日産GT-R物語

【2016 NISSAN GT-R物語(6)】羊の皮をかぶった狼[2]

2017/05/17

【日産GT-R物語(5)】羊の皮をかぶった狼[1]⇒

GT-R復活

1989年、1973年以来16年ぶりにGT-Rが復活します。R32型GT-Rで、スカイラインとしては8代目となります。2600ccに拡大されツイン・セラミックターボチャージ方式で、やはり4バルブDOHC(RB26DETT)280ps/6800rpm、40kg/4400rpmで登場しました。最高出力は自主規制されたもので、レースでは500馬力場を出していましたので、規制を外すROMが出回っていました。

このモデルには通常FR2輪駆動で、後輪のスリップと横Gセンサーで前輪に駆動力を配分して4輪駆動になる高度な制御をする仕組みの4輪駆動・4WS(4輪操舵)システムがついています。

このシステムでGT-Rとしての戦闘力を回復してレースに復帰することとなりました。

R32型スカイラインGT-R

Skyline_R32_GT-R_001

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/日産・スカイライン

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このシリーズではGTSー4がありましたが、これはGT-Rの高度に制御された4輪駆動と4WSシステムを持ち、通常のGT-Sのエンジン、215rpmを積んだモデルでした。GT-Rの足回りがほしいが、仕事で使うにはGT-Rは目立すぎると感じた私は、このモデルを購入しました。

長い車歴を持つ私ですが、意外とスカイラインは購入しておらず、2000GTの登場した2代目スカイラインのとき親父の車であった1500スカイラインを少し運転しただけで、R32型GTSー4は2台目でありました。

この車は大型化した車体をコンパクトに戻し、マニアや専門家には大変好評でした。確かに4WD・4WSシステムは繊細で、通常はFRとしか認識できない状態でした。パワースライドまでできますので、素人では、この装置の限界は見ることはできませんでした。

コンパクトになった車体は、私には日常使用においても、ワインディングロードを駆け抜けるような場面でも、すこぶる快適でしたがファミリーカーとしてはマイナスで、時代はミニバンであり、レースの結果の宣伝効果は、初代スカイラインGT-Rの時代とは、かけ離れたものでありました。スカイラインは売り上げを落とし、販売のメインからは脱落していきます。・・・つづく

参考:ターボチャージャー 出典:トヨタ・GAZOO

ターボチャージャー

出典:http://gazoo.com/car/history/Pages/car_history_089.aspx

簡単に言えば排気ガス側と吸気側両方にタービンを設け、排気ガスで回して吸気を促進するシステムです。これは東京大空襲、広島の原爆などで有名なボーイングB29に搭載されていて、日本はこの技術に後れを取って大変苦戦して、大打撃を受けた事実があるものです。その技術が戦後自動車に取り入れられて、現在は燃費向上策ともなり、車の操縦性そのものを変えようとしています。

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