ現象の真実[2]

資本主義

資本主義では市場主義経済を当然としていますが、それはこの段階では論じないこととしておきます。問題としなければならないのは「グローバル化」を必要としている理由です。TPPなどを推進しなければならない理由ですが、経済活動がある程度盛んになっている先進国では低成長が当然とされています。それは国内市場では、あるレベルまで達すると、工業製品を筆頭に市場に普及してしまい、それ以上の拡大は「技術革新」次第となって、成長スピードが落ちます。成長が止まると「失業者が増える」か、「一人当たり収入が下がります」。先進国ではこれが当たり前となり、低成長を続けようと必死です。

これはなぜなのでしょうか。成長が止まっても、市場で回転している資金が同じであれば、失業も減収も起こらないはずです。たとえ「技術革新」が止まっても、旧態依然とした製品・サービスが繰り返されている状態でも、安定していられるはずです。しかし、実際には破たんをきたすのはなぜなのか?

北朝鮮のように国民が餓死している状態でも、支配層はぜいたくな暮らしを続けています。これを見れば、一部に利益が集中すると、多くの人が困窮するのが分かります。韓国でも「財閥」と言われる超富裕層が贅沢をして、多くの庶民が苦労していますが、富が偏ることが多くの弊害を生むことが分かります。

アメリカの1%の富裕層の資金がファンドとして世界を駆け巡り、さらに富を得ています。

格差社会は資本主義がもたらす弊害?

村上ファンドのように、とても働いているとは思われない、短期間株式を所有しているだけで、数百億円の利益を得ました・・・・

【置き去りにされた人々(4)】トランプ現象の真実[4]➡

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【トランプ次期アメリカ大統領(1)】政治は八方美人[1]
【トランプ次期アメリカ大統領(4)】日本の安保[1]
【トランプ次期アメリカ大統領(9)】アスペルガー症候群[1]
星占い、ならぬトランプ占い?
トランプ次期大統領と安倍首相、初会談終わる。
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【トランプ次期アメリカ大統領(14)】会議が苦手[1]
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