トランプ・アメリカ大統領

【トランプ次期大統領・利益相反問題(4)】

2017/01/15

現在、アメリカ国民が最も関心を持たなければならない問題点は大統領の「利益相反問題」であるはずです。それは民主主義の基礎を崩し去ると言うだけでなく、世界の民主主義の基準を崩しかねないということです。

日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO11628560T10C17A1000000/

[FT]トランプ氏の見下げ果てた「利益相反」への対応(社説)

☚【トランプ次期大統領・利益相反問題(3)


「力」がすべてを支配する

CNN記者がトランプ氏の広報の担当者に「質問をやめないと追い出すぞ」と言われたとすることは、スタッフも同じ状態にあると見てよいでしょう。これはいさめるのではなくトランプ氏の暴走を助長してしまう危険性があるということです。彼らにとっては「従わないのであれば、敵である」とする姿勢です。

安倍首相や日本政府のスタッフが論理的、数字を挙げての説明をするつもりのようですが、トランプ氏自身はその数字の示すところを、本当は認識できてはいません。数字が示す直接の自分の損得を見ているので、数字の裏にある「信頼関係」や「大枠での利害」などは認識できません。

先日の記者会見でスタッフや家族が周りに陣取り、拍手をする光景がありましたが、ヒトラーの演説会場のような仕掛けを見てしまいました。彼らにとっては「力」が結論を出すと認識しており、「理念や筋道」を理解することがないのです。アメリカ国民に限らず、日本の財界・政界がトランプ氏の恫喝に屈していく方向性が見られるかもしれません。「奴なら本当にやるかもしれない!」と思わせることが始まりです。

茶番劇の連続

グローバル企業・グローバルファンドの活動が「取り残された人々」を作り出し、それを不満に思う人たちに支持されてトランプ氏は大統領になりました。しかし、このような捉え方を彼はしません。トランプ氏の心情は、「不満を持った人々の心情を利用する」とのことになっているのです。いやトランプ氏には、他人について「利用する」との認識しかないはずです。それも無意識のはずで、他人の立場を理解して、自分との立場の調整をすることはないはずです。そのためプーチンのように、やはり「力」で押してくる人物を捉えることが出来るはずです。オバマ大統領のような「理念」をかざして言動する人を理論ではなく「心底、嫌っている」と見るべきです。政権移行に関しては、自分に有利になることは受け入れますが、そのオバマ大統領の言動に「敬意を持ったり、感謝する」ことは本心ではないのです。「うまく利用した」と言った受け止め方なのでしょう。

弾劾の可能性は?

それは、ゴールドマン・サックスの元幹部やグローバル企業の元幹部を、政権中枢に据えたことで、彼のとらえ方を証明しています。自由主義の理想に・・・

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