コンパクトミニバン・シエンタは、上級ミニバンのシェアを食う勢いで、大ヒットしています。当初、「奇抜すぎる」と思われたデザインも、年代を問わず広く受け入れられて、「存在感がある」と言われるまでになりました。注目はコンパクトミニバンの割には重い車重であり、そのハイブリッドシステムの効能を確かめてみたいと思います。
シエンタの実燃費・?
■JC08モード燃費 新旧比較
出典:http://toyota.jp/sienta/compare/
■実燃費について
実燃費は、運転方法でかなりの差が出ることが知られています。アクセルの踏み方、ハンドルの安定、空気圧の調整、コールドスタートの違い、また日常使用する道路環境の違い、整備の具合等々、燃費は敏感に違ってきます。
しかし、大きな方向性としては市街地、高速道路を日常的に半々程度に使う場合、ガソリン車でTOTAL 15km/L前後、ハイブリッド車でTOTAL 20km/L前後になるようです。
ガソリン・エンジン車では、高速道路では市街地走行(12km/Lほど)の1.5倍程度(18km/L前後)に伸びることが定説となっています。しかし、ハイブリッド車では、高速巡航で意外に伸びないようです。110km/h以上で巡行した場合、街乗りと変わらない場合もあるようです。
(引用は主に価格.com参照 http://kakaku.com/item/70100110391/ )
■ガソリン車の燃費に関する口コミ
市街地 :平均11km/L程度 8~15キロ/L
高速道路:平均17km/L程度 13~22キロ/L(80km~120km)
・前モデルと同条件で運転すると、1~2割程度良好。
■ハイブリッド車の燃費に関する口コミ
街乗り :15~25キロ/L
高速道路:20~23キロ/L
・シエンタに乗っていて気付いたことは、エンジン走行時(定速走行している時)にググッと燃費計の目盛が伸びる瞬間(エンジン回転が下がり、電気CVTの減速率が小さくなる)があり、その領域に入る走りをすると燃費を延ばせる。
Bモードで燃費が落ちるのは、エンジンブレーキでのロスでしょう。それが回生ブレーキで回収しきれずにロスしてしまうようです。道路環境によりますが、一般の市街地と高速の組み合わせではエンジンブレーキの必要性はなく、ニュートラル停止を使えば当然に燃費は伸びます。