『女帝 小池百合子』は再選される? 15万部突破の評伝のレビューの影響は?

日記

2020年コロナ禍で、東京都知事選という大イベント?もやってくる。このサイトでも、小池百合子氏の人物像について辛口記事を書いたが、この度ノンフィクション作家の石井妙子氏が『女帝 小池百合子』が出版され、大反響を呼んでいるらしい。皆の反応は如何に?!果たして、彼女は再選されるのだろうか??

評伝「女帝 小池百合子」 異例の15万部突破!

小池百合子・東京都知事の半生を描いた評伝「女帝 小池百合子」が大きな話題を呼んでいる。出版元の文芸春秋によると、5月29日の発売から約2週間で既に15万部を突破し、ノンフィクション作品としては記録的な売り上げとなる勢いだ。ツイッター上でも「都民だけでなく有権者として読んでおくべきだ」などといった感想が寄せられており、都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)での都民の投票行動にも少なからぬ影響を与える可能性がある。

引用:毎日新聞

当サイト「知恵の輪サイト」でも2017年に辛口記事を挙げていて、当時もそれなりの反響があったのだが、今回もサイト内ランキングが急に上がってきたからどうしたのかと思っていた。

・【サイコパス小池百合子の実像?(1)】音喜多都議離脱の意味するものサイコパスについて。

【サイコパス小池百合子の実像?(2)】人情が分らないアスペルガー症候群(自己愛性パーソナリティ障害)アスペルガー症候群、自己愛性パーソナリティ障害について。

それもそのはず、5月29日にノンフィクション作家の石井妙子氏が彼女の半生を描いた書籍、その名も『女帝 小池百合子』が発売されたからだった。

発売から約2週間で15万部を突破したというから驚きだ。記録的な売り上げで、アマゾンでは既(6月13日現在)に注文できない状態だという。

ただ、最近は便利なもので、アマゾンではKindle版、楽天ブックスでもKoboが電子書籍として購入できるので、興味ある方は読んでみるとよい。専用端末がなくても、スマホで読める。

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新型コロナウイルス感染拡大で、都知事である小池百合子氏の言動は否応なく目に耳に入ってい来るわけだが、やはり彼女がどこを向いているのかは明快だ。筆者が都民であったら、間違いなく別の人に投票するだろう。

そんな片鱗が、石井妙子氏の著書『女帝 小池百合子』にも見られるようである。

アマゾン、楽天ブックスそれぞれのレビューを挙げてみたい。抜粋ではあるが、良い評価も悪い評価も挙げてある。

アマゾンレビューでは星5つ、4つで89%もあり、圧倒的に良い評価である。

2024年7月は、小池知事の任期満了に伴う都知事選挙であるが、この2024年4月現在でも、「女帝 小池百合子」はAmazonレビューで4.4の評価を得ている。

アマゾンのレビューより(抜粋)

 非常に素晴らしい本。多くの人に読んでほしい
結論から言うと、非常に素晴らしい本だった。
制作に3年かかったと書いていたが、それくらいの時間と労力をかけて書かれただけの価値がある傑作である。
…本書に書いてある小池氏の人間性、考え方などは、私の知る限り、実際の小池氏本人の姿にかなり近い
見た目はよく、美人である。弁舌さわやかで、PRも上手い。
チャンスを見極め勝負をかけるのも得意。一見魅力的な人物にみえる
ただ権力欲が異常に強すぎる。あと豊洲問題やオリンピック問題で明らかな通り、組織を動かし政策を実現する実務能力は極端に低い(この点は本書によく書かれているので割愛するが、無能といっても過言ではない。アニメキャラに例えると銀河英雄伝説に出てくるトリューニヒトが近いと思う。)
おそらく本物のサイコパスなのだろう
政治家としてというより、人として重要な何かが、彼女は決定的に欠落していると思う
…可能なら、小池氏に対し、政治というものを本音ではどう思っているのか尋ねてみたい。
 

都知事選に併せて出したただの暴露本だと揶揄されそうですが、そんな三面記事的ものではないです。
これは警告だと思います。
本当に更に4年間この人に知事を任せて良いのか、その為に本に書かれている築地の人たちを始め多くの人たちをもっと不幸にしてしまうのではないか。

著者の石井妙子氏の筆力、時系列に沿って冷静に証言を積み上げていく圧倒的な事実
ノンフィクションの金字塔だと感服した。一人でも多くの方に読んでいただきたいと切に願う

↓↓↓サイコパスは”性格”という問題ではなく、”脳機能”によるものだとわかってきた。ある一定程度、人類には生まれ持ってそういう人格の人間が存在するという事実。

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ここで大失敗だったのは、本書の最重要テーマだった「何の政策も哲学もない、小池百合子というサイコパスを放置しておいて良いのか」という石井妙子の血を吐くような訴えが、カイロ大学を「卒業した」「卒業してない」の陳腐な二分法にすり替わってしまったことだ。
なんてことはない、大局的な議論は決してせず、枝葉末節なフレーズで大衆を扇動してきた小池百合子のいつものやり口だ。さらにカイロ大学が卒業証明をしてしまったことで、学歴詐称について言及していた本著『女帝』も必然的にウソなのではないか、という反証材料が生まれてしまった。そうしてしまうと、なし崩し的に本書全体が疑わしいものになってしまうため、石井妙子のせっかくの努力が水泡に帰してしまうのだ。
つくづく、石井妙子氏の詰めが甘かったと言わざるを得ない

複雑な家庭環境や顔のあざにもめげず、ありとあらゆる機会や関係者を自分のいいように利用していく姿はあさましくもたくましい。特にカイロ時代のエピソードには驚かされる。ただ後半は小池氏への一方的な非難ばかりで些か客観性に欠けているように思える

↓↓↓ふだんは優しさの仮面をかぶり、時に激情的にふるまい、人を攻撃し、あるいは甘い言葉で丸めこむ。罪の意識を持たず、自分を通すためには手段を選ばない。組織の中にも必ず存在する人たち。

本書は読み進めて行くと、なぜか自分自身の事を書かれているようにも思えてきます。つまり私は嘘をつくこともあり、人に言えないコンプレックスがあります。時にはいい格好をしようとします。もしも私が偉い人や有名人と縁があって、私を世に出してくれるような打診があった場合「よろしくお願いします」と言うかもしれません。本書が紛れもない事実であるなら、このようにして出版された小池百合子さんに私は同情します。

小池氏がその時々の権力者に取り入って成り上がってきたというのはそのとおりだと思うし、政治的思想を持ち合わせていないという点もそうかもしれないと思う。女性であることを武器にしているという点もそのとおりなのであろう。聞こえのよい横文字を並べるだけで公約を何ら果たしていないという点は完全に同感である。

…本書で述べられる小池氏の評価の大部分は、関係者の証言に基づいている。証言に基づくこと自体は仕方がないが、証言が真実であるとは限らない。それにもかかわらず、本書は引用した証言がすべて真実であることを前提としているように読める。さらに、証言そのものが必ずしも小池氏の悪評に繋がるとは思えない場合であっても、無理やり小池氏の批判に繋げているように読める。

楽天ブックスのレビューより(抜粋)

印象を操作するとはどういうことなのか?
…読みながら、びっくりすることがたくさんありました。ただ、同時に、私(達)は何を見て、人を判断しているのかと反省することにもつながりました。
…その加工された記事やニュースを元に私達は疑問もなく、判断していると思います。メディアに出ている発言だけでなく、発言の背景を知ることや、「そもそも何で?」と言った疑問を持ちながら考え判断すること。これらが次の都知事選や、政治、その他身の回りであることへのより良い判断につながるのかなと感じています。
 
読み始めたら止まらない。筆者による小池百合子のモンスター性がどんどん描かれていくサイコパスともいえる利害計算でどんどん成り上がっていく姿はNetflixの「ハウスオブカーズ」の主人公のよう。
 

さて、皆さんはどう評価するだろうか?

大事なのは、日本の首都東京のトップ(公人)であり、スウェーデン1国もの予算を握る絶大な権力があるということを忘れてはならない。どんな人物に、その絶大な権力を委ねたらよいのかを、他人(大衆)に左右されずに真剣に考えなければ、それは市民・国民にその付けは返ってくるということである。そして、彼女は国のトップ(権力のトップ)を狙っているのは確かだ。

現在、アメリカではトランプ大統領のリーダーらしからぬ言動によって、小市民の分断が起きようとしている。その縮小版にならないことだけを祈りたい。

こういった人物が世界のトップに現れる背景には、人々のポピュリズム(大衆迎合主義・衆愚政治)が関係していることも忘れてはならない。

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↓↓↓小池氏は4年前「セーフ・シティ」「ダイバー・シティ」「スマート・シティ」というキャッチフレーズを使い、「3つの新しい東京を作る」として27の課題解決を約束していた。ところが、その公約集は最近、ホームページから跡形もなく削除され、「東京大改革2.0」という新しいキャッチフレーズと「公約」集にとって代わられてしまっている…。(ヤフーニュースより)

「「7つのゼロ」…それは公約のほんの一部…小池氏は4年前「セーフ・シティー」「ダイバー・シティー」「スマート・シティー」というキャッチフレーズ…「3つの新しい東京を作る」と…27の課題解決を約束…ところが、その公約集は最近、ホームページから跡形もなく削除され」https://t.co/EUDuAjhHE3

— 原野さな@築地用 (@sanaharano2) July 1, 2020