【PGA「ゴルファーライフスタイル調査」について】縄張りを解除せよ[1]

アコーディア・ゴルフ

ゴルフ業界をさんざんに批判してきました。これには技術的裏付けがあります。

現在、PGAは倉本会長の元、積極的に市場開拓を進めています。しかし、その効果は必ずしも効率の良いものではありません。なぜなら足を引っ張るマイナス要因が根強いからです。

市場を広げようとするとき、積極的な集客動作の前にマイナス要因を取り除くことが必要です。これは拡大できない市場では必須のことです。マイナス要因がゴルフ業界では非常に根強いのです。

【PGA「ゴルファーライフスタイル調査」について】倉本会長の言葉


マイナス要因とは

どのような商売でも売り上げを上げようとするとき、現在のマイナス要因を取り除くのが基本です。

例えば、店舗で棚や商品に埃がある状態で、どのような宣伝をしても「顔を背けられる」だけです。

惣菜店で商品力について打ち合わせしているとき、経営者が「ほかほかの惣菜を・・・」と言っているのですが、ディスプレイの様子は寒々しくて、冷え切った印象になっていました。その前で「ほかほかの・・」と宣伝しても効果はないのです。

ゴルフ業界では、長い間「殿様商売」が続きました。そのためゴルフ場、練習場、プロのレッスン、工房でさえ、嫌味を受けて二度と話したくない扱いが多くありました。それが常態化していますので、無意識に関係者を避ける気持ちが根付いています。

ゴルフ場開発が不動産業界を中心に進められてきたので、不動産業界の体質も加わっています。権威主義、ブランド信奉が、関係者の縄張りを強く張り出しているのです。これほど縄張り意識がはびこっている業界も少数でしょう。しかも業界関係者は気付いていないようです。


工房での出来ごと

<例1>私がゴルフを始めたころ、クラブを購入するには御徒町か工房で買うしかありませんでした。それから20年ほどして工房でクラブの修理を頼みました・・・・

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