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【いま世界は・?】ポピュリズムと反グローバリズム[3]

2021/05/22

読売新聞「反グローバリズムの拡大を防げ」(2016年1月1日)の社説では、「反グローバリズム」排撃の必要性を説いているのですが、「ポピュリズム」と「反グローバリズム」を、本来を分けて捉えないと問題の本質を逃してしまいます。


【いま世界は・?】ポピュリジムと反グローバリズム[2]

「反グローバリズムの拡大を防げ」 2016年1月1日

YOMIURI ONLINE 社説

ポピュリズムの政治家たち

トランプ次期アメリカ大統領の主張を聞いていると、「大衆迎合(ポピュリズム)」そのものです。しかし、彼は「グローバル経済で得する一握りの投資家の一人」であり、彼を支持した国民の立場を体現している人物ではありません。「公平な配分と民主主義を標榜して生きてきた人物ではなく、人々の不満に迎合して、むしろ自分の立場だけを優先させる可能性が強い人物」です。

これを「ポピュリズム」と言わないで何と言えるのでしょうか? アメリカ国民の判断は「騙された」と言えるのか「誰もいないのでしかたない」と言うべきなのか、民主主義の抱える最も弱い部分を突かれているのかもしれません。

「反グローバリズム」と「ポピュリズム」とを区別せよ

一方、反グローバリズムは、「主権を取り戻す」動きとの側面では「基本的人権を取り戻す」動きであり、全ての人々が目指さなければならない動きです。

現在のグローバル経済にしなければならない理由が「グローバル経済により一部の人の利益を求めるため」となっていては、何れ挫折されなければならない動きです。「破滅に向かって進むのがグローバル経済」となっているのが現実でしょうか。

またその一方で、「ポピュリズムで権力を掌握しようとしている政治家」を糾弾して排撃しないと民主主義は崩壊します。

世界は「ヒトラー」で懲りたはずですが、未だ「懲りないもの」です。独裁者が出現している現状を知りつつも、目の前の不平等に不満を募らせる民衆を攻めることはできません。

世界の投資家は地球を破滅させるつもりなのか?

この矛盾に満ちた世界経済の動き、政治の動きを解決する方法は、実に単純です。「平等に富を分けること」です。1年で300億円ほどの投資で、倍のバックを手にすることが出来るのが、「新資本主義」のシステムです。この異常さが世界を破滅させることぐらいを、理解できないのでしょうか?

リーマンブラザーズの専門家たちのIQはどのくらいあったのでしょう。でも作り上げたシステムは「ねずみ講」まがいでした。この矛盾した能力の評価を何とかしなければなりません。世界が革命の中で混乱する前に・・・・

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【グローバル発注と系列】カルロス日産と章男トヨタの戦い[1]



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