総合評価上位グループと下位グループの特徴
総合上位のコースと中断から下位のグループを見比べてみると、GDOと楽天GORAの評価の差が開いているようです。GDOの評価はより厳しいのですが楽天GORAは甘い評価となっています。
全体難易度が高い?
この評価項目について宍戸ヒルズカントリークラブは4.5と4.8となっていますが、小田原ゴルフ倶楽部松田コースは3.2と3.6となっています。松田コースは難易度は、かなり高いのですが低い評価となっていることは、「易しい」との評価になりますが、実際どうなのでしょうか?太平洋クラブ相模コースは3.5と3.8で、松田コースより難しいと判断されています。私は明らかに松田コースのほうが難しいと感じます。
太平洋クラブ相模コースのキャディーさんが「ここでは5番アイアンが80%当たれば、シングルになれるよ」と言っていました。距離が短いとなれば確かにドライバーを使う必要はなく、精度も上がりますので、易しいとなるでしょう。しかし、松田コースと比較すれば、やはり易しい筈です。
全体の印象で個別の評価も左右されますので、正確な評価はされていないものと感じます。
食事がおいしい
太平洋相模コースの「食事がおいしい」との評価項目でGDOが3.6に対して楽天GORAが4.1と大差があります。このあたりが楽天の客層とGDO客層の違いで、「ゴルファー」であるのか、「お買い物客」であるのかの違いでしょう。またマルハンの接客術が現れてきており、総合的な印象が悪いと、このあたりの評価も落ちてしまい、全体に響くのですが食事と接客だけは上位のコースに引けを取らないのはさすがです。今後は狭く短いコースは、それだけで評価を下げてしまいます。難易度は全体印象でも左右されてしまうので、明確な営業方針を建てて、ゴルファーに寄り添う日常的企画が必要です。
営業企画の必要性
ちなみに楽天GORAの総合1位の称号はレッスン企画でした。このことはAGのスタッフにも伝えようとしたのですが、なかなか受け入れません。考え方を柔軟にすれば、BTで分割されてしまった組織でもAGは長期的視野に立てるかもしません。AGユニオン幹部の人は、ともかく現在AGの置かれた立場を柔軟に理解してください。これまでの経営陣、UAゼンセンの担当者などの立場にとらわれず「物理的真実」を見定めることが第一歩です。
個別の評価は/ゴルフ場評価/をご覧ください。・・・つづく