【豊洲・百条委員会】人民の海[1]

日記

「人民の海」とは何か? ゲリラが民衆の中に隠れて反体制運動を行う姿を表現しています。いま語られる「テロリスト」が民衆の中に潜み、いつどこに現れるのかもしれない姿です。「テロリストが民衆の中に潜む」を誤解されてしまうかもしれませんね。現在の日本の世相では「テロ」は「暴力犯罪者」との認識ですが、「独裁体制に対する暴力革命」の場合もあります。

「独裁」は北朝鮮のように個人によるだけではなく「官僚支配」や現在の韓国や戦前の日本のような「財閥(グローバル企業)支配」など金での支配もあるので注意が必要です。自分が支配されている事すら気付かないのが現代の日本国民です。これも戦前の「教育勅語」のような教育の支配による独裁の可能性もあるのです。

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レジスタンスorテロリスト

最近では中東諸国に起きた「アラブの春」のように、民主化の動きが暴力で起きる場合もあるのです。

ベトナム戦争では「べトコン」(南ベトナム解放戦線)か、農民かを区別するのは大変難しいことでした。昼間は農民として働き、夜になると隠していた武器を取って戦闘に望むゲリラ戦が繰り返されました。まさに「人民の海」に潜むゲリラです。アメリカ・南ベトナム政府にとってはテロリストでした。


我々が聞くニュースは「現政権」「現体制」側からの情報であり、独裁政権に苦しむ民衆がレジスタンス「抵抗運動」を行っているのかは、人民にどれだけ支持されているのか、つまり「人民の海」に潜んでいるいる状態であるのかで見分けることが出来ます。

日本の学生運動が激しかったころ、支持する若者も少なくありませんでしたが、大多数の国民は暴力革命に賛成ではありませんでした。それは次第に体制側、つまり政権の機動隊に鎮圧されて追い詰められていきました。そして連合赤軍のあさま山荘事件などを起こし、体制が変わることはありませんでした。つまり暴力革命が人民の海に潜むことは出来ず、レジスタンスがテロリストと体制側に位置づけられて、それを人民、つまり国民が支持して暴力革命は挫折したのです。

つまりは「人民の海」に潜むことが出来るのかが、「レジスタンス」なのか「テロリスト」なのかを分けます。体制側が発表する「テロリスト」との見方をうのみにしてはならず、自分で正確に判断する必要があります。

高度経済成長

日本では共産主義を目指す暴力革命は失敗に終わりました。それはなぜなのか?ですが、一番大きいのが経済成長が急激に進んでいたことでした。生活が良くなる中で・・・・

【豊洲・百条委員会】人民の海[2]➡

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