新型コロナウイルス感染が始まって、ドラッグストアなどの店頭やネット上から姿を消したのはマスクが最初だったでしょうか。品薄で高騰が続いていたマスクも、場所によっては店頭に安い値段で置かれるようになったようです。ネット上でも、50枚入りのマスクが安くなってきました。
マスクが安くなってきた!(2020年5月初旬)
新型コロナウイルス感染拡大で品薄になっていた箱入りマスクが、ようやく安くなってきたようです。検品不備で配送が遅れているアベノマスクも用がなくなってきそうです。
独自の中国ルートで高く売っていた店も安く出し始めたようです。一時は1箱5000円なんて値段でした。
しかし、西友など大手スーパーでも店頭に並ぶようになり、西友では60枚入りで600円。↓↓↓
夕方17時、西友に買い出し行ったらたまたま品出しをしていて60枚入り(600円位)箱マスク買えた:)手に取った瞬間他の人も集まって来て一瞬にして無くなった😓
DAISOのマスクや西友の安いマスクは薄くてペラペラだけどこの時期暑くなるからちょうどいい。 pic.twitter.com/uR0uavQ2tW— amy (@amy82719323) May 7, 2020
でも、品質や入数はさまざまなようです。ちゃんとしたサージカルマスクだと30枚入りで900円とか、ユニ・チャームのものが498円とか。
我が家でコロナ騒動で売り切れ直前にドラッグストアで購入した65枚入りのものがたしか398円だったと思います。神奈川県西部のサンドラッグでした。そういえばその時は、トイレットペーパーや消毒液のほうが棚から消えていましたね。マスクの棚は満杯だったので1箱しか購入しなかったら、しばらくして棚から消えたのです。
あれが、1月下旬くらいだったと記憶しています。
あれから3か月。当時ほど安くはありませんが、やっと店頭でマスクがある程度安く購入できるようになったということでしょうか。
※参考記事:日本伝統の藍染―藍染の効果・効能とは?【8】~藍染マスクなど
※参考記事:グリップでお馴染み、エリートグリップが「マスク」を生産!!グリップ以外の人気商品もご紹介!
シャープのマスクはどうなる?
マスクの需要が高くなったことで、電機メーカーや自動車メーカーが参入する事態にもなっています。歴史に残る出来事でしょうね。
つい先日、シャープもネットで販売するようになったため、躍起になって応募した人も多いのではないでしょうか。
きょうからご応募再開、以降は毎週水曜に抽選の繰り返しとなります → シャープのマスク販売、第2回は6万箱提供へ、応募は計680万人に – ケータイ Watch https://t.co/SzNra5TgxQ
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) May 7, 2020
でも、近所の店で安く購入できるようになると、50枚入りで2980円は相当高く、抽選に当たっても、開けずに記念にとっておくことになりそうかな。
楽天市場でも待たずに買えるようになった?
↓↓↓50枚入りで1450円(税込み、送料込)→1350円(5/13)→1180円(5/24)(ただし、一部不良品が出るようです。口コミ確認)
上記商品の口コミを見てみると、品質は生地もよく、ノーズワイヤーもありしっかりしていて、配送も3日ほどで届くようです。(楽天市場のイベント(買い回り)の時はこれよりも遅れる可能性が…)シャープのものより安く、送料込みです。
※5月24日に口コミ確認したところ、枚数が欠けていたり、ゴムが外れるものがあるなど不良が出ているようです。全部ではないようなので、購入するならある程度覚悟が必要かも。
他にもこれより高い値段のものも、まだまだ多く見かけます。検索して、値段、量、品質、口コミなどをよく吟味して購入するのが良いでしょう。
店頭で買ったほうが安いのかもしれませんが、探して歩くよりも、感染防止のためネットで買ったほうが良いかもしれません。
マスクの市場の推移については、これからもチェックしていきます。
各国マスク義務化で、マスクが戦略物資になる!
新型コロナウイルス感染拡大によって、欧州ではマスクをつける習慣のない国まで、「マスク着用の義務化」を行う国が出てきた。
オーストリアは4月初めに義務化している。ほかにも、チェコやスロヴァキアなどでは、公共交通機関を利用する際や買い物時のマスク着用を義務付けている。
ドイツでも、4月末くらいから義務化がされている。
BBCニュース- ドイツ、マスク着用を全域で義務化 罰金を科す州も https://t.co/sS0HhKyOKK
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) April 23, 2020
日本人にはあまり抵抗がないマスクですが、以前には、マスクにはあまり効果がないと言っていた国まであった欧州なのに、新型コロナウイルス感染拡大によって様相が、というか習慣まで変化させています。
これによって、マスクは各国の「戦略物資」になったと言えるでしょう。中国は、すでにそれで外交の武器にしています。
日本も、「戦略物資」ということを頭の片隅においておくほうが、万が一の時に慌てないで済むのでしょう。家庭でも、備蓄しておくのが良いと思います。
↓↓↓やっと政府も言い始めました。これを早く実行に移さないと、また乗り遅れます。利権と勘違いしないようにです。
やっと普通に国に近づきつつあるようですね(^.^) https://t.co/JRo0FouYMg
— Lovenew (@Lovenew9999) May 9, 2020
※参考になる書籍
「兵站(Military Logistics)」というのは戦争時に使う言葉(ウィキペディア:兵站)ですが、戦争のない(日本では)現在でもそのノウハウは物流、つまりロジスティクスで応用されています。世の中で使われているノウハウには戦争から生まれているものが結構多いのです。それは、ビジネスにおいても効率が求められ、それを制さないと生き残れないからです。それは、トヨタ生産方式にも通じるものかも知れません。必要なものが必要な時になければ効率が悪いし、それによって戦争時には「死」をもたらすからです。ビジネスでも同じです。これは、緊急事態において、これからの日本の存亡にもかかわることでしょう。ビジネスマンなら、勉強しておいて損はないと思います。