【踏切事故根絶に向け、なぜ A I を利用しないのか?】

日記

踏切事故が起こるたびに不思議に思うのはA I を利用しないことです。 A I とまでも行かなくても踏切内を映すカメラを設置して、障害物があるとき電車に徐行を促すだけでかなりの事故を防げるはずです。

電鉄会社全体が事故を防ごうとする意志があるとは思えません。

【アメリカ列車事故と自動運転車】


毎日新聞
川崎踏切事故 https://mainichi.jp/articles/20170419/k00/00m/040/117000c
横浜銀行員、駅から引き返し救助か
毎日新聞2017年4月18日 21時53分(最終更新 4月18日 22時06分)

東洋経済 ONLINE
http://toyokeizai.net/articles/-/134322
鉄道の「自動運転」は車よりずっと進んでいる
新興国などで期待集める「新交通システム」
森口 将之:モビリティジャーナリスト


車で自動運転が出来て電車で出来ないはずはない

車の運転のほうが電車よりも複雑な判断を要求されます。電車はレールの上を走るので遥か視界が聞かない場所までセンサーを設置できます。しかも絶対に優先です。これで自動運転が出来ないのであれば車に自動運転を認めるべきではありません。踏切事故を無くしたければ、レールに障害物があるとき電車を止めればよいのです。

今回の事故の現場では、現実の問題として20秒ほど前にしか踏切の遮断機は下りないようですので、踏切内から障害物がなくなるのを確認して青信号にすると、列車ダイヤが場所によって遅くなる可能性があります。それでも命を失うほどの問題はありません。踏切に限らず線路内にカメラを付けて障害物がある間は青信号にしなければよいのです。画像認識の技術が向上している現在、出来ないことではありません。

電車は A I による自動運転が最も可能性がある乗り物です。これで安全が確保できないと言うのなら、車の自動運転を認めるべきではないのです。

自動運転を認めない理由

JRを始め電鉄会社から自動運転の技術開発の必要性を言い出さないのは、労働組合が反対している可能性があります。将来、自動運転が完成すれば運転手の大多数が失業することになるからです。しかし、人命を守るためには開発を急ぐべきであることは確かです。

A I による踏切事故を防ぐ技術開発は、すぐにでも始めるべきでしょう。

【アメリカ列車事故と自動運転車】