TOURWORLD CUP 石岡ゴルフ倶楽部

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石岡ゴルフ倶楽部で行われている男子トーナメントを見ていました。石岡ゴルフ倶楽部の美しい景色に見とれてしまいますが、ジャック・ニクラウスの設計コースは2カ所しかプレーしたことがありません。ゲーリー・プレーヤーのコースも2カ所ですね。しかし、彼らの設計するコースは、ピンポイントを要求してくるので、難しいですね。プロの腕前を際立たせるコースと言えます。トーナメントを見ていても迫力を感じます。ちょうどオーガスタのマスターズ中継を見ているような迫力です。

設計の良いコースは、ミスショットには厳しく罰があり、ナイスショットを続けると、意外に良いスコアが出るようになっています。パープレーを狙うルートと、ボギー狙いのルートが、1つのホールの中には考えられていて、素人も楽しめるようになっているのですが、ダブルボギー以上の場合、元々考慮されて設計されていないように感じます。ミスが二度続くと大たたきになるようで、素人泣かせです。

太平洋クラブ御殿場コースは、それがダブルボギーペースでも結構楽しめるので、素人にも歓迎されているのかもしれません。ミドルホールでも3オンしか狙わないとして腹をくくって掛かるのが良いのかもしれませんね。

太平洋クラブ御殿場コース 逆さ富士が見えなくて残念。池に波ですね

uenaさん(@uenaimages)が投稿した写真


石岡ゴルフ倶楽部では3日目のツアーの様子ですが、雨で中断してしまいました。そのためグリーンの細かいアンジュレーションが見れるのですが、2日目の晴れたときの映像を見ると、グリーンコンディションは少々問題があるように見受けられます。太平洋クラブ御殿場コースが、抜きんでていると見るべきなのでしょうが、芝にムラがあり、「ガラスのグリーン」には程遠いようです。硬すぎるのはトーナメントの要望でしょうが、この方が面白いのではないでしょうか。太平洋クラブ御殿場コースは柔らかすぎて、ボールが止まるので、かなり易しく感じます。

アコーディアがトロフィアゴルフを企画して、これまでの「安かろう、悪かろう」のイメージを覆そうとしています。成功してほしいものですが、「太平洋マスターズ」トーナメントも数十年の歴史があり、現在に至っています。石岡ゴルフ倶楽部も十年は必要でしょう。

太平洋クラブを「名門」と考えたことはなく、「素晴らしいトーナメントコース」と「名門」は別のことです。名門となるには、メンバーシップを守らねばならず、ネット予約システムを利用していては難しいでしょう。「ネット予約は取らない」とAGのメンバー募集では会員権業者から聞きましたが、やはり行っています。習志野カントリークラブが、なかなか返り咲けないのもこの辺です。AGの信頼感が今一つ足りないのです。「この先また変更するかもしれない」と皆が思っている限り、「名門」ではないのです。十年後、習志野も石岡も名門となっていることを、心から望んでいます。何しろ習志野は、かつてジャンボがホームコースにしていた名門中の名門でしたから・・・