
【ゴルフ・ギアとスイング(1)】フィッティング
4スタンス理論でも道具との関係を解明してくれてはいません。これも他に色々と論理が存在しています。その中でスイングとの関係が、少しでも分かれば楽になるのですが・・・・
気持ち良く振る
4スタンス理論では「気持ち良く振れる」ことを基本にしています。確かに色々な知識を忘れて、ボールの行方も忘れて、ただただ振り回していると、自分のパフォーマンスが上がる体の使い方に近づいていくようです。4タイプの最も良いとされる動き方を、あれこれ考えていると、また迷路に入り込むようで、結局、気持ち良く振れない状態に陥ることもあります。なぜか永年ゴルフをしているとタイプの違う動きを身に付けてしまっているので、身に付けた動きに戻りたがるのです。「気持ち良く振るのも楽じゃない」となりました。4スタンス理論も「魔法の杖」ではないようで、また一つ一つ自分の動きを検証しながら、選択していく作業です。
フィッティング
そこでクラブのフィッティングについて考えておきます。フィッティングも、その時のスイングに合わせるのですから、スイングが変われば、ギアも変えなくてはならないことになります。フィッターの人に聞くと「スイングレッスンになってしまう」と言っていました。つまりフィッティングしていると、スイングの欠点が見えてくるので、「スイングを直しながら」となるというのです。これでは、どれが自分のスイングでどれが自分のスイングに合ったギアであるのか分らなくなります。
やはり、ここで自分のスイングを「気持ち良く振れる」に合わせてフィッティングする必要があります。
「気持ち良く振ったら当たるギア」と言うことになります。少なくともその時の自分の気持ちの良いスイングに合わせてみることで良いのでしょう。プロならばいつも微調整しながら合わせられますが、アマチュアではそうもいきません。
でも「気持ち良く振れる」とはどのようなことであるのかも定かではありません。