【2018プレーオフ第2戦で4位!】松山英樹のドライバーは、欧州キャロウェイの「XR SPEED」!GBBの後継となるか?

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なかなか上位に食い込むことができなかった松山英樹選手が、プレーオフ第2戦「デルテクノロジーズ選手権」の最終日、猛烈な追い上げで4位となりました! 今年は使用するドライバーがなかなか定まらず、それに伴って成績も芳しくありませんでしたが、今回の挽回でドライバーは定着するでしょうか? そのドライバーは、欧州キャロウェイの「XR SPEED」!!!(アイキャッチ画像引用:キャロウェイ・ヨーロッパ



 

プレーオフ第2戦で使用したのは、「XR SPEED」

松山英樹選手が4位となった、2018年プレーオフ第2戦「デルテクノロジーズ選手権」で使用したドライバーは、欧州キャロウェイの「XR SPEED」でした。

このドライバーは、ブリジストン招待でも使用しているのが確認できています。

今年、松山英樹選手お気に入りのキャロウェイ『GBB(グレードビッグバーサ)』が破損してから、 テーラーメイド『M3 440』、PING(ピン)『G400LSTec』、テーラーメイド『M3 460』とめまぐるしく変わっていましたが、いまいちだったのでしょうか??

ゴルフギアファンとしても記事を書くのに、大変でした( ;∀;)

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欧州キャロウェイ「XR SPEED」とは?

↓↓↓プレーオフ第2戦「デルテクノロジーズ選手権」最終日の松山英樹選手。手に持っているのが、欧州キャロウェイ「XR SPEED」。
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ヨーロッパ特有の事情(販売戦略)

仕事柄、マーケティング的考察もついついしてしまいます。

自動車にも地域限定商品というものがあって、今年出た新型クラウンもそうです。「国内専用車」と言っていますが、日本国内ではクラウンは歴史があり、トヨタのフラッグシップ(かつては?)でもあり、今では短期志向であまり重視されなくなった「お得意様」、つまりコアなファンがいる 車種です。長きにわたってファンでいてくれたお客様をないがしろにするのは、本来商売とは言えないでしょう。だから、地域限定でもいいから、その土地、ロケーションにあった商品というものは残して、お客さんの心をつなぎ留めなければなりません(-“-)。それが、メーカーとしての戦略です。

松山英樹選手の使用した欧州キャロウェイの「XR SPEED」も、そのような背景を持ったゴルフクラブのようです。

欧州キャロウェイの「XR SPEED」は、今年2018年5月だったか発売されました。なぜ、欧州限定のクラブをわざわざ発売したのでしょう? だって、キャロウェイには去年出たEpic(エピック)や今年出たRogue(ローグ)だってあるし、ヒットしてます。

それは、価格設定にあるようです。欧州では、ドライバーの値段が400ポンド以上になると売れないそうです。EpicやRogueもそうだったのかもしれません。それで、キャロウェイはシェアをとれなったのでしょう。売れないことは、メーカーにとって厳しい結果です。

↓↓↓こちらが、人気のキャロウェイ「ローグ」。口コミを見ると、評価がいいようです!

 

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欧州キャロウェイ「XR SPEED」の特徴

それで、新しいテクノロジー(ジェイルブレイク=ヘッド内部の2本の柱)を使ったドライバーではなく、大人気だった「XR16」の後継モデルともいえるクラブで、価格を400ポンドを下回る339ポンドで発売したようです。

↓↓↓こちらが、「XR SPEED」の前モデルと言える「XR16 」。型落ちなので、価格は安いです!カラーリングが多少似ている?? シャフトはUSモデルが入っているようなので、スペック要確認。

 

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だから、デメリットからはっきり言ってしまうと、EpicやRogueに比べて初速は出ないようです。

もちろん、「XR16」からはバージョンアップしています。

・フェースには、Rogueと同じ「X Face VFT」が採用され、軽くて薄くて柔軟性があるらしいです。えーと、テーラーメイドのツイストフェースみたいなものですかね??

・クラウンには、XR16よりも45%軽い「3軸カーボンクラウン」を使用することで重心位置が下がっています。慣性モーメントは上がっています。

・ホーゼルには調節機能があって、8種類のロフトとフェース角を設定でき、他のクラブよりも汎用性が高くなっています。

・ソールデザインは、かつての「スチールヘッド プラス」や「ホークアイ」を彷彿させるもので、懐かしい感じもします。

 

松山英樹選手がなぜ「XR SPEED」を選んだか?

上記説明の通り、EpicやRogueより初速の出ない「XR SPEED」を、なぜ松山英樹選手が選んだのでしょう??

それは、成績を残した「GBB(グレードビッグバーサ)」と同じフィーリングのクラブだったからではないでしょうか? これはあくまで推測ですが…。

新しい技術が使われていなくても、関係ない!! このフィーリングが合ってるんだよね~っというクラブ。そういうのは、アマチュアにもあります。だから、なんといわれても手放せない! そういうクラブがあるのです。私の場合は、キャロウェイのフェアウェイウッド「スチールヘッド」かな?

まあ、いろいろ推測していますが、松山英樹選手が、この欧州キャロウェイの「XR SPEED」をこれからナンバーワンクラブにしていくのかどうか? 目が離せません!(頻繁に変えられると大変なんですけどね…(*_*;)

↓↓↓こちらは、松山英樹プロが愛用していたキャロウェイGBB(グレードビッグバーサ)。

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