【豊洲移転問題で百条委員会始まる】小池支持派は何を狙う[3]

日記

全国の築地市場と同じような市場で飲み水に使用しない限り地下水を検査しているところはない。豊洲市場で飲み水基準の環境基準を適応するとしたのは、石原慎太郎元東京都知事だ。築地市場では地下水検査はしていない。「コンクリートで覆われているので安全」としたのは小池都知事です。ならば豊洲市場でも「安全である」と言うことだ。本当のところは「政争として石原慎太郎をやり玉に挙げて、政治力を増そう」とする小池知事の思惑であろう。

➡【豊洲移転問題で百条委員会始まる】小池支持派は何を狙う[2]

➡【豊洲移転問題で百条委員会始まる】小池支持派は何を狙う[1]


購入交渉のムリ

東京ガスが自主開発する予定でいたところ「市場用地」として買いたいと東京都が言ってきたとき、「土壌汚染があって無理です」と断っても「それでも買いたい」としたのですから、当然に土壌汚染については東京都の問題となるのが正常でしょう。瑕疵担保責任も土壌汚染の問題で生じるわけがなく、交渉は値段の問題もあったのでしょう。つまり自主開発をすればもっと有利であった可能性が高く、東京都は相場で買う必要があったはずで、豊洲に移転すること自体が困難であったはずです。


その交渉に「強引な手法」や「政治的圧力」などの強権や、一方で「規制値以上の汚染対策は東京都で行う」とする東京ガスとしては当然の条件を東京都は認める必要があったはずです。高い濃度の汚染が発見されたことに対する処置としても、東京ガス側78億円東京都780億円の負担割合は当然でありましょう。すると何が問題なのか?

「結果、高い買い物」とする意見が住民訴訟になっているのですが、石原慎太郎元東京都知事個人の賠償責任があるとする立場に都が変更すること自体に、何やらきな臭い匂いがしてきます。小池都知事が石原慎太郎元東京都知事を個人として追い込めるための無理な変更であるとも見えます。

豊洲買収値段は高いのか?

「安全」が確保された豊洲市場予定地と小池東京都知事も都議会で言及してしまった現在、「安心」は東京都の責任で都民や国民にアピールして確保する義務があり、それが仕事です。しかし、「安心」を揺るがした本人は小池東京都知事です。つまり「安全」であるのに移転しない責任は小池都知事にあることになります。

そこで、どうしても豊洲地下水汚染のデータは最悪であることが必要で、サンプル取水方法が変更された理由の裏は、小池支持派の工作であったのかなどを調査するべき時が来るかもしれません。今回の検査結果で何としても最悪のデータがほしいのは小池支持派でしょう。

しかし、これから最悪のデータが出ても「安全」なのです。豊洲移転の問題点は「いったい何なのか?」【豊洲移転問題で百条委員会始まる】小池支持派は何を狙う[4]➡

➡【豊洲移転白紙撤回が小池都知事の目的?(1)】結論ありきの情報操作?
➡【豊洲市場問題「私怨?」(1)】石原慎太郎×小池百合子
➡【豊洲市場問題、議会参考人招致(1)】石原慎太郎「喜んで応じる」
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