ゴルフ・スイング理論 日記

話題のブライソン・デシャンボーのスイングがすごいところ!!! ヘッドスピード61m/s、飛距離376ヤードの秘密を解説!【動画あり】

2020/07/28

自称「ゴルフの科学者」であるブライソン・デシャンボーが、2020年は肉体改造によりバージョンアップして戻ってきた!7月にやっと再開したPGAツアーでは、破格の飛距離と正確性を披露して、ゴルフファンを楽しませてくれている。本来、正確性を第一に考える彼がどうして飛距離アップすることができたのか? データとともに紐解いてみます。



ドライバー飛距離・ヘッドスピード・ボール初速がトップ!!!

新型コロナウイルス感染拡大でストップしていたPGAツアーがやっと再開し、7月には「ロケットモーゲージクラシック」が開催され、松山英樹も参戦してきた。

ここで話題を提供してくれたのが、ブライソン・デシャンボー

ゴルフには人一倍のこだわりがあって、クラブセッティングをみても、アイアンはすべて同じ長さ(ワンレングス)、ヘッド重量も同じ、ライ角も同じという変わった志向の持ち主。自称「ゴルフの科学者」でお馴染みだ。(こだわりのボールは日本のブリジストン!)

ゴルフギアに並々ならぬこだわりを持つ彼が、とうとう自分の体までも改修して2020年PGAツアーに戻ってきた。体は完全に一回り大きくなって、筋肉ムキムキ。体重は20キロ増して、トレーニングも行っているという。

そして、たたき出したドライバーのデータが次の通り。

飛距離= 平均358.5ヤード(最高376ヤード

ヘッドスピード= 60.9m/s

打ち出し角= 11.7度

●スピン量= 2905rpm

ボール初速= 87.5m/s

飛距離・ヘッドスピード・ボール初速は、今大会の計測ホールでトップとなっているらしい。

ブライソン・デシャンボーのヘッドスピード60.9m/sは、世界一の飛ばし屋キャメロン・チャンプでも平均で57.23m/sだからいかにすごいかわかる! 我らが松山英樹は、53m/s弱。

 

2020年ブライソン・デシャンボーのドライバースイングの秘密は???

では、ブライソン・デシャンボーの最新のドライバースイングを解析してみよう。(YouTube)

ブライソン・デシャンボーの使用ドライバーは、

コブラの「KING SPEEDZONE」で、

ロフトはなんと5.5度。以前は7.5度だったがさらに立っている!!!上動画でも、アドレスを見るとロフトが立っているのがよくわかる。

彼はヘッドスピードを上げてきたけれど、ヘッドスピードが上がるとスピン量が多くなってしまう。そこでロフトを立ててスピン量を減らし、打ち出し角度を適正にするスイングで飛距離を伸ばしているのがわかります。

4スタンス理論で言うと、彼は「A2」スイングで1軸スイングです。(タイガーウッズと同じ)だから体重移動がないので、左重心で1軸のように見えます。

アッパーブロースイングだから飛距離が出る!!!

皆さんは、アッパーブロースイングって知ってますか??ドライバーで飛距離が出るスイングのことです。

ーーーブライソン・デシャンボーは、このアッパーブロースイングをしているのが動画で分かる!

アッパーブローは、ティを高くして下から上にカチあげるようにして打つ。けれど、ロフトはつけないで打つとスピン量が減って飛ぶのです。(実はこれ、ジャンボ尾崎が編み出したスイング!)

でも、ロフトがないのにどうして高く上がるのか??

それは、ティを高くして、最下点でボールにヒットするのではなく上がり際にヒットするからです。

ーーーブライソン・デシャンボーの動画をもう1度見てください。彼は左1軸スイングだから、一見ダウンブローに打ちそうに思いますが、スローでじっくり見ると、見事にボール手前からカチあげて上がり際でヒットしているのが分かりますね。

その証拠に、ブライソン・デシャンボーの打ち出し角度が11.7度もあるのを上記データで確認できます。これは、今年の松山英樹選手のデータ8.8度よりもあります。

これによって、ブライソン・デシャンボーで話題になっている、「弾道頂点が50m越え」ということにつながってくるわけです。

ゴルフは物理です!

 

※アッパーブローで飛距離を上げてみたい人はこちらを参考に!

関連記事【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(63)】飛距離をのばすならアッパーブロー!ヘッドスピード同じなのに…なぜ女子プロはアマチュアより飛ぶのか? 

 

ブライソン・デシャンボーはもっと飛ぶ!!!

でも、デシャンボーはもっと飛距離が上がる可能性がありますね。

というのは、スピン量がまだ2905rpmもあるからです。(適正なスピン量は2400回転前後と言われてます)

つまり、もっとスピン量を減らせばもっと飛ぶ!!!!わけです。

だから、彼は…もしかしたらドライバーのロフト角をもっと少なくするかもしれませんね~!!5度とか、4.5度とか!!!(やはり!4.8度を試していたという情報がありました!

ブライソン・デシャンボーならやりかねない!!!

関連記事【変わり者プロゴルファー・ブライソン・デシャンボー】ゴルフギアへのこだわりが半端じゃないすごい奴!【動画あり】

関連記事【飛距離が伸びるボール選びを考えてみる(3)】スピン量が少なくて飛ぶボール

 



 

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