【勝浦ゴルフ倶楽部】27ホールもあって、都心から1時間半で人気のゴルフ場!(2)

ゴルフ場評価




←【勝浦ゴルフ倶楽部】(1)ゴルフ場予約サイトの口コミ評価は?

勝浦ゴルフ倶楽部、知恵の輪サイトの見立て

日本経済の経歴

勝浦ゴルフ俱楽部は、まるで日本経済の歩みを見せられるような経歴です。1976年開場となっていますが、当時27ホール建設には数十億円で収まったはずです。それがバブル期では18ホールで200億円規模でしたので、まだ正常な経済感覚の時代の開場です。立地が悪いので、バブル経済崩壊後は直ぐに破たんして、経営者が交代していったようですが、13年前に現在の経営体制に落ち着いたので、外資の買収に合わなかったのは、今となっては幸いであるかもしれません。

外資ですと、習志野カントリーのような名門コースでさえ立ち直れないのですから、今あるのはそこそこの経営が成功していると見るべきでしょう。

予約サイトの口コミ評価から

←2016年のゴルフ場予約サイト(GDO・楽天GORA)口コミ評価

※ゴルフ場コンサル経験より、独自見立てを行っています。2016年時点での口コミ評価を基にしています。現在(2022年)は若干評価が上がっているようです。

口コミによると、コース設計が面白いようですね。私もラウンドした経験があるのですが、残念ながら昔過ぎて記憶には残っていません。

平坦ですが、変化があり楽しませてくれる設計のようです。本格的なゴルフ場では、どこのコースも100以上打つゴルファーには対応できていませんので、変化のある設計をすると渋滞がひどくなるでしょう。これは現在も昔も同じですが、今はセルフになっていることが災いしてスロープレーを注意できないようです。

現在の日本人の気質としては個人の権利意識が強いので、スロープレーになってもボールを拾って前進するようなことはしないため、初心者が入るとどうしてもスロープレーになります。(かつては、自分のプレーを犠牲にしてでもプレー進行を早めたものです。初心者で林に打ち込んでしまった場合は、ボールがある場合はそこから打たずに拾ってフェアウェイに出して打つ、ボールが5分以内に見つからない場合はボールを捨てて新しいボールでフェアウェイから打つなど工夫をしていました。そのため安いボールを大量に持参していったものです。)

ターフ跡やディボット跡の修復をしないのは、訓練不足と日常のマナーの低下が重なっていますので、難しい状態です。全ての国民が「暴走族」と感じるときが時折あります。最近では、学歴のある知識人であっても、「周りの人のことを配慮して振る舞うと損をする」と感じるような習慣です。自己主張が強いというよりは「わがまま」と言える感覚です。

井上和弘さん(@inoakzu)が投稿した写真

サービス業の品質管理

総合評価でGDO3.8、楽天GORA4.0となっていて、本格的コースの割に伸びきらないのは、管理技術、組織運営を知らないためでしょう。サービスのバラつきが口コミ評価に書き込まれています。

が、その内容は、客商売として真面目なのですが管理技術の不足を示しています。

これが「星野リゾートの星野社長」が言っている「コストの加減でこれ以上の品質を求められない」とする感覚です。これは、星野リゾートの施設のサービスも、かなりばらついているのを承知でいることを示していますが、人事採用・管理技術・組織運用で星野リゾートが抱える問題点でもあります。

現在の方法論では、これ以上の品質を求めるとコストが急増するので、星野リゾートは「帝国ホテルは目指さない」とする方針となっているのです。品質管理の手法を星野社長は当然知っているので、その運用に自信が持てないのでしょう。

星野リゾートでは、以前の「フラット組織」が失敗していますので、替わる方法論を持たないのでしょうし、現在は必要がないのでしょう。いまは特級のサービスより、オリンピックを控えて多くの宿泊施設が必要な時代ですから。「質より量」の場面です。

この勝浦ゴルフ俱楽部などは、その点では品質管理の概念で組織運用を変えると、さらに伸びしろがある状態ですので、管理技術を採用してみるのもちょうどよい状態となると考えられますね。

【勝浦ゴルフ倶楽部】27ホールもあって、都心から1時間半で人気のゴルフ場!(3)周辺のグルメ!➡

≪≪この近辺のゴルフ場≫≫
キャメルゴルフリゾート
勝浦東急ゴルフコース
花生カントリークラブ
大原・御宿ゴルフコース