安倍首相、トランプ氏との会談が終わってみれば・・・

トランプ・アメリカ大統領

ホワイトハウスの圧力・!?

トランプ次期アメリカ大統領が、日本の安倍首相をトランプタワーの最上階部分にある自宅に招きいれたことは、安倍首相に最上級のもてなしをしたことになるようですが、昼食を中止していることや、2人で話し合ったと発表しながら、ペンス次期副大統領などを事前に呼んでトランプ氏はブリーフィングを受けているなど、実質的な首脳会談の始まりを匂わせています。

これはホワイトハウス側から、日本、トランプ氏側、双方に「アメリカに2人の大統領がいると勘違いされることのないように・!」と申し入れがあり、安倍首相がニューヨークに立ち寄ったついでに、「個人的に訪ねた」とする演出をした模様です。

トランプタワーの自宅に招き入れたのも、そうした個人的訪問であるとの意味合いであり、カメラを入れなかったことなどでも、ホワイトハウス側に配慮したものと言えます。これだけ見るとトランプ氏も、真に礼儀正しい言動と言えます。

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トランプ氏がアスペルガーであろう(星占い、ならぬトランプ占い?)とする見方では・・・

アスペルガー症候群の特性

高学歴者・医者・弁護士などの中にアスペルガー症候群の占める割合が多いようですが、それはアスペルガー症候群が、「物事の関連性を理解できない」のであり、知識習得は逆に趣味のように得意の人が多いことを現してもいます。

関連性が分からない特性があるため、客観的な利害関係、人間関係、相手の立場、信用などを認識できないようです。そのため「人権・平和・人情・道義的責任・平等・自由」などの概念を認識できないようです。では歴代のアスペルガー症候群と言われるリーダーたちは、どのように物事を認識してきたのか、不思議に見えます。

司法試験でも医療試験でも認識を試験できていないのです。精神科医で「自分はアスペルガーである」と告白する精神科医に出会いましたが、たしかに医者としての立場を心得ぬ言動があり、大変危険であると感じました。弁護士でも法律の趣旨を認識できていない弁護士も多いと感じます。条文を知っているので業務は出来るのでしょうが、定型を外れることを自ら認識できない状態です。

アスペルガー症候群を原因とする自己愛性人格障害であるとするならば、本人の価値観は極めて稚拙で単純で、彼らの究極の目的は、本人も意識できていないようですが「他人を牛耳ること」にあります。それが「ヒトラー」です。「ブランド志向の極めて強い人」は注意が必要でしょう。

トランプ氏の認識に対する不安

とりあえず、トランプ氏の選挙後の「良識のあるふるまい」は、知識であって理解しているのでもなく、認識できているのでもない」ことを知っておくべきです。日本の入学試験は知識を試すことは出来ても、理解・認識を試すことは殆ど出来ていません。社会にアスペルガー症候群の概念を組み入れておくべきです。

トランプ氏の認識は、自分からの視野ですべてを見ており、客観的な知性を持っていません。そのため暴言とも感じる言動や、言ったことを翻すことも平気なのでしょう。客観的基準や理念を持たないようで、良く言えば「ビジネスマンの利害感覚」、悪く言えば、「ヒトラーのように・・」と言えます。私は専門家ではないので確定は出来ませんが、安倍首相はトランプ氏の認識について専門家のアドバイスを受けるべきでしょう。

トランプ氏は客観的基準を持つことが出来ませんので、プーチン大統領には「力のあるリーダー」として高い評価を持ったようですが、ロシアの人々の生活がいかなる状態かなどを、認識することはできないのです。クリミアの国民の悲劇をトランプ氏は理解することはありません。

選挙戦で見せた「暴言」は一種アメリカ国民の本音でもあります。その言葉を簡単にひるがえすことの怖さも、トランプ氏には理解できないでしょう。

良識とのお別れ

オバマ現アメリカ大統領はドイツを訪れたようで、任期満了のお別れの旅のようです。メルケル首相やドイツ国民と大変親密なお別れの場面となったようですが、オバマ大統領の見せた「人権外交」や「核廃絶」、「広島での演説」など、人間としての知性を基本とした価値観を深く感じます。安倍首相は「トランプ氏と馬が合う」との評判がありますが、独裁者の顔を見せるロシアのプーチン大統領と個人的に信頼関係があるなど、安倍首相の私のイメージは、だいぶ変わってきています。

トランプタワーで見た安倍首相の姿(トランプ次期大統領と安倍首相、初会談終わる)は、歓迎したくない意味での新しい日本の始まりであることは確かでしょう。

【トランプ次期アメリカ大統領(14)】会議が苦手[1]