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つながれた鎖「マネーゲームの本質」を理解せよ! テスラ、イーロン・マスク株式非公開化撤回! アコーディアゴルフを思い出す

遅れに遅れていたテスラのセダン「モデル3」の生産が、2018年7月はじめ、やっと目標の5000台に達したことが発表された。以前にも書いたが、製造業、それも現代の社会構成に必要不可欠な「量産技術」について、天才、イーロン・マスクが欠落していたことを暴露してしまった。それでも、今回のニュースによって「金融テクニック」で切り抜けようとしている。それはテスラに時間をもたらすが、根本的解決は「製造技術」を取得するしかないことは明白だ。



 

 

もう、リーマンショックを忘れている!

金融技術者たちは「リーマンショック」に学んでいないため、「金融手法で全てが動いている」、あるいは「金融手法こそが最優先技術」と、いまだ勘違いしているのだ。

「衣・食・住」と、人間が生きていくのに絶対に必要な要素は、「物」にならなければ得られない。つまり、現代の社会では「製造」しなければ「人類は滅びる」ことを金融技術者、制御技術者は、認識できていない。

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大きな勘違いは繰り返される!!!

半世紀前、私たちがコンピュータを使い始めて「情報化社会」がやってくると胸躍らせていた時、その当時、日本IBMの現役システムエンジニアであり管理職でもあった人物の講座を聞いた。

「これからは情報が移動して物は動かない時代だ」としていた。物流の事例で説明がなされたが、「誕生日のお祝い(花束)を送る」話だった。「情報が伝達されて物(花束)は相手の近くから贈られる」と説明されたのだが、これにはどうしても納得できなかった。生産地は全国、世界に散らばっている。物はどうしても移動しなければ、物流は成り立たない。

で、現在をどうなっているか見てみると? 「情報が移動して物は動かない時代」には程遠く、現在、「宅配」の物流は、運ぶ人手が足りないほどになってしまった。

 

「机上論」だけでは、ことは動かない

これと同じように、現在の「コンピュータ技術者」は「机上論」で終わっていることを警戒しなければならない。どうしても「理論建て」で作業が終わると、勘違いしてしまうのだ。

テスラのイーロン・マスク氏はプログラマー出身だが、「製造」を机上論で考え完璧であると思った節がある。他人の人格を認識できないと、「2名以上の複数の人での共同作業」を認識することが出来ないのだ。

金融技術関係者も「リーマンショック」のメカニズムを解析すれば、かなり近視眼的で「自分を亡ぼす」システムであると気づくはずだ。しかし、「優秀な頭脳」とされていた人々は「子供でも分かるメカニズム」を理解できなかった。おそらくは現在でも認識できないでいるのだろう。これが「脳機能障害」なのだ。

↓↓↓リーマンショックを題材とした映画をご紹介! 悲劇を繰り返さないため、映像を見て理解してみよう!

 

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テスラの行動に学ぼう!

テスラなどの事業を進めるイーロン・マスク氏が、天才的頭脳を持っていることに大多数の人は、異議はないだろう。

たしかに、「アイディア」としては優れたことを示し続けている。その展開手法も理論的にスキがない。

しかし、うまくはいかない。

それは、「すべての事柄は多くの人々が協力して出来ている」ので、「人間組織」として機能していなければ実現は難しいことを、彼には理解できていないからだ。

特に、製造においては、AIが作業のほとんどを行うようになっても不可能なことだ。トヨタが積み上げてきた「品質管理」(QC:Quality Control)のシステムは、人間組織全てに必要な組織であり運用方法なのだ。いや、第4次産業革命と言われる現代でも、人間の文明では必要不可欠なシステムだ。

※参考サイト「トヨタ自動車75年史」~品質管理の原点から

経営は、人格を認識することから

イーロン・マスク氏は他人の人格を認識できない、致命的欠点を持っているものと推察される。テスラの仕事に必要な人材を募集するが、役に立たないと判断すると、切り捨てている。たしかに、自分が描く仕事には役立たないと判断しているのだろうが、その首切りは「無慈悲」そのもので、切られる人物に対して一片の配慮もない。

↓↓↓イーロンマスクは「サードパーティの下請け業者の数はもはやコントロールできない状況にあるので、我々はこびりついた垢(あか)を削り落とすことにした」と言って、労働者の大規模な整理を行い、テスラの社員からの評価が低い人材を解雇し始めている。「こびりついた垢」と言ってしまうことに問題がある。下請けから派遣される人材について「ノミ」とも…。

それは、対象の人物の人格が認識できないからだ。切られるほうにも都合があり、感情もある。「自分の立場だけで言動しては良くない」ことを理解していないのだ。いや、『自分のやりたいことを制限して、他人の立場を立てないと社会が成り立たない』ことを彼は認識できないのだ。

イーロン・マスク氏にとって「他人は全て自分の目的のために利用するもの」としか認識していないのだ。

このような人物ばかりであると、結局「弱肉強食の原始社会」になってしまい、殺し合いが始まる。それが戦争だと言ってもよいのかもしれない。人類は数千年、数万年にわたって経験し、数えきれない殺し合い重ねてきて、「平等」の概念と、社会制度を作り上げてきた。それが「三権分立の民主制度」であるのだ。

↓↓↓「本業が人づくり、家電製品は副業」という、松下幸之助氏(パナソニックを一代で築き上げた経営者)の言葉が浮かんでくる。

イーロン・マスク氏のテスラでは、量産システム開発に手間取ってきた。それは彼の意識の中では「プログラム」が出来れば、完成との理解であるからだ。しかし、どの様な組織で、「どれほどAIが進歩」しようとも、「人間の思惑」で事態が進むことは避けることはできない。彼も現在それを経験して学んでいるところだ。AIであってもデータにないことは経験するしかない。その点については人間と同じで「経験者」が優れた技術を身に着けるようなものだ。ただ学習が極めて速いので、広い分野のデータの関係性まで考慮できるようになり、その意味で人間の能力を超える日が来るのだ。

 

マネーゲーム、金余り社会で出来た技術

マネーゲームは、「金余り」現象でもある。

資本主義経済が進行してきて、資本家と言える人々に投資資金が集まってきた。これは「不平等」であり「民主主義」に反するのだが、現在の資本主義経済(システム)では、不平等を解消できないでいる。

集まった金をさらに運用するため、「マネーゲーム」と呼ばれる「現実の生産活動」ではない「不労の利益」を求める経済活動が支配的になってきている。それが「マネーゲーム」の実像なのだ。

 

クラウドワークスの実用化には、カイゼン組織が必要

コンピュータシステムの天才的人々は、往々にしてイーロン・マスク氏と同じ間違いをする。

現在、オンライン上で、在宅ワーカーと仕事発注者のマッチングしている「クラウドワークス」などのシステムが「働き方改革」に使えるのではないかと行政に売り込まれた。

神奈川県横須賀市からアンケート調査があり、私も知った。横須賀市は市街地に起伏が多く、高齢化社会では過疎化が進んでしまっているのだ。そのため住民が通勤しなくても済む働き方としてクラウドワークが候補に上ったのだ。クラウドで仕事を行えるのは働き方の多様性を生み出し、良い結果も出ている。

その一方で、実質的に「労働基準法の最低賃金」を大幅に下回る仕事が大多数を占め、金額の良い仕事では「いじめ・パワハラ」が横行している。労働組合が機能しないこの契約のシステムでは、「ブラックワーク」と言える状態が実際なのだ。

それは、クラウドワークスの経営者たちが、イーロン・マスク氏と同じ間違いを犯しているのだ。つまり、契約関係にある、やり取りなので、労働基準法は適応されず、力関係だけで契約が成立するためだ。そのため労働者の権利は「叩き潰される」ように押しこめられ、「いやならシステムを使うな」となるのだ。

それは管理されていないので、現実には「安く使う」、さらには「詐欺的行為」がはびこって、アンダーグラウンドの世界になっており、このままでは、日本社会の常識では「実用化できない」システムとなっている。

これは誠に残念なことで、「良いアイディア」なのだが、経営者が「実用化」の努力をする必要がないと勘違いしているため、「カイゼン」が進まないのだ。すべてはアイディアだけで成功するシステムはない。たくさんの問題点があり、それを改善して作り上げていくものなのだ。

トヨタのかんばん方式が実用的になっていく経過は、日々「カイゼン」であり、現在も「カイゼン」し続けているのだ。

 

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どのような組織でも「品質管理」の概念を理解して、「カイゼン」が出来るシステム構築、組織運用がなければならない。これを、IT関係の起業家たちが理解できずに「社会悪」となっているのだ。これでは「アイディアが死んでしまうだけでなく、DeNA事件のように犯罪行為」となる可能性があるのだ。

これは、最近不正で問題となっている日産・スバルと言った偏った組織運営をしている会社にも当てはまることで、「マネーゲーム」に興ずる人々にも言えることなのだ。

企業などの社会システムは、システムを作るだけでなく、実用化に向けて「カイゼン」出来る組織と組織運用が必要なのだ。

 

金融知識は必要不可欠でも一分野であり、主たるシステムではない

アコーディア・ゴルフのゴルフコースを買収して、再建し売り抜けるビジネスモデルは、本来の「ゴルフ場運営ビジネスモデル」とは違うもので、「マネーゲームなのだ」と自覚することだ。

マネーゲームは、どれほどうまくやっても期間限定となってしまう。通用するのは「そこにマネーがある時」までだ。

ゴルフ場運営のビジネスモデルで稼げなければ、マネーゲームも成り立たなくなる。ファンドでもそこを心得て、本来のビジネスモデルを成功させているファンドもある。いや、本来の「融資」「資金運用」とはそうしたものだ。村上ファンドの短期的に企業の含み資産を持ち去る動きは「ビジネスモデル」とは言わない。「犯罪的行為」と言うべきなのだ。

 

全世界で「新資本主義」として広がりを見せている「マネーゲーム」は、先進国の経済成長を阻害して、グローバルに展開しないと行き詰まる所(戦争直前)まで来ている。格差拡大は一部人間に資金を集めすぎてしまい、経済全体の動きを止めてしまうもので、先進国の経済は異常なところまで格差拡大が進んでしまっていると理解すべきなのだ。

消費者は人間すべてであり、『配分が偏れば経済は縮小する』ことは明らかだ。それでも「自分だけ稼ぎたいのが貪欲な人間の性」で、自身の身だけでなく、迷惑なことに全体を亡ぼすまで続けてしまうものだ。

↓↓↓私たちは「消費者」や「投資家」だけでいられるのではない。日々の生活の糧を得るために汗する「労働者」でもあり、そして、よりよき社会を作っていく責務を担う「市民」でもある。現在進行している超資本主義では、市民が労働者がないがしろにされ、民主主義が機能しなくなっていることが問題である。

 

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回り道に見えても、丹念に民主主義を貫いていくことが道を開くのだ。テスラには、また問題が立ちはだかることを、私は予言しておく。

イーロン・マスク氏の社会勉強が間に合のうか?見ものです。天才アインシュタインも、核戦争で多くの人間が死んでいくのを予測出来てはいなかった。

マネーゲームをもてあそぶ人々は、世界経済が行き詰まりを見せ、第1次世界大戦、第2次世界大戦を起こし、いま北朝鮮との核戦争の危機にある状態を生み出していると自覚してはいなかった。

戦争が起きる原因の基礎には、経済の覇権争いがあり、資本主義の資金運用がその根本であることを、経済学者は自覚しなければならない。「投資」「資金効率」などのマネーゲームが、産業革命が起きてから数十億人が犠牲になってきたと認識すべきなのだ。

それほど「人間の知識はおろか」で「不完全」なものであることを、天才イーロン・マスクにも早く学んでほしい。

 

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