予約サイトの口コミは、不正確で個別の意見には賛成しかねるものがありますが、統計とは不思議なもので、多くの意見を集めてみると、不思議と正確に実態を表すものです。口コミ評価を利用して、各社の経営方針について見ておきましょう。
各コースの特徴[1]
太平洋クラブ相模コース
コースが狭い・短いで大厚木カントリークラブ評価3.6+3.4=7に対して、2.5+2.5=5で2点のハンディがコース設計の問題であるのですが、総合点で上回りました。その主たる特徴がコースメンテナンスと接客です。クラブハウスも大厚木カントリークラブよりも狭いのですが、得点で上回っています。内装の改善が良いようです。コース・メンテナンスは昔から定評があるのですが、グリーンの速さはプライドでしょう。接客については明らかにマルハンになってから向上しているようです。以前は弱点でした。
神奈川カントリークラブ
大厚木カントリークラブと同等なのは見事です。コースの設計上の評価は4.7にしかならず2.3のハンディアがり、個別の項目の合計でも2.0の差があるにもかかわらず、総合評価では同等なのです。これは「印象」が評価に大きくかかわっていることを現しています。お客様の立場からの視野で、一生懸命努力している姿が見えています。
AG・大厚木カントリークラブ本コース
コースの設計上の評価では2点以上の差を付けながら、総合評価ではかなり順位を落としています。評価がこれほど低迷しているのは、明らかにお客様の立場を理解していないからです。同じ予算でも、もっとお客様のためを考えて配分するkとが重要です。ここまでくると少々、異常さを感じます。
立地条件としても、東京など人口密集地に近く、この条件を使えば、もっとプレーフィーを上げても集客する方策はありはずです。立地条件の良さに頼り切った営業です。もったいないことで、メンテナンス・サービスの中身を再検討すべきです。コストダウンとはケチることではありません。知恵を使わねばなりません。
PGM・秦野カントリークラブ・東名厚木カントリー倶楽部
AGと同じくアメリカンファンドの買収で始まった企業ですが、考え方は同じようで、どちらがファンド体質に徹していたかと言えばAGで、PGMは若干甘かった印象でした。