【AGユニオンの本気と小池都知事の本気度(1)】

日記

小池都知事の所信表明演説がありましたが、「これは本気」と捉えるべきか、「都議会との衝突を避けたことから、利権と正面からの衝突を避けたのでは?」との疑問もわきます。しかし、その根底で言外に匂わせているのが「刑事事件化も辞さない」との覚悟です。

社会体制の理解

若狭議員と組んでいるのは、「刑事事件化」を前提として、情報を収集している段階と受け止めることが必要です。それは利権ががっちりと確立している「現体制」を壊そうとすれば「暴力革命の必要がある」との認識に立たねばなりません。この基礎知識が理解出来ずに「争い事はイヤ!」と革命もテロも同じに捉える風潮があります。この社会体制についての認識は、SNSで短いやり取りしかしていない人には、受け入れられないのです。

AGユニオンのブログ記事が「長すぎる」と苦情を言った人は、考えを改めなければ、いつまでも「考えられないお人好し」でボーナスを減額されても見過ごしてしまう人々です。社会体制はシステムです。メカニズムである以上、それを理解する必要があれば、SNSのショートメールでは解決しません。日本国憲法から始まる膨大な法律を、司法試験に合格するほど全部理解しても、ごく一部しか理解できていないのです。その証拠に、AGでは顧問弁護士がついていながら、労働者の権利をないがしろにする行為が続いてきました。経営者、管理職、社員のスキャンダルの中には、告発すれば刑事事件化する案件が多数あるはずです。外部の私でも事例を上げられるほどです。

自浄作用が働くのか?

@doncjpが投稿した写真

小池都知事は「まずは自浄作用が都庁内部で働くか否かです」と記者会見で述べています。これは自浄出来なければ次は「外部の人間で調査をすることになる」と言っているのです。それは必要であれば告発することになるのです。

利権が出来上がっており「ボスが決めている」状態であると、それは最終的には「刑事事件化」しなければけりがつきません。刑事事件にならないほど「司法の腐敗が進んでいる」と、あとは「暴力革命」しか方法がないことになります。もちろんこれは、「民衆の支持」を得ている場合は成功します。しかし、民衆が「ゴマスリ」ばかりで体制にすり寄ってばかりであると成功せず、改革派はテロリストとなります。

つまり民衆が「民主主義を理解しているのか?」で決まることになります。SNSは力になりますが、その知識は膨大であり、メカニズムであり、短絡的理解であってはならないのです。知識人を名乗るのであれば「短期主義」「マネーゲーム」を信奉することはおかしな話です。手段ですから・・・

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