【男を黙らせる運転テク(2)】江ノ電が作る渋滞「日坂」入り口

運転テクニックとは?
江ノ電鎌倉高校前

変なタイトルで読み始めた方、ありがとうございます!(^^)! つまり日常の運転に、レーサーの運転が参考になるものなのか?という疑問から書いてみた記事です。

かつてホンダが第2次F1参戦で名門マクラーレンと組んで、世界チャンピオンに君臨していた時代がありました。その時のエース・ドライバーが伝説のレーサーアイルトン・セナでした。残念なことに、彼はイモラサーキットに散っってしまいましたが、「最も速いドライバー」と言われています。それは「予選でのトップタイム」(ポールポジション)を奪取することが多く、本戦ではスターティンググリッドでトップの座を占める(活動期間が10年ほどしかなかったのに対して65回)ことが多かったからです。



前記事に戻る:スーパーに行くのだって【男を黙らせる運転テク(1)】音速の貴公子アイルトン・セナ

 江ノ電と右折車両が作る渋滞 「日坂」入り口

江ノ電が海岸線を走る景色の良い場所は、2カ所ある。七里ガ浜と鎌倉高校前だ。最近は、テレビドラマやアニメなど頻繁に使用されるようになり、引っ張りダコだ。昔では考えられないこと。

↓↓↓こちらが七里ガ浜の踏切。画像右手前は、七里ガ浜高校。

yuukaさん(@yuukagram0106)がシェアした投稿

↓↓↓こちらは有名な鎌倉高校前の踏切。昔は鎌倉方面からの右折レーンがなく、難儀した。地元の人は鎌高の先生以外使用しなかった。

hideaki_akakiさん(@ak.hdak)がシェアした投稿


一番、海に近いのは鎌倉高校前だが、鎌倉から海岸を走ってきて、劇画で有名になった観光スポット「日坂」の入り口に入っていく右折のルートを選ぶとすると大変なことになる。江ノ電が来てしまい踏切の遮断機が下りると、右折車両が待つため、七里ガ浜から稲村ケ崎、由比ガ浜まで渋滞することがあった。(現在は、画像のように右折レーンがようやく出来上がり、よくなったようだ。)

右折車両の中には、鎌倉高校の先生もいたのだが、「バカ者」と言いたい。反対側から入るルートを通勤ルートとして選ぶぐらいの”気遣い”が出来なくて先生が務まると思うな…。つい先ごろ右折専用レーンを設けて解消した。それでも海岸線から入るルートを避けるぐらい、早めに家を出ることだ。

スーパーに行くぐらいの日常のことなら、町全体の人々のことを考えるぐらいの度量を持つ男を探そう。これは一生涯の最大の問題かもしれない。結婚って、難しいのだ!?

街中での運転

このように、高速道路より街中の運転のほうが、考えなければいけない条件は多いと自覚することだ。だから、「いきり立った」ヤンキーより、落ち着いた度量のある男を最初から選んでおくことだ。高速道路では、「前車追従装置」で追従していても、あるいは自分で運転していても、法定速度を守る限り、さほど速さは変わりない。しかし街中では、前の車について走行するだけでは、条件が複雑で危険が生じる。

最重要なのは、直前車を見ているだけでは事故は避けられないし、速く走ることもできないことだ。2~3台前のクルマの動向は最低でも読んでいなければならない。ベテランが運転する車ほど、車の挙動を見ていると、次にどんな動きをするのかも予測できるものなのだ。逆に、車の運転がわかっていないドライバーの動きは、突拍子もない動きをするので予測しづらい。

ベテランドライバーほど予測ができる!

例えば、ベテランドライバーの場合は、観察していると、まもなくブレーキを踏むのか否かもかなり分る。右折するのか、左折するのかも分ってくる。逆に、前車が下手なドライバーほど、(手前から分る挙動もあるが)予測のつかないことがあるのだ。もっと落ち着いて、どのへんで「後ろの車両に自分の動向を分らせる」のか、判断してほしいものだ。事故を避けるためには、後続車に自分の次の動作を早めに知らせる努力が大事なのだ。そうすれば、後続車は予測が効くから準備もでき、事故も減らせる。

↓↓↓この動画のように、選択肢がいくつか考えられても「速く判断する」ことが運転のコツ。

ウィンカーを先に出せよ!

そのための車の機能は、第一にウインカーとブレーキランプだ。また右折・左折などで曲がるときは、①ウインカーを点滅させて、②ブレーキを踏む、すると後続車が予測できる。これをいきなりブレーキを踏んでからウインカーを出すドライバーがいるが、予測出来ていない後続車が慌てることとなる。最悪、追突事故を招く結果となる。ブレーキを先に踏むことよりも、ウインカーを早めに出すことが事故を防ぐ最初の注意点だ。

何より安定して走行せよ!

またその前提には「安定して走っている」ことが必要だ。地図で道などを探しながら走っていると、無意識に前車との車間を開けすぎたり、スピードが一定しない運転になる。これが事故を起こす確率を上げるのだ。必要のないのに「きょろきょろ」と周りを見渡しながら集中できない人も見かける。「車内でおしゃべりが弾んで」乱れる人もいる。何よりも「安定して運転する」ことから始めるのだ。続きは:「右折は鬼門」スーパーに行くのだって【男を黙らせる運転テク(3)】予測運転の極意 右折は鬼門