2017年全米オープン3日目が終了! 松山英樹選手はというと、通算6アンダーの14位タイに後退で残念…。その他日本勢の結果は、小平智選手が通算1アンダーの35位、宮里優作選手は通算2オーバーの51位でした。
3日目、前半の松山英樹選手はキレがイマイチ?
今日の松山選手で気になるのは、アイアンショットもアプローチショットも、少し右にそれる軌道であることです。
↓↓↓松山選手の昨年のスイング? 3日目のアドレスでは、だらんと垂直に下げられた腕が定位置のはずが、少し体側に近づきすぎているのが気になる…。そのせいで右にそれる? それとも、起き上がるのが速すぎる?
前半は2バーディでした。4番ホールはバンカーに入れるも、危なげないバンカーショットでベタピンに寄せ、パーをとっています。
ドライバーショットはフェアウェイキープしていましたが、アイアンのショットは昨日より切れがイマイチない感じで、アプローチショットも昨日ほどではない気がしました。
3日目、後半の松山英樹選手は?
前半は、普通に切り抜けたかと思わせましたが、後半最初の10番ホールが問題でした。
セカンドショットはピン奥にグリーンオンしました。しかし、ここからの下りのパットが微妙だったらしく、解説の青木プロによると気を付けたほうが良いとのことでした。その通りに、バーディパットはピン下までいってしまい、反しのパーパットも青木プロの言う通りの逆目の要注意パットだったらしく、外してしまいボギー…!
ここで流れが断ち切れてしまったか??
サービスホールの15番、ワンオンを狙ったティショットはグリーン手前の細長いバンカーにはまってしまいます。スタンスは幅が狭いためとりづらく、しかもかなりの打ち上げ。松山選手でもここはザックリで、グリーンオンはならず…。
17番ホールはティショット、セカンドショットともベストショットともいえるもので、不安はなし!セカンドショットはピン横バーディチャンス。しかし、このバーディパットを外してしまい、またパット不調への不安が…。
10番ホールを機に、悪い流れか?…。
欲につまずいた松山英樹 それでも「あきらめる位置ではない」 #GDO #ゴルフ https://t.co/4pkcRCGwpg
— GDOニュース (@GDO_news) 2017年6月18日
3日目最終の18番ホールパー5。ティショットのボールは、大きく右にそれ、ギャラリーの歩く足元へコロコロと言ったかと思ったら、問題のフェスキューの中へ…。「ギャラリーの足にコンと当たって止まれば…」と丸山プロの解説。そう、確かにそう!! しかし、フェスキューの中にあってラッキーにもボールは見えているようです。それを松山選手は、きれいにフェースに載せてジャストミート!フェアウェイにナイスアウト! バンカー手前からのアプローチ、サードショットも気合が入ってピン横にグリーンオン! 見ているほうも不安が募る2~3mのパットを、松山選手はねじ込んで『バーディ!!!』
松山選手、終わり良ければ総て良し! 明日につなげよう!
3日目上位選手、ケプカはダンロップフェニックスの優勝者
3日目の結果は、上位がかなりの勢いでスコアをのばしており、日々ベストスコアをたたき出す選手が入れ替わります。
本日は、エリンヒルズ・ゴルフコースをアマチュア選手権時代に経験済みの、ジャスティン・トーマスが1イーグル・9バーディ・2ボギーの「63」をマーク。今日だけで9アンダーをたたき出して、18ホールの最小アンダーを記録しています。
3日目の首位は、ブライアン・ハーマンで12アンダーまでいっています。2位につづくのが、トミー・フリートウッドと、去年、日本の「ダンロップフェニックス」で活躍する姿を見せてくれたジャスティン・トーマスとブルックス・ケプカ(優勝)です。
初日・2日目と松山選手と一緒に回ったリッキー・ファウラーも、前半は辛抱のゴルフでしたが、終わってみれば10アンダーで単独5位につけています。
明日最終日! 松山選手も我慢のゴルフで、優勝をもぎ取ってほしいですね!
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