マツダ・スカイアクティブ・テクノロジー

【マツダ・アテンザ(2)】注目のスペック

2016/12/27

トヨタのTNGAよりも一足早くマツダは「スカイアクティブ・テクノロジー」を進めていました。アテンザは、その展開の結果であるのですが、少し規模の小さなマツダでは成果は如実に表れてきており、2015年を過ぎて第二段階に入っています。生産の平準化を進め、設備の稼働率を上げ、投資効率が向上しています。車が工業生産品である以上、これを知らずして車は語れません。
アテンザを取り上げて、車そのものの理解を進めましょう。

【マツダ・アテンザ(1)】スカイアクティブ・テクノロジー➡

写真出典:マツダ公式サイト 

マツダ・アテンダ・セダン

出典:http://www.mazda.co.jp/cars/atenza/grade/#atenza-sedan

マツダ・アテンザの敵はドイツ勢

写真出典:MBW公式サイト/BMW3シリーズ

BMW3シリーズ

出典:http://www.bmw.co.jp/ja/all-models/3-series/sedan/2015/lines-and-equipment.html 

アテンザスペック

マツダ・アテンダ・ワゴン

出典:http://www.mazda.co.jp/cars/atenza/grade/#atenza-wagon

注目のスペックは?

マツダ・アテンザはセダンのほうがワゴンより全長で30mm、ホイルベースで80mmほど長くなっています。逆転していますがワゴンは日本国内仕様でセダンがグローバルの基準であるためです。

動力性能では馬力当たり重量、トルク当たり重量と大差はないのですが、アテンザのトルク当たり重量が優れているのが目を引きます。特にエンジン特性を見るとアトキンソン(ミラー)サイクル・エンジンを採用して、低速域での扱いやすさが最新の技術でありましょう。このエンジン技術に関してはディーゼルエンジンの日本国内の市場を開拓した実績は大きいと感じます。

世界標準のクリーンディーゼルの市場で、内外装ともドイツ勢をターゲットに戦っていくことを強く意識しているのでしょう。

燃費規制ではJC08モードでBMWdシリーズが若干劣っているようですが、これはJC08モードが最高速度80km/hまでになっており、ドイツアウトバーンの速度無制限に合わせた基準ですと、逆転するかもしれません。100km/hのエンジン回転数がBMWdが1,600回転と極めて低くなっていることでその狙いの差が分かります。

現代のミッション・セッティングではトップで最高速度を出すのではなく、巡航速度でエンジン回転数を落とすように考えられています。日本のハイブリッド車が100km/hを超えると急速に燃費が悪くなるのと好対照です。

クリーンディーゼルエンジンを選択したマツダ・アテンザセダンはヨーロッパでの販売を強く意識しているようです。

アテンザ・ディーゼル2.2L

アテンザ・エンジンD2.2

出典:http://www.mazda.co.jp/cars/atenza/feature/skyactiv/

大幅チェンジの理由

電子制御の採用で、パソコンの世界のように技術進歩のスピードが上がり、車も「3年経つと古代の遺物」とまではいきませんが、旧式となってきます。最新の技術を常に搭載することが商品価値をもたらすため、5年に1度のモデルチェンジを待っていることは出来なくなってきました。

燃費に対する要求も厳しさを増し、性能向上は欠かせなくなってきています。そんな中で生産技術の革新も激しさを増しています。今回のマイナーチェンジはマツダが最先端のメーカーであることを示していると受け止めることが出来ます。・・・つづく

【マツダ・アテンザ(3)】GVC[1]➡

「大人の車学」

【新型スバル・インプレッサ試乗記(1)】別次元の挙動[1]➡
【マツダ・アテンザ(1)】スカイアクティブ・テクノロジー
【マツダ・アテンザ(3)】G-ベクタリング・コントロール(GVC)[1]

【TNGA(Toyota New Global Architecture)-1】
【マツダ・アテンザ(5)】燃費[1]
【インプレッサ】スバル・グローバル・プラットフォーム(1)~動画あり
【インプレッサ・カーオブザイヤー(1)】威力あり!グローバル・プラットホーム

 

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