【習志野カントリークラブ空港コース】都心から1時間半で行ける安いゴルフ場!(2)

アコーディア・ゴルフ

習志野カントリークラブ空港Cは、1976(昭和51)年に開場されました。名門「習志野カントリークラブ キング・クイーンコース」の姉妹コースでもありました。現在の経営は、(株)アコーディアです。丘陵コースの18ホールです。ゆるやかなアップダウンがあり、フェアウェイの幅も…安いから仕方なくプレーするコースのイメージですが、「安くて良いもの」が世界で日本の品質をトップクラスにしているのです。もっと努力が欲しいところです。



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習志野カントリークラブ空港コース、知恵の輪サイトの見立て

このコースの狙い、コンセプト

アコーディア・ゴルフは、セルフプレーでコストを掛けずに気軽にプレーできるゴルフ場を目指していることは聞いていました。しかし、かなり管理技術を理解出来ていないようで、「コストダウン=ケチる」との素人丸出しの管理技術に対する認識が続いているようです。

狙いは、ゴルフ市場全体での「ゴルファーの掘り起し」にも有効なコンセプトですので、大切に育てなければなりません。経営者の管理技術に関する不勉強は、どこまで根深いのかと愕然とする実態です。

ゴルフ場の刑事責任を考える

口コミには、「カートのシートにカビが生えている・・」とコメントがありますが、以前アコーディア・ゴルフにカートのシートカバーが擦り切れている写真を掲載して反省を促したことがあります。しかし、ある社員から「細かいことをつついてケチをつけるやつ」とののしりの言葉が返ってきたことがありました。情けないことですが、管理技術を勉強したこともないのでしょう。それは、以前「東京ディズニーランドは掃除から始めた」ことを取り上げて説明したあとでした。残念なことですが、管理の良さでは群を抜く東京ディズニーランドでも問題を起こしています。

 

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しかしアコーディアゴルフは、カビの生えたシートにお客様に座らせている状態から、カートの安全面まで疑わねばならない管理技術の稚拙さです。これもプレーしたアコーディア・ゴルフのあるコースで「ケツが痛くなるほど穴ぼこだらけのカート道路」に出会ったことがあるのですが、この危険性を認識できてはいませんでした。カートはサスペンションがありません。その衝撃を吸収できるのはタイヤだけです。穴の開いた舗装の角は、かなり鋭いものです。タイヤで衝撃を受け止めきれていないのは明白でした。衝撃を幾度も繰り返して、足回りが壊れたりして事故に至った場合、刑事告訴されても仕方のない状態です。責任者は知らない人でもないので警告したのですが、トップまで業務上過失致死傷の問題を勉強していないのです。労災事故の対策も的を得たものではありませんでした。事故が人の人生や家族の生活を奪ってしまうものであるとの認識がないのは驚きです。

もっと真剣に取り組まないか・・!!

カビの生えたシートを放置している中で、カート事故が起きたとき、道路の穴やカートが壊れたのが原因である場合は、重大な責任を負うことになってしまいます。支配人、カートのメンテナンス責任者、キャディーマスターなどは、その責任を負わなければなりませんので、整備で最低限必要なことまで省くように指示されていたのなら、意見を言う必要があります。さもないと責任を一身に受けることになります。

また、こうして幾度も私が指摘していますので、アコーディア・ゴルフの社員は気付かなかったと言って逃れることはできないのです。すぐにでも危険を防止するメンテナンスについて、担当者は上司の命令に逆らってでも安全を確保するように整備すべきです。メーカーとよく相談して基準を明確にして整備基準を書面にしておくことです。そして整備手帳を作り、チェックをして責任者のサインを残しておくのです。車の整備手帳です。

子供ではないので社会には責任の基準があります。社会常識に従って、お客様だけでなく社員の身も守らなければなりません。組合も危険については、すぐにでも関与するべきです。また上司と整備基準について、衝突した場合は組合が中に入るべきで、組合幹部も整備技術・管理技術・刑事責任などの基礎知識を点けておくことが必要です。誤った判断をすると責任をかぶることになりますので、しっかりするのですよ!

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足元を固めてコストダウン

口コミにあるようなグリーンの凸凹はメンテナンスの手抜きですが、何とか考えることが必要です。目土、ローラー掛け、芝刈りなど、どのようにしたら良いコンディションを保てて、かつ手間がかからなくて済むのか、関係者で知恵を出しながら作り上げていく姿勢が必要です。これを浸透させるには「トップの確固たる信念」と社員のやる気を出させる組織運用などの施策が取られなければできません。総合力であり、当たり前ですが、金融技術だけで出来るものではないのです。

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