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「走らせることが快感!」新型BMW3シリーズが、ついに登場! なぜってモータースポーツが起源だから!

2019/03/24

「BMWの3」と言えば、昔から”走らせる車”の代名詞みたいなもの。箱根のワインディングロードを少し攻めてみれば、その真価がわかる!もちろん、昔はモテ車でもあった。なのに、バブル期には増殖ししすぎて、ママさんの子供のお迎え車になってプレミアムカーと呼ばれるようになっていた。しかし、動力性能はともかく、その操縦性のはスポーツカー並みなのだ。その新型BMW3シリーズが、7年ぶりにモデルチェンジ! クルマを理解している者には、新しい魅力に買い替えを考えずにはいられないだろう!



 

BMW走りの性能は、こんなところに出る!YouTubeで検証。

下の動画は、トヨタ・クラウンBMW・440i(3シリーズのプラットフォーム)の「ダブルレーンチェンジテスト」の比較動画。障害物を回避してから元のレーンに戻る動作を行ったときの、動作の安定性を見るテストです。

トヨタ・クラウンもニュルブルクリンクで走行テストを重ねただけあって、昔に比べて操縦性能のいいクルマに仕上がってきていますが、やはり、車の挙動をみると、車体が揺さぶられているのがよくわかります。

一方、BMWはハンドリングに忠実に車が動き、車体の揺れが少なくスッと収まっていることが分かります。ABS(ブレーキロック防止装置)、TRC(トラクションコントロール)、ESC(横滑り防止装置)などのセッティングの違いが出ており、やはり、根本的にBMWの「走るクルマ」の考え方には、クラウンの安全で快適なサルーンの考え方では、追いつけないのでしょうか。

動画の中でも、清水さんが「BMWはドライバーズカーである」というのがよくわかります。

トヨタ・クラウンは走る車というより、やはり高級サルーンというイメージが今でも強いのでしょう。サルーンとはサロンの意味です。まるで高級な部屋、バーなどにゆったりとくつろいでいるような感覚が重視されているのです。そのため、全ての運転支援装置はドライバーの腕に左右されず、安全を確保する方針でセットアップされているようです。

上のテストは、実際に運転しているときにも起こりうるシチュエーションです。高速道路で障害物を回避するということもありうるのです。クラウンもそれなりの動きをしてくれるでしょうが、動画でも言っている通り、そんな時電子制御に重きを置いているクラウンがどんな挙動を示すのか?未知のところがあります。一方、BMWはドライバーのステアリングさばきにかかっていると言えて、それにクルマは忠実に動いてくれるでしょう。

安全装置が装備されていない当時は、全てドライバーが自分で操作しなければならなりませんでした。例えば、ABSがない時には、「ポンピングブレーキ」と言って、急ブレーキの際には、ブレーキを踏んだり離したりを自分で繰り返し、緊急時のコンマ数秒の間にABSの動きを行っていました。高度な判断力と運動神経を必要としていました。

ABSをわざと外してあのシチュエーションでためしたところ、理屈は分かっていても神経がパニックを起こしており、迫りくる障害物を前に、どうしてもブレーキから足を離すことが出来ず、ハンドルが効かないためにレーンチェンジができませんでした。

しかし、その経験のおかげで、雪道でスリップした時、とっさにブレーキを離すことだ出来て、ハンドルで態勢を立て直すことが出来ました。ブレーキを踏みたくなる状態でしたが、やはり訓練が必要な事態でした。

運転支援システムの動作の違いを知っておくことは、やはり大切なことです。クラウンは素人のドライバーでも安全を確保できるセッティングであり、BMWはドライバーの操作に、自動装置も忠実に反応できることを目指しているようです。

 

 

新型BMW3シリーズはどんなクルマ?

さて、新型BMW3シリーズが7年ぶりにモデルチェンジしました。2019年3月に発売です。待ちに待った、現在のBMW主力車種の登場となります。

早くも、価格ドットコムの「人気・注目ランキング(セダンカテゴリー)」では5位にランクインしています!

引用:https://bmw-3.jp/

当面のラインナップは、320i(523万円)、320iMスポーツ(583万円)、 330iMスポーツ(632万円)ですが、320d xDrive、M340i sDrive、330eが加わる予定とのことです。

パワーユニットは、ガソリン車が、2.0L 直列4気筒ターボ、3.0L 直列6気筒ターボ、2.0L 直列4気筒ターボディーゼル、それに燃費規制対策のPHEVを加えたラインナップとなっています。

新型3シリーズのボディサイズは、全長4715mm×全幅1825mm×全高1440mmと先代に対し全長が70mm、全幅も25mm拡がって、ホイールベースも40mm長い2850mmとなっています。全幅については機械式駐車場のことが心配になりますが、最近のものは1850mmまでOKということで、なんとかクリアできそうです。

しかし、良いクルマほど走れば大きさを感じさせないとよく言われるので、操作性の高いことが保証されている新型3シリーズもきっとそうであると確信します。

BMW全体のラインナップからも考えて、実用性が高い3シリーズはBMWの主力車種となるでしょう。当然、販売台数も多くなるはずです。

 

日本専用の320iがラインナップに残る! これが一番お買い得?

今回は、ラインナップに320iを残して日本専用モデルとしています。グローバルでは初期生産に含まれていません。海外では、BMW3シリーズは紛れもなくスポーティーカーとして認知されていますが、日本では、先に述べたように「走る性能を評価する」とは別に”プレミアムカー”としての位置づけがあるためです。つまり、’セレブのママさんが子供のお迎えクルマとして使用できる’などのステイタスを満足させるクルマとしてということですね…?。いやもちろん、性能も間違いありません。

でもこの新型BMW320iが、今回のお買い得になるのではないでしょうか。

前モデルでは、ディーゼルモデルがガソリン代も安くなり、本体価格の高さも5年乗れば元を取れてお買い得と言われていましたが、今回のディーゼルモデルはバージョンアップされており、静粛性も含めて性能がかなり上がっているようですが、割高となりそうです。

また、日本で初導入となるという「3眼カメラ採用」の運転支援システムを、320iスタンダード以上の量産グレードに標準採用するとなっています。3眼カメラになったことで、レーンキープ性能や周辺の危険予測性能も向上するでしょう。3シリーズの下位モデルで、このような先進技術が手に入ることを考えてもお得と言えます。

さらに、「リバース・アシスト機能」が装備され、バックが苦手な人も安心です。直前に走ってきた道を50mほどトレースバックしてくれるそうです。ママ達にはうれしい機能ですね。

 

 

BMW3シリーズの性能の高さとは?

車体のバランスの良さはサイコー!

若い時に、名車であるBMW2002Ti(通称マルニ)に試乗したことがあります。50年も前の事です。しかし、その当時でも「02(マルニ)」の接地性能は高く、バランスが優れていたことを、まだ身体が覚えています。BMW320iは、このマルニの後継車で、あのバランスの良さは、今でもしっかり引き継がれています。

2019年の新型BMW3シリーズは、先代と比べると、トレッド幅(フロント43mm、リア21mm)を広げているようです。(トレッド幅は左右タイヤの接地面の中心間の距離のことで、全幅とは異なります。)それは、居住性アップのためホイールベースを40mm延ばしたことで、旋回性能などのバランスを重要視して取られた処置と思われます。

最近は、標準仕様でも18インチや19インチの幅広扁平タイヤをはいていますが、それでもBMWは固く感じることはなく、バネ下重量の大きさを感じさせず、荒れた路面や段差の衝撃も良く吸収してくれます。

引用:https://bmw-3.jp/

↓↓↓こちらは、BMW320iの先輩、BMW2002(マルニ)。

 

 

ワインディングロードでの爽快感は極上!

マルニ(BMW2002Ti)を試乗していたこともあって、3シリーズについては、ずっと乗りたいと思っていました。そして、当ブログ内でも記事にしていますが、30年ほど前、BMW850iを所有していたころ、3シリーズの軽快な旋回性能の高さが欲しくなってしまい、BMW325iも所有することとなり、念願がかないました。

↓↓↓こちらは、BMW850i。

 

それはそれは楽しくて、休みに箱根や軽井沢、草津などのワインディングロードに乗っていくのは、850iではなく325iでした。850iは、重いV12気筒エンジンを積んだフロントで、50:50の重量配分が出来ているにもかかわらず、ハンドリングの「アンダーステア」感があり、機敏な動きとは感じられないものでした。それに比べて、325の機敏な爽快感は何物にも代えられませんでした。

新型BMW3シリーズのフロント周りの剛性は、なんと先代に比べ50%増しだそうです。それはサスペンションセッティングの自由度を増し、左へ右へのワインディングロードでの旋回性能については、さらに磨きがかかっているものと確信します。

 

 

チューニングでさらに良いクルマに生まれ変わる!

実は、そんな完璧と思われるBMW325i(3代目:E36)でも問題点はありました。

しかし、残念なことに、日本のディーラーに問い合わせても、その内容を全く掴んでいませんでした。自社の主力商品の特性について説明もできず、対策も取れなかったのは情けなかったところです。

その問題点とは、高速道路で時速150km以上になると、路面の上下動をひろってサスペンションが共振してしまい、一瞬、浮いたようになることでした。

↓↓↓こちらは、BMW3シリーズ3代目(E36)。

そのころちょうど、横浜に腕のあるチューナーがいたことを知っていたので問い合わせたところ、いい塩梅にサスペンションを調整してくれました。さすが、マクラーレンF1の代理店をしていたチューナーです。

チューニングすることで、現代のBMW・「M」シリーズと良く似通った、細かい振動は良く吸収し、ロールやピッチングなどを抑え、水平を保ったまま旋回する感覚を実現していました。BMW325iはさらにいいクルマに仕上がり、高速道路の安定性は増して長距離が楽しくなり、さらに遠くの峠に行くのが楽しくなったのでした!

 

 

2019年の新型3シリーズはより進化して、高速走行での安定性や疲れにくさ、ワインディングロードでの旋回性能の高さなどは、もっともっと向上しているのは間違いありません。

 

BMW3シリーズ、起源はモータースポーツだから潜在能力が高い!

さて、7代目となる今回の新型BMW・3シリーズ。ホイールベースは2850mmで、先代より40mm伸ばしたことに対応して、トレッド幅をフロント43mm、リア21mmほど広げ、ボディーの幅(全幅)を広げた25mmよりも大きくなっています。先に言った通り、これは大型化しても旋回性能を落とさないようにしているためです。

17年ぶりに復活するトヨタ・スープラが、BMWのZ4と共同開発になったことは有名ですよね。この時、トヨタの開発担当者がBMWから学んだのは、実はこういったところなのです。

それが何かというと、先にモータースポーツに出場するレース仕様車を仕上げ、その車のパフォーマンスをしっかり確保し、後から私たちが日常乗るような市販車のパッケージを整える考え方のことです。すると基本的に走るポテンシャルの高いスポーティーカーを構成し、チューニングによってすぐに引き出すことが出来るのです。つまりBMWのクルマのルーツは、モータースポーツで培われた技術なのです。

なので、私たちが何気なく見ている車両寸法、それに重心の位置や車両重量などのバランスなどは、上記YouTubeの動画で見たように、潜在能力の高い車両を作ることにつながります。そして、スペックには直接表れない「走るクルマ」としての基本性能を作るのです。それは、動力性の劣る320iでも、基本性能として備わっているのです。

そうすると、私たちが万が一事故に遭遇しても、それを回避できるブレーキ性能や旋回性能などが高くなり、私たちの命を守ってくれることにつながっていく可能性も高くなるのです。

モータースポーツとは、本当はそういうところに意義があるのです。

↓↓↓こちらは、レースにも出場できるBMW M4 GT4。

 

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とにかく、今回の7代目、新型BMW3シリーズの出来が楽しみです。

試乗できたら、またブログに掲載したいと思います!

 

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