トランプ・アメリカ大統領

【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(1)】良く研究した日本側

ホワイトハウスで行われたトランプ大統領と安倍首相で行われた日米首脳会談は、出だし「満点以上の出来」と言って良いのではと考えます。安倍首相の日本側はドナルド・トランプアメリカ大統領の癖をよく研究しているようで、互いの要点をうまく取り入れた事前の打ち合わせが、そのまま記者発表とすることが出来たようです。

直前にトランプ大統領は中国の習近平国家主席と電話会談を行っており、バランス感覚も絶妙でした。これは日本側も了解してのことかと考えるほど、外交のプロがコーディネートしていると思わせます。


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防衛問題

中国、北朝鮮を念頭とした日米安保の強固な結びつきをアピールできたことは、尖閣の問題で戦闘が起きても不思議ではない状況の中で、オバマ政権下では中国に配慮した姿勢が目立っていましたが、トランプ政権が人員配置が定まっていないときに乗じた、日本側の動きが見事であるとしか言えません。

日米安保が強固で尖閣の戦闘でもアメリカ軍が出てくるとなると、台湾、フィリピン、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドなど周偏諸国に対する、軍事面だけでなく経済面での日米の発言力は強化されたものと感じます。中国はより慎重に出ざるを得ず、これからのトランプ政権との外交交渉では慎重にならざるを得ないでしょう。



TPPをはじめとした経済協力

アスペルガー症候群の人は一般に知性的な人に強烈に反発します。オバマケアを激しく否定するのもその表れであると見えますが、TPPもオバマ政権の枠組みで強く反対したと私は見ています。なぜならTPPの枠組みはアメリカファンドにとっておいしい話で、ゴールドマン・サックス出身者が多いトランプ政権にとって、本当は進めたい政策であるはずです。また個別貿易協定を目指していくと、弱小国家では巨大国家のアメリカに押しつぶされてしまい、結局はアメリカの経済パートナーとはならず、アメリカにとっても不利になる話で、TPP協定の枠組みのように、各国の得意な分野を伸ばし、互いに経済発展して地域全体を反映させるやり方が、良いに決まっているのです。

地域全体が相互依存を強めていくことで中国の影響力を阻み、結局のところアメリカの影響力強化が出来るので、アメリカが離脱することはトランプ大統領、トランプ政権が未熟なためであるとの認識が、日本政府内部にあるのです。つまり「いずれTPPのような枠組みに戻ってくる」と考えているのです。

「トランプ政権が勉強するのを日本は待ちましょう」としていると考えてよいのでしょう。その間、「戦略的経済対話を麻生副総理とペンス副大統領間で続ける」として現在のところ対立するのを避けたと言えるのでしょう。同盟国として2国間の経済対話を進める中で、多国間の枠組みを作ることに持ち込むのが日本側の狙いとしているのでしょう。日本の安倍政権がトランプ政権の先生となれることが出来れば、日本としては優位になれることになります。当面はトランプ政権も利用してくるはずです。

新幹線計画

高速鉄道網に関しては世界で飛びぬけた優秀性を示す、製造・施設技術と運航技術を持つ日本が、投資にも協力することで、資金が集まらない現状を打破してWin-Winの経済協力が・・・➡➡

【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(2)】良く研究した日本側➡

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