検索ワードで読み解く 「世界が恐れるトランプ2.0」― 第2次トランプ政権の本質は?

日記

第2次トランプ政権の誕生は、世界に大きな緊張をもたらしていますよね。さらに、民主主義の秩序までも揺るがしています。皆さんはどう感じていますか?
アメリカ国内の支持層からは「強い大統領の復活」として歓迎される一方、さまざまなニュースからわかるように国際社会では不安と警戒が急速に広がっています。

その空気は、検索エンジンに入力されるキーワードにも如実に表れているんですよね。

「トランプ大統領 戦争」「トランプ 関税」「トランプ 制裁」「トランプ カナダ 51州」「トランプ グリーンランド」――。
これらの検索ワードは、単なる関心ではなく、世界が抱く「不安」「恐怖」や「危機感」を映し出す集合知とも言えるかもしれません。

本記事では、検索キーワードというデータを手がかりに、第2次トランプ政権、いわゆる「トランプ2.0」の本質を読み解いてみようと思います。無謀にも…(‘◇’)ゞ

もしかして、そこから浮かび上がるのは、国際秩序そのものを揺るがしかねない、新たな時代の入り口なのかも…。

ケンゾー
ケンゾー

それって、各国が群雄割拠する戦国時代とか??

検索データが示す「トランプ2.0」への世界の関心

検索ワードは、世界の人々の関心と不安が最も率直に反映される指標ではないでしょうか。

ケンゾー
ケンゾー

例えば、第1次トランプ政権期には、「トランプ ロシア疑惑」「トランプ 弾劾」「トランプ ツイッター」など、内政やスキャンダルに関する検索が多かったんだよね。
2021年のアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件には驚いたよね!
だって日本にもアメリカからもたらされた民主主義。その根幹、民主主義の砦ともいえる議会議事堂襲撃を扇動したと認定され、トランプ大統領を弾劾訴追する決議案を可決したんだよね。

でも、2025年からの第2次政権では、その傾向が大きく変化しているみたいです。

調べてみると、現在、急増しているのは以下のようなキーワード群です。

軍事・安全保障系

  • トランプ 戦争
  • トランプ 軍事介入
  • トランプ 空爆
  • トランプ 台湾

2026年1月3日、正月早々でびっくりしましたが…トランプ大統領は、ベネズエラを爆撃したうえで、特殊部隊デルタフォースによりベネズエラ大統領のニコラス・マドゥロと妻のシリア・フローレスを拘束・連行しました。

ケンゾー
ケンゾー

つまり、トランプ大統領がベネズエラに軍事介入、また2025年6月にはイランの核施設空爆台湾有事やウクライナ戦争の行方も危惧されて戦争という検索ワードが多くなったと思われます。
特に、ベネズエラへの軍事介入は国際法違反、ベネズエラの国民主権の侵害を非難されています。

経済・制裁系

  • トランプ 関税
  • トランプ 制裁
  • トランプ 中国 経済制裁
  • トランプ EU 関税
ケンゾー
ケンゾー

第2次トランプ政権では、これまで同盟国としてきた欧州(EU)に対する懲罰的な関税を強いていることで制裁、またトランプ大統領自身のX投稿で、「中国が現在払っている関税に加えて、米国は中国に100%の関税を課す」と表明していることから中国という検索ワードが多くなっていると思われます。

領土・主権系

  • トランプ カナダ 51州
  • トランプ グリーンランド
  • トランプ 併合

これらの共通点はというと、

「対立」「圧力」「支配」

といったニュアンスでしょう。世界はこれをどう見ているのでしょうか。

世界は、トランプ大統領を単なる保守的政治家としてではなく、国際秩序を揺るがす存在として認識し始めているのです。

急増する「恐怖系検索ワード」ランキング

では、このような検索傾向から見えてくる「恐怖系キーワード」をランキング形式で整理してみましょう。

検索共起ワードランキング(推定)

  1. トランプ 戦争
  2. トランプ 関税
  3. トランプ 制裁
  4. トランプ カナダ 51州
  5. トランプ グリーンランド
  6. トランプ NATO
  7. トランプ ベネズエラ 攻撃
  8. トランプ 台湾
  9. トランプ ウクライナ
  10. トランプ 中国 制裁

この検索ワードのランキングから明らかになってくるのは、

経済」「軍事」「領土」という三大テーマ

が、世界の不安の中核をなしている点です。

第1次政権では、トランプ氏の過激な言動は単なる「パフォーマンス」や「交渉術」として受け止められる面がありました。まあ、アメリカ国民や世界も珍しくてニュース性があるということで面白がった部分もあったんでしょうね。

しかし第2次政権では、その言動が政策の実行と直結し、現実の危機、問題として認識されている。

「支配欲」という新しい恐怖 ― 領土発言が意味するもの

トランプ大統領の発言の中でも、世界に最も強い衝撃を与えたのが、他国の領土や主権に踏み込む発言ですよね。
まるで、1800年代から1900年代前半に欧米列強が資本主義列強による植民地や勢力圏拡大を目指していた時代のようです。日本の戦国時代に戦国武将が領地を拡大して戦争を仕掛けていた時代にも通じるものがあります。

えっ、カナダをアメリカの51州に?

この発言は、冗談やリップサービスとして片付けるにはあまりにも重い意味を持ちます。
カナダは、NATO加盟国であり、G7の一角を占める主権国家です。その国家をトランプ大統領が「アメリカの州」にすると発言すること自体、戦後の国際秩序への根本的な挑戦です。

えっ、グリーンランドをアメリカの領有に?

グリーンランド問題も同様です。
地政学的に極めて重要な位置にあるグリーンランドを、力によって獲得しようとする姿勢は、19世紀型帝国主義の復活を想起させます。

これらの発言が意味するのは、「国境は力によって書き換えられる」という危険な思想の復活です。世界が恐れているのは、トランプ個人の過激さではなく、この思想がアメリカの国家戦略として現実化してしまうことです。

「国境は力によって書き換えられる」となってしまうと、中国に対しても示しがつかなくなってしまいます。
しかも、その隣国である日本にもより危険が迫るということになるのです。

関税・制裁・軍事行動 ― トランプ2.0の三本柱

このように検索ワードから読み解いてみると、トランプ2.0の外交戦略は、次の三本柱で構成されていることが明らかになってきます。

関税:経済戦争の再来

中国、EU、カナダ、メキシコなどに対する大規模関税は、事実上の「経済戦争」です。
関税は自国産業保護を目的とする一方で、物価上昇を通じてインフレを輸出し、世界経済に深刻な悪影響を及ぼす。

ケンゾー
ケンゾー

つまり、日本では関税が高くなることにより、輸入品価格の上昇(コストプッシュインフレ)を誘発し物価高騰になります。日本人の生活もより厳しくなる可能性があるんだよね。
アメリカファーストにばかり重点をおくと、周囲とのバランスを著しく崩してしまう恐れがあるんだ…。

特に中国への高関税政策は、サプライチェーン全体を揺るがし、日本企業にも大きな影響を与えることになります。

制裁:ドル覇権の武器化

アメリカは、ドル決済網と金融制裁を通じて、他国経済を締め上げる力を持っています。
トランプ政権はこの武器を、ロシア、中国、中東諸国、ベネズエラに対して積極的に行使しようとしている。

制裁の常態化は、各国に「脱ドル化」を促し、長期的にはアメリカ自身の覇権基盤を弱体化させる可能性もある。

すでに、2026年1月27日、インドとEUが長年の懸案であった自由貿易協定(FTA)の締結で最終合意するなど、アメリカ離れが始まっています。

軍事:限定攻撃の常態化

トランプ大統領の言動には、中東への空爆、ベネズエラへの軍事圧力、台湾海峡への軍事的示威行動などがあります。
トランプ2.0の特徴は、全面戦争を避けつつ、限定攻撃を多用する点なのです。

そうすると、世界は常に「局地戦争のリスク」に晒され続けることになります。

カナダ・カーニー首相の演説が警鐘「同盟国の本音」

ここで、カナダのカーニー首相の演説をトランプ大統領の言動と比較してみたいと思います。

2026年1月19日〜23日スイスのダボス会議では、カナダのカーニー首相が演説し、トランプ2.0への明確な警鐘として世界に受け止められました。

彼が繰り返し訴えたのは、

「国際協調」「法の支配」「多国間主義」の重要性

です。
これは、力による現状変更を正当化して自国第一主義を貫くトランプ大統領への事実上の対抗宣言と言えるでしょう。

その対比をわかりやすく表にまとめました。

カーニー首相トランプ大統領
国際協調自国第一
多国間主義二国間圧力
国際秩序力による支配

この対比は、単なる政策論争じゃなく、「世界のあり方」を巡る文明的衝突を象徴していますよね。

ケンゾー
ケンゾー

こうやってみると、普段僕たちの生活の中でも、いろいろ意見が違っても周りとできるだけ協調したり、気に食わない誰かを一方的にマウントしたりせずに共有されている原則や規範に基づいて言動したりして、秩序を保ったほうが平和に暮らせることがわかるよね。法律を意識できなくても法の支配によって秩序が保たれているんだ。

↓↓↓トランプ大統領は、多くの国際機関から脱退を表明してもいます。形式的に見えるもの、そして多人数での打ち合わせが嫌いと言われています。つまり、よく言われているように1対1のディールが好きなのです。

トランプ大統領は「国益にならない」と述べていますが、これらは普段直接的には恩恵を受けてないように思えても、世界がこれらの共有されている原則や規範に基づいて言動することをみなが願っている証であり、国際秩序を保つことができています。そもそもは。
(ただ、どの組織も陳腐化する可能性があるから、正当なものかどうかは精査する必要があるかもしれないが…。)

↓↓↓トランプ第1次政権の時の知恵の輪サイトの過去記事。

余談ですが、企業という組織でも同じようなことが言えて、「ここはいらない人材、物」と思って不用意にコスト削減してしまうと、実は最重要なかなめだったりすることがあります。コスト削減の使い方を間違うと、長期的には大変なことになる可能性があります。(経験者は語る…)

検索ワードが示す「世界の不安の正体」

以上のように、ネット上の検索データが浮かび上がらせるのは、明確な不安の構造だと思う。

それは、「トランプが何をするか分からない」不安ではなく、「トランプが本当にやるかもしれない」という現実的恐怖じゃないのかな…。

  • 国境は守られるのか?
  • 戦争は回避できるのか?
  • 経済秩序は維持されるのか?

これらの根源的問いに対し、世界は確信を持てなくなっている。なにせ、最高権限を持っているアメリカ大統領だからね。

だから、トランプ2.0とは、単なる大統領交代ではなくなってしまった。
それは、戦後80年にわたって築かれてきた国際秩序が、根本から試される時代の幕開けなのかもしれない…(怖っ)。


まとめ

ネット上の検索ワードは、世界中の人々の「本音」を映す鏡でもある。調べてみてわかったのは、期待ではなく、圧倒的な警戒と恐怖。

世界が恐れているのは、トランプ大統領個人ではない。恐れているのは、「法の支配」ではなく「力による支配」が再び世界標準になってしまう未来である。

↓↓↓ヒトラー台頭も無法な暴力によって道を誤ったことから始まってる。歴史は繰り返すのか?

私たちは今、秩序と混沌の分岐点に立っているかもしれない…。