BMW新型M5、2018「ワールドパフォーマンスカー」を受賞! 先代より軽量なのに600PS以上の高出力エンジン!【動画あり】

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待ちに待った2018ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の結果ですが、その中で「2018ワールドパフォーマンスカー」に、BMWの新型M5が受賞しました! SUVが人気の中、やはりBMWらしい何気ないスタイリッシュなボディで、この驚くべきパフォーマンスは評価されるべきものがあるでしょう。



 

シビック、レクサスを退けて受賞!

最終選考に残っていた3台は、 ホンダ・シビック タイプR、レクサスLC500、そしてBMW M5でした。

日本のシビック タイプRやレクサスLC500も、とてもいいクルマだと思いますが、最も動力性能に優れるモデルに贈られる「ワールドパフォーマンス賞」は、やはりBMW M5に贈られてしかるべきでしょう。

引用:http://bmw-m-heat.jp/10_good_reasons.html

何がパフォーマンス賞で評価されたか??

軽量なのに600PS以上の高出力!

BMW新型M5は、史上最も大きなボディサイズになっています。全長は5m、全幅は2mに近い大型セダン。

なのに、先代比でなんと125kgの軽量化を果たしています。

これまでも、BMWはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使用してきましたが、M5の市販モデルでのカーボンファイバー製ルーフの導入は、新型が歴代M5で初となります。

 

↓↓↓よく見ると繊維が見えてカーボンであることが分かります。

引用:http://bmw-m-heat.jp/10_good_reasons.html

ルーフの他にも、アルミ製ボンネット、軽量エキゾーストシステム、新型バッテリーなど、BMW最新の技術によって100kg以上の軽量化を実現。

先代よりも125kgの軽量化されて、1,855kgとなっています。あるったけのぜい肉をそぎ落とした感じです。

これは、7シリーズでも採用されている、最新プラットフォーム「CLAR」であると思われます。

【BMW7シリーズ(1)】A I の最先端、しかし・!

 

脅威の600psハイパワーエンジン

BMWのV型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンは高回転性能(最大7,200rpm)と驚異的パワー(441kW/600ps)のコンビネーションに加えて、同サイズのエンジンの中でも特筆すべき性能を誇る。例えば、そのパワーを引き出すべく特別設計された経路を通った排出ガスがツイン・ターボチャージャーを回し、高圧縮の吸気を素早く、かつたっぷりと8つの気筒に送り込む。その結果、圧縮された混合気の燃焼が750Nmまでのトルクを瞬時に発生させるのだ。
引用:http://bmw-m-heat.jp/10_good_reasons.html

新型M5のパワーユニットは、4.4L V型8気筒ツインターボガソリンエンジン。新開発のターボチャージャーを搭載し、最高出力608PS、最大トルク76.5kgmを発揮します。

トランスミッションは、8速ATの「Mステップトロニック」。

0-100キロ加速は3.4秒。ポルシェ911GT3、フェラーリ458イタリア/スパイダーなどと同じ!

引用:http://bmw-m-heat.jp/10_good_reasons.html

独自の4WDシステム「M xDrive」、基本は楽しいFR

BMW新型M5の駆動方式は、M5初となる4WDである「M xDrive」が採用されています。

BMWと言えば、FR。その特有のドライビング・フィーリングを損なわないことが重要。そこで、前輪の駆動力は後輪のトラクションが限界に達したときのみ使われます。AWDとも言えなくもないです。

0-100km/h加速に要する時間はわずか3.4秒(ヨーロッパ仕様車値)という高いパフォーマンスを持つ新型M5であるから、4輪を正しく制御しなければなりません。そこに効果を発揮してくれるのが「M xDrive」。

最新鋭のトラクションコントロール機能により、高速でのコーナリングや滑りやすい路面といった走りづらい道路に合わせてFRと4WDを切り替え、安定した走行姿勢を自動的に保ちます。

BMW新型M5の値段は??レクサスLCと比べると…

お値段は、1700~1800万円。

パフォーマンス賞で最後に残っていた3台のうち1台であるレクサスLC500が、4リッターで500PS弱、ボディサイズも同じくらいで、お値段が1300~1400万円。

ほぼ400万円差であるが、どっちを選びますか?? いろいろ考えるとお買い得な気がしますが、いかがでしょう?…。