トランプ・アメリカ大統領

【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(3)】世界の非難より評価

2017/02/14

ホワイトハウスで行われたトランプ大統領と安倍首相で行われた日米首脳会談は、出だし「満点以上の出来」と言って良いのではと考えます。安倍首相の日本側はドナルド・トランプアメリカ大統領の癖をよく研究しているようで、互いの要点をうまく取り入れた事前の打ち合わせが、そのまま記者発表とすることが出来たようです。

直前にトランプ大統領は中国の習近平国家主席と電話会談を行っており、バランス感覚も絶妙でした。これは日本側も了解してのことかと考えるほど、外交のプロがコーディネートしていると思わせます。

➡【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(2)】良く研究した日本側
➡【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(1)】良く研究した日本側


➡【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(1)】ハプニングがなければ大成功?
➡【トランプ大統領、安倍首相とゴルフ会談(1)】日米関係の理解のほどは?

世界の反応

ゴルフ会談を成功裏に終わることができれば、日本の安倍政権の足場をより強固にするのでしょう。

今後、世界は批判的にみる人もいるでしょうが、多くは安倍首相の外交手腕を驚きの目で迎えると感じます。特にトランプ大統領の操縦術としてみると、「人たらし」と言われる安倍首相のうまさが際立ちます。今後G7などの国際会議の場面で、安倍首相の発言力は強化されるものと考えます。

対ロシア外交においても、安倍首相を見る目は変わると感じます。プーチン大統領も、日本との経済協力を背景とした外交交渉の展開に興味を持つと感じます。安倍・プーチン・トランプの組み合わせは日本にとっても良い枠組みを構築できる期待があります。

つぎに中国外交においても、従来の国民の反感情を基礎とした、排日言動などが変わってくる期待があります。それは韓国においてもかつての侵略敵国との認識を変えて、協力して反映することが得策との見方が芽生えるかもしれません。期待してみて行きたいものです。

ハプニングによりはしごを外される可能性

危険は、トランプ大統領の無知であり、複雑な関連性を認識できないことによるハプニングです。またアメリカ国内での反発や、利益相反、脱税、パナマ文書、バロン主席戦略官の影響などでトランプ政権が大統領の弾劾などを引き起こして、とん挫してしまうことで日本政府がはしごを外されてしまうことです。

➡【トランプ大統領の主席戦略官・スティーブ・バノン(1)】

しかし、現在の姿勢であれば「そうですか」で新政権とやり直すことが出来るでしょう。それは「肯定もせず批判もせず」の極めて日本的政治家のあいまいな姿勢の取り方で、責任逃れが出来る可能性があるからです。西欧各国の元首は、基本的に自分の立場を明確にしないと「卑怯者」と評価されてしまいます。しかし、「トランプ大統領をうまく操る」との受け止め方になれば、むしろ日本的姿勢の取り方を欧米人が認めざるを得なくなるのではないでしょうか?

➡【トランプ大統領 入国制限・入国拒否(1)】アスペルガー症候群の自己愛性人格障害?

1980年代「根回し(ネマワシ)」との言葉が欧米のビジネスマンの間で流行りました。それは日本の経済成長の前に欧米のビジネスマンが押されていた時代です。「カイゼン」もトヨタの躍進に押された時期です。「コメントする立場にない」も流行るかもしれません。


格差拡大の道

しかし、問題は長期的にみるとTPPなどの枠組みはグローバル化を促進する方策で、よりグローバル企業、グローバル資金の活動を促進して経済成長を遂げる目論見です。それは新資本主義の促進策に・・・➡➡

【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(4)】良く研究した日本側➡

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➡【マティス国防長官・稲田防衛大臣が会談(1)】「尖閣は守る」
➡【トランプ大統領の主席戦略官・スティーブ・バノン(1)】
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