2017年2月4日、テレビ東京で放送の「和風総本家・熊本編」で見た”肥後象嵌(ひごぞうがん)”に一目ぼれ! ちょっと興味本位で調べてみました!
「肥後象嵌」ってどんな伝統工芸品?
肥後象嵌(ひごぞうがん)は肥後象眼とも書くようです。
武家社会と表裏一体で育った工芸品で、肥後象嵌は細川家の庇護のもとに置かれていました。
テレビ番組「和風総本家」で作り方を一通り見せていただきましたが、あの何の変哲もない鉄の棒が、品格ある文鎮に変貌していく様に魅了されてしまいました!
出来上がった肥後象嵌の文鎮には、漆黒の中に金や銀の模様が浮き立ち、どっしりととても落ち着いているけれど、雅さもある工芸品です。かつては、お武家様の刀の鍔(つば)に施されていることが多かったのではないかと思います。
↓↓↓こちらは、肥後象嵌で作られた熊本城の額縁。去年の熊本地震で多大な損害を受けてしまった熊本城。「和風総本家・熊本編」の番組の中でも、石垣を修復する石工さんが苦労されている映像が印象に残っています。修復が完了するまでには20年もの長い歳月がかかってしまうようですが、ぜひまた、熊本城の雄姿を取り戻すことを心から願っています。
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肥後象嵌を作る工程
工程は、大雑把に以下のようになっています。
1.「布目切り」といって、鉄にタガネを使ってヤスリ状の刻みを入れていきます。
2.「象嵌」の工程で、やすり状の刻みを入れたところに純金や純銀を打ち込んでいきます。
3.「錆びだし」は、錆汁や赤土などを調合した錆液につけたら素材を火であたためて、赤錆を出します。次に、お茶を煮出した液に入れて黒く変色させます。この工程で錆をあらかじめ出して、お茶のタンニンで被膜を作って錆止めをするということらしいです。
4.「磨きだし」によって、純金、純銀だけをきれいに磨きだします。すると、金や銀の鮮やかな模様が浮き立ちます。
5.最後に「すじ打ち」することにより、彫金のように陰影を付けるために彫刻をして仕上げとなります。
和風総本家に登場した、稲田憲太郎さんは肥後象嵌の若手の工芸家さんです。現代風にアレンジした工芸品を編み出す、期待の人です! ぜひ、また若い人に継いでもらって日本の伝統工芸を絶やさないでほしいと思います。
※参考HP:熊本県伝統工芸館(稲田氏紹介ページ)
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