MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(1)

アコーディア・ゴルフ

マネーゲームではなくビジネスモデル経営の匂い

初めから感覚論で申し訳ないのですが。この2社のコラボは成功する予感がしています。なぜなら、まずMBKパートナーズのこれまでのUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)とコメダ珈琲店(コメダホールディングス)の再建が、真にまともであることです。両社から公に出てくる情報が正確であれば、今度は田代社長も本気であると感じます。その内容が、これまでのアコーディア・ゴルフ(AG)経営陣から漏れ伝え聞くファンド体質とは違って、「ビジネスモデルを再建する」との焦点の合った考え方が伝わってきます。マネーゲームではなくビジネスモデル経営の匂いです。

設備更新から始まって、システムを更新する話も、これまでのケチるだけなのか、利権がらみの話なのかと考えてしまう動きではなく「人件費の抑制とサービスの向上」の両方を目指す、まともな姿勢です。

つまり「コストダウンと品質の向上」を目指している技術的に当然の概念です。

これまでの、「ケチるだけ」で品質の向上の認識のない姿勢とは異なって、実務的であり前向きな姿勢です。これまでの経営者を見てきているだけに「信用できない」と感じているのですが、これは「田代社長を信じて、3年ほど努力してみる」ことが社員のためであり、ゴルファーのためと感じます。

【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】

TOBの成功

まず今回のTOBが成功しなければならないのですが、この情勢でMBKパートナーズに任せないのは、非常識でしょう。むしろもっと早くから支援を求めていれば、これほど痛手を受けなくてよかったはずです。

現在、MBKパートナーズのTOBに反対して買い占める勢力があるとすれば、それは排除すべきであり敵対的に買い占めてくることになります。ファンドで資金調達して買い占めにかかるチャンスではあるのですが、過去の勢力では平和側の動きでしょう。しかし、「カジノ法案」が通った現在、ゴルフにのめり込む必要はなく、稼ぐ話としてもゴルフは捨て去るべきでしょう。むしろMBKパートナーズの姿勢が、「割の悪い商売では?」と不思議なくらいです。

後は儲けを度外視した、敵対的勢力ですが村上ファンドは金融庁の動きで手を出せない情勢であると見えます。この情勢で敵対的に出ても無駄な争いしか見えてきませんので、通常は利害で考えれば出てこないでしょう。もう一つ懸念する勢力があるのですが、情報がなくて分りません。株式相場は1,200円に張り付いているようで、ここで買う勢力をどう見るかは、私の知識では明らかになりません。

AGアセットの社員

AG社員の立場で考えれば、MBKパートナーズの話は歓迎すべきことです。一つ情報が出てこないのですがAGアセットに所属する社員をどのようにするのかです・・・・

MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(2)➡

【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】

「アコーディア・ゴルフ」 一覧➡
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収・実践編(1)】➡
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収について(1)】