【豊洲移転問題で百条委員会始まる】小池支持派は何を狙う[2]

日記

全国の築地市場と同じような市場で飲み水に使用しない限り地下水を検査しているところはない。豊洲市場で飲み水基準の環境基準を適応するとしたのは、石原慎太郎元東京都知事だ。築地市場では地下水検査はしていない。「コンクリートで覆われているので安全」としたのは小池都知事です。ならば豊洲市場でも「安全である」と言うことだ。本当のところは「政争として石原慎太郎をやり玉に挙げて、政治力を増そう」とする小池知事の思惑であろう。

➡【豊洲移転問題で百条委員会始まる】小池支持派は何を狙う[1]


豊洲移転は石原元東京都知事の英断

数十年に渡る築地市場問題は、当初築地の改装で始まりましたが、営業しながらの改装では時間と費用がかかり過ぎるとの判断で、移転へと移っていきました。移転地探しが行われて豊洲が有力な候補地になったのは、至極自然な選択理由です。多くの関係者が議論を重ね、石原慎太郎が都知事になったころには、東京都としての決定はまだであっても、関係者の判断として豊洲が最有力となっていたことは間違いのないことです。


唯一の欠点は「土壌汚染」でした。東京ガスは独自の開発計画を持ち、東京都には売りたがりませんでした。しかも「築地市場の移転」と聞いて「汚染がひどく、それでも市場用地として東京都は買う気であるのか?」と問いかけていました。

瑕疵担保責任は存在しない

東京ガスは「土壌汚染を東京都に告げていた」ので瑕疵担保責任は存在しないのです。つまり汚染を知って買ったのであれば、当然に汚染除去は買った東京都の責任であり、東京ガスに責任を求めることもできないのが基本です。

東京ガスは「飲み水基準」の環境対策基準で汚染対策を請け負ったのではなく、環境法、条例基準の汚染対策は行うとしていたのです。これは飲み水基準とした石原都政では自分で対策することを前提として、売買契約をしたことになります。それほど汚染対策に自信があったことと、豊洲が築地市場移転に的確な条件であったことです。

豊洲移転が問題視されたころは、「東京ガスが売りたくて裏工作をしたのか」とも思いましたが、売りたくなかったのですから、むしろ東京都側が東京ガスに何らかの工作をしたものと考えられます。それが何であったのか?

購入交渉のムリ

東京ガスが自主開発する予定でいたところ「市場用地」として買いたいと東京都が行ってきたとき、「土壌汚染があって無理です」と断っても「それでも買いたい」としたのですから

【豊洲移転問題で百条委員会始まる】小池支持派は何を狙う[3]➡

➡【豊洲移転白紙撤回が小池都知事の目的?(1)】結論ありきの情報操作?
➡【豊洲市場問題「私怨?」(1)】石原慎太郎×小池百合子
➡【豊洲市場問題、議会参考人招致(1)】石原慎太郎「喜んで応じる」
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