ゴルフ・スイング理論 日記

【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(61)】復活タイガーウッズの「ノックダウンショット(スティンガーショット)」を真似てみる?! 【動画あり】

お待たせしました!久しぶりに「あ・うんのゴルフ解釈シリーズ」のアップです。2018年全米プロで2位!! タイガー・ウッズの復活の兆しが見えて、ゴルフ界が多少活性化した気配があります。ホントに、なんという選手でしょうか。スキャンダルまみれで、体の故障に悩まされ、年もとって、それでも並みの世界レベルの選手にはなれるのですから驚きです!



2018年全米プロで2位!! タイガーウッズ復活優勝もすぐそこ!?


ー上記記事、引用。

不倫騒動、離婚、計4度の腰の手術など人生のトラブルが連続。不振が続いていたが、今年は試合を重ねるごとに調子を取り戻し、3月のバルスパー選手権2位をはじめ、全英オープンは一時首位に立っての6位。今大会(全米プロ)も復活Vとまではいかなかったが、最終ホールで6メートルのバーディーパットをねじ込み、ガッツポーズで雄たけびを上げる姿は無敵の王者そのもの。メジャー最終日に64の自己ベストスコアなんて、やっぱり期待を裏切らない。大ギャラリーも大歓声だった。勇気を与えてくれる。<中略>やっぱりタイガーは現役のレジェンドだ。

 

タイガーウッズがよく使う「ノックダウンショット」

その、タイガーがよく使ってきたショットが、「ノックダウンショット」です。現在では「スティンガーショット」と言われることもあります。

スティンガーミサイルというのがありますが、低い弾道で、獲物を射るように一直線に飛んでいくボールが特徴です。今年の全英オープンでも、新しいテーラーメイドのクラブ「GAPR Lo」を使用したスティンガーショットを見ることができました。

参考記事:➡【2018年タイガー・ウッズ、全英オープン6位】で復活勝利間近?!クラブセッティングには黒光りするかっこいいクラブが!

 

これらは、昔から「パンチショット」と言われてきたもので、実は多くの選手が使ってきました。青木功、丸山秀樹など、またジャンボのドライバーは、もともと「打っておしまい」とパンチショットのようでした。

これらは、方向性を重視したショットです。

 

↓↓↓タイガーウッズのTwitterツイッターから拝借しました。練習風景でのスティンガーショット! 弾道が低く出ているのが分かります。

 

私がノックダウンショットを使ってきた理由

ノックダウンショット(スティンガーショット)は、「難しい」ように言われるのですが、アベレージゴルファーで月いちゴルファーの私もよく使ってきたのです。

もちろんプロゴルファーのように、スピン量を自由にコントロールすることはできません。高さも打ってみなければ分からないのが正直なところです。

しかし、なぜ使うかと言えば「振り遅れ」を直すためでした。パンチショットをしようとすると、バックスウィングでオーバースウィングにならず、インパクトで体の動きと腕の動きを合わせる練習になるのです。

 

つまり、普通のショットにおいて腕の振り遅れでタイミングが合わないので、それならパンチショットばかりしていればよいのでは??と考えたのです。

これも、アマチュアのスコアをまとめる対策の一つです。

 

「4スタンス理論」のタイプ別注意点

※4スタンス理論とは、人間にはそれぞれ生まれつき決まった身体特性があって、それを4種類に分け解明しようとする理論のこと。普段、何かを持つ、階段を上がるなどの何気ないしぐさも4つの種類に分けられるようです。力の入りやすい部分も4タイプそれぞれで、ゴルフスイングはもちろん、他のスポーツでも参考になる理論。ゴルフスイングでは、横田真一プロが提唱しています。

 

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・例:重心がどこにかかっているか?

A1タイプ:(足)つま先の内側 (手)人差し指
A2タイプ:(足)つま先の外側 (手)薬指
B1タイプ:(足)かかとの内側 (手)人差し指
B2タイプ:(足)かかとの外側 (手)薬指

A1タイプ、B2タイプは『クロスタイプ』で、体の軸が右肩と左腰、左肩と右腰などと対角に走っています。

逆に、A2タイプ、B1タイプは『パラレルタイプ』で、体の軸が縦に真っ直ぐ平行に走っています。

 

「B2」タイプ、ノックダウンショットの私の打ち方

さて、A2タイプのタイガーウッズのように、ノックダウンショット(スティンガーショット)打てるでしょうか?

❶まず、私は4スタンス理論のB2タイプです。そのため体重移動をしないと打てません(2軸)。

タイガーウッズはA2で、ほとんど軸を動かさずに打つことが出来ますが、私にはできないので、「左1軸スウィング」のイメージを持ちます。そのためダウンブローが強くなりすぎるのを注意します。ボールは、右打ちの人は右足寄りに置きます。弾道の高さはボールの置く位置で決めます。難しくしないためです。

 

❷私はB2のため、バックスウィングが少々窮屈に感じます。無理をして肩を回そうとすると、手を引いてしまうことになります。肩を回す意識で腕を振り上げないようにします。バックスウィングでの腕のローテーションも抑えます。フックに握って被せるような意識です。

ボールが右にあるわけで、このあたりを注意しないと手をスウィングプレーンの中に引いてしまい、クラブが下から入り、腕も開いてしまう結果になり、シャンクが出ます。また、シャンクは免れてもフェースが開いたままインパクトしてスライスします。やはりダウンブローにする意識ではないのですが、上からヘッドが入るようになります。でも、それが自然です。何しろ右にボールがあり、左足体重なのですから自然にダウンブローになります。

 

❸グリップも被せ気味に持ちます。ローテーションを使わないようにすると、インパクトで開いてしまうからです。グリップを余らせて、クラブを短めに握るように指導するプロが多くいます。これはたぶんプロは無意識に手でコントロールできているからでしょう。シャフトを短く持つのは、多分に手の感覚を出しやすくする意味があります。ドライバーならまだしも、ロングアイアンなどでもパンチショットは使うので、特に、短く持つ意味は見出せません。むしろ、左手の甲の感触以外は、手の感覚は殺しておくほうが練習量の少ない人には確率が良いはずです。

 

❹ハンドファーストに打つ方法です。ノックダウンショット(スティンガーショット)は、特にハンドファーストに打たねばなりません。ボールを抑え込む意識が良いのではと感じます。すると、ロフトが立って低いボールになります。

この時、この意識が強すぎると「手打ち」になり、「ダフリ」ます。そこでダウンブローに打つ意識を造る方法ですが、自分から見て「スウィングプレーン」の最下点を右にずらします。すると自然にボールを打った後にターフを取る位置にインパクトの位置が来ます。その状態をセットアップで作っておきます。すなわち、ボールを右足寄りに置き、左足体重に構えると、フェースが被り、インパクトまでは多少上からヘッドを入れる状態になり、ハンドファーストになります。

スイング軸が左に少し傾いた感覚でしょうか。実際のところは、もともとアドレスでは、右手がグリップで下にありますので多少、右肩が下がります。下げないと前に出てしまうのです。この辺りはプロでも肩が前に出ている人も多いように見えます。タイガーもそのように見える画面もあります。

 

❺インパクト後、手が前に出たところで止める意識です。「打っておしまい」と言ったところです。実際は、かなりクラブは上がっていますが、意識は下です。ジャンボは「フォローでシャフトが立つように」と言っていました。確かに彼のフォローではドライバーでもシャフトが立っていますが、その後もっと回ってはいます。

実際に、弾道の低さはこのフォローの位置で決まります。この手の位置をコントロールして弾道の高さを決めるのは練習量がいるので素人向きではありません。実際の飛距離に関係しますので、ボールの位置で高さを決め、飛距離を決めるほうが確実でしょう。プロはなんといっても練習量が多いので、手先のコントロールが入っていても、正確にショットしてきます。

↓↓↓英語でのスティンガーショットのレッスン動画。

 

ノックダウンショットのタイプ別注意点

A2・B1タイプの人は、タイガーの真似で済むのではないでしょうか。

B2・A1タイプの人は、2軸で体重移動なしでは打てませんので、実際の動きでは体重移動をします。すると「A」スイングのような動きが入ることになります。かつてのレジェンド、ジャック・ニクラウスはB2タイプですが、「頭を動かすな」との当時の教えを守って育ったためでしょう。たしかに頭のスライドは少ないのですが、体重移動は、頭を振り子の中心とするよう「A」のように軸を振ります。

↓↓↓ゴルフの帝王、ジャック・ニクラウスのスイングいろいろ。「頭を動かすな」が守られていますが、「B2」らしくそのほかの部位が激しく動くのが分かります。スマートな「A2」のタイガーウッズのスイングと比べると、うなってしまいます。

このようなイメージで、実際に体重移動を起こさないとB2・A1タイプの人は、思うように体が動かしにくくなります。スイングプレーンの扇形軸を少し右よりに傾け、実際のスイング軸は頭が少し左に傾き、上からダウンスイングを行うイメージとなります。

 

スイープ(sweep)に打ちたい人は?

どうしても、スイープに打ってターフを取りたくない人は、ダウンスイングまでは同じようにして、インパクトを迎える直前、左足をけって、左軸1本打法のイメージにするとよいようです。

もともと現在のスイング理論では、インパクトで左ひざを突っ張ることを許容していますので、慣れている人も多いことでしょう。すると弾道が低く、方向性がばらつかず、パンチショットが打てて、スイングがスイープになるようです。

 

でも、私はこれができません。なので、そのままダウンブローに打って盛大にターフを取ります。余計なことはできません。ドライバーでパンチショットをするなどの人は、左ひざの使い方を工夫してください。

私は確立が悪いので、あまり複雑なことは避けていますが、その点でB2は厄介なタイプで、複雑な動きが好きです。それで思いっきり振ってしまったほうが、よけいな動きは出ないようです。プロのノックダウンショットでは、弾道の高さとスピン量までコントロールしていますが、アマチュアとしては方向性が良くなるだけで助かります

皆さんも、大いに試してみてください。少なくとも、振り遅れの解消には役立つはずです。

【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(53)】ダウンブローの科学1(動画あり)

【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(49)】ドライバー飛距離[1]

 



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