トランプ・アメリカ大統領

【トランプ次期大統領・利益相反問題(1)】

2017/01/15

現在、アメリカ国民が最も関心を持たなければならない問題点は大統領の「利益相反問題」であるはずです。それは民主主義の基礎を崩し去ると言うだけでなく、世界の民主主義の基準を崩しかねないということです。

日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO11628560T10C17A1000000/

[FT]トランプ氏の見下げ果てた「利益相反」への対応(社説)

☚【トランプ次期大統領就任式まで僅か(1)】「反知性主義」知性のもたらしたもの


概念・理念に対する理解

アメリカ大統領は、その任につく場合、自分に利害が及ばないように自らの事業や資産を切り離して、利害に関係しないようにすることが伝統でした。それはアメリカが民主主義の国であり世界のシンボルであることにもとづいて、アメリカ国民に民主的手続きで選ばれた大統領であるとの「民主主義の誇り」でもあります。

この崇高な理念があってこそ、アメリカは世界の警察となってきたのであり、それが色々な問題を含んでいたとしても「人類の知性のシンボル」でありました。この知性を持ち「知性に従って行動する」ことが、人類の知恵を継承して発展させることでした。

オバマ大統領の「政権移行」

オバマ大統領は大統領選挙後、一貫して、「民主的手続きで選ばれた次の大統領」に対する政権移行に最大限の協力をすることを表明していました。これが自分の利害を超えた民主主義国家アメリカに対する最大限の忠誠であり、誇りを示している事でもあります。トランプ氏は「自分の利害からの視野しか持たず」この知性ある言動を「弱み」と捉えて「交渉で有利に展開する材料とする」人です。

それは「民主主義の理念」などを理解できない「病状」であり、「ヒトラー」とも共通する問題点です。

オバマ大統領の政策では「正義」を見定めることを基本としており、その上で現実的対応を考慮する展開の仕方でした。それが世界の秩序を保つ原動力となってきたのであり、「自分にとって有利なことだけを認める」と言った狭量ともなる言動をトランプ次期大統領は繰り返しています。

自分にとって不利な報道をするCNNやマスメディアを排除することを当然とした政権運営になるようですが、それは政権をチェックする社会的役割のあるマスメディアを機能不全に陥らせて、社会秩序を壊すことになります。それが「ヒトラーの独裁政権」を産み出した一つの要素であったことを、トランプ政権は無視しようとしています。

労働者の基本的人権の理念

これはアコーディア・ゴルフをはじめとした企業が、労働者の権利を守るべく作られている社会システムである労働組合を、嫌って無視することで社会秩序を壊してしまっている・・・

【トランプ次期大統領・利益相反問題(2)】➡

【トランプ次期アメリカ大統領は縦思考(1)】アコーディア・ゴルフと類似性

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