日記

【真珠湾攻撃から75年(3)】中国「遼寧」の位置づけ[3]

2017/01/06

1941年12月8日(アメリカ1941年12月7日)日本軍による真珠湾(パールハーバー)奇襲攻撃から太平洋戦争は始まったとされています。それまでの経緯はともかく、アメリカ人にとって屈辱の日として記憶されているのも真実です。

「真珠湾攻撃と9.11テロ事件をアメリカは、本土攻撃として同列に見ている」のです。

日本も広島を忘れないようにアメリカも決して「パールハーバー」を忘れないのです。中国、韓国も日本に侵略された歴史を決して忘れはしません。人は被害者となったとき、決して忘れることはありません。

☚【真珠湾攻撃から75年(2)】中国「遼寧」の位置づけ[2]

☚【真珠湾攻撃から75年(1)】中国「遼寧」の位置づけ[1]



空母機動部隊の意味

世界は結局は通常兵器で戦争することになり、その優劣が戦闘の決着をつけることになっています。シリア情勢を見ても、ロシアの反体制派に対する空爆が戦闘の決着をつけたようです。アメリカが政府軍に対して空爆を行わないとした姿勢でいる限りは、これは分り切ったことです。アメリカはロシアとの戦闘になることを避けたのでしょう。プーチンの押しの強さとでも言いましょうか?

そのような世界中の戦闘条件の中では、空母は大きな役割を果たしています。空母1隻で小国の軍事力を凌駕するほどの威力を示しています。この存在そのものが政治力となっているのです。

アメリカの世界の海での覇権は、空母機動部隊により作られていると言っても良いくらいなのです。

外洋艦隊の意味

旧ソビエトもアメリカのこの動きを見過ごしていたわけではなく、外洋艦隊を作ろうとしていました。それが、今回中国海軍として就役している「遼寧」です。中国は「カジノ船」にすると言ってロシアから買い取りました。装備品は全て取り外して民間船としての利用を前提にした取引でした。中国はこれを独自に空母として改装したのでした。

ソビエト、中国共に、アメリカの絶対的な世界の海での覇権を揺るがそうと考えたのです。戦略的兵器として考えている訳ではありません。現在では戦略核は潜水艦発射SLBMに移っており、現状はミサイル迎撃システムのように「スターウォーズ」となって、空母は戦略的戦争では、無力なほど弱者です。

それでも中国が空母機動部隊を保有して、外洋艦隊を持ちたいと考えるのは、経済的、あるいは国連などの世界政治の中での発言力を持つことが狙いです。

世界の警察は「親分」の証

地域紛争の時には、空母機動部隊をその地域に派遣して直ちに対処できるアメリカの戦力は、結局のところアメリカの発言力になっています。「世界の警察はやめた」とトランプ氏は言っていますが・・・・

【真珠湾攻撃から75年(4)】中国「遼寧」の位置づけ[4]➡

【置き去りにされた人々(1)】トランプ現象の真実[1]
【トランプ次期アメリカ大統領(20)】TPP離脱[1]
【トランプ次期アメリカ大統領(16)】政治の私物化[1]
【トランプ次期アメリカ大統領(9)】アスペルガー症候群[1]
【トランプ次期アメリカ大統領(4)】日本の安保[1]
【アメリカ国内のクーデター?[1]】選挙結果に従わない?
【人類史上最強の権力者を決める】アメリカ大統領選挙[1]

 

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