PGM系のゴルフ場です。神奈川県の丹沢山系大山（おおやま）へ続く道すがらにあるゴルフ場です。この界隈にはPGM系のゴルフ場、秦野カントリークラブ、大秦野カントリークラブが至近距離にあります。さて、どんなゴルフ場なのでしょう。
伊勢原カントリークラブの帰りに寄りたいグルメもご紹介！
伊勢原カントリークラブはどんなゴルフ場？
伊勢原カントリークラブ、開場は1969（昭和44）年。2015（平成27）年東海開発（株）が民事再生手続開始を申請。現在、PGMの運営になっています。近くにある大秦野カントリークラブは姉妹コースです。
コースは、丘陵コースの27ホール。伊勢原コースのOUT、IN、大山コースです。丘陵コースといっても、やはりアップダウンが多く山岳コースといった感じです。谷越え、林越え、池越え、ブラインドとあらゆる試練が待っており、チャレンジ意欲を掻き立てられます。大山に登らなくでも、江ノ島など相模湾を見渡せる最高の眺望を体験できます。
日本のゴルフの父と言われる中村寅吉プロゆかりのゴルフ場でもあります。日本のプロゴルフ殿堂入りになっているゴルファーで、1957年霞ヶ関CC（埼玉県川越市）で開催された国別対抗戦・カナダカップで日本を世界一に導き、個人戦でも優勝しました。そのおかげで日本にゴルフブームが起きたといいます。「悩む時間がもったいない。打ち続けると答えが見える。」という名言もあり、実践派であることが分かります。伊勢原カントリークラブの2階には中村寅吉ギャラリーが併設されており、愛用クラブや優勝カップなどを見ることができます。（中村寅吉↓↓↓）
設計は、梅沢弘。伊勢原カントリークラブは彼が初めて設計したゴルフ場のようです。他にも10コースほど携わっていて、ダイキンオーキッドレディストーナメントが開催された琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）や函南ゴルフ倶楽部（静岡県）、新しいところではアザレアカントリークラブ（茨城県）があります。
伊勢原カントリークラブのヤーデージは、伊勢原コースOUT3,253y、IN2,712y、大山コース3,117yです。コースレートは69.2。
全組キャディ付きで、OUTは乗用カート、INは徒歩となっていましたが、最近18Hは乗用カートになったようです。なんと！乗用カートをスロープに載せて動くところがあるようで、一度見てみたいですね～。もう8Hは改修中なのでしょうか？
プレー料金は10,000円～。（詳細は、下記予約ページにて確認してください。）
伊勢原カントリークラブの評判を見てみよう！
GDOの口コミ（総合評価順位1381位、2016年10月現在）
・総合評価（星3.3）
・値段が手ごろ（星3.6）
・設備が充実している（星3.0）
・食事がおいしい（星3.5）
・全体難易度が高い（星3.8）
・フェアフェイが広い（星2.3）
・グリーンが難しい（星3.6）
・距離が長い（星2.2）
・コースメンテナンスがいい（星3.3）
コースレイアウトについては、「山の中に無理くり作ったようで、ティーショットでほぼピンを見ることはできない」「難易度で考えるとそれほど難しくはないが、メンタルを試される山や谷が多くある」「フェアウェイをはずさないように、方向性と距離感を重要視しないとダメなコース」とコメントがあり、絶対的に飛距離よりも正確性を求められる山岳コースです。
メンテナンスについては、「概ねコースは良く手入れがされていたが、グリーンの重さには閉口」「ティグランドの狭さと、人工芝を天然芝に改善して頂けると、もっと良いコースになる」とあります。
接客については、「キャディーのグリーンの適切なアドバイス、危険箇所などとても親切で何処にも負けていない」とのコメントが最近ではあり、以前「働かないキャディは相変わらず」と言われているものもありましたが、PGMに編入され改善されているように感じられますが、品質のバラツキは努力し続けなければなりません。
「知らない間にPGMに変わっていて、アウトだけには乗用カートになってたり（大山コースももうすぐ乗用カートになるらしい）、INの10番がショートホールに変わってたり、色々様変わり」と久しぶりに訪れたゴルファーがコメントしています。だいぶ手を入れているようですね。
「首都圏にいる友人達と電車で行って反省会（飲み会）をして帰れるコースを探した。こちらは駅からクラブバスで15分、駅前に居酒屋もあるので選択」とコメントがあり、最近では首都圏から電車で行き、車だと飲めない酒や渋滞を気にせず地元のグルメも最寄りの店で楽しめるので、こんなゴルフライフの提案もゴルフ場側から積極的に行うべきでしょう。→「ゴルフ帰りに寄っていきたいグルメ」
楽天GORAの口コミ
・総合評価（星3.7）
・コストパフォーマンス（星3.7）
・設備が充実（星3.1）
・食事がおいしい（星3.7）
・コース戦略性（星3.6）
・フェアフェイが広い（星2.1）
・距離が長い（星2.2）
・スタッフ接客（星4.0）
コースレイアウトについては、「前回82で今回が100叩き。これが伊勢原。シングルの友人も今回は90叩いた。でも楽しい」と山岳コースでトリッキーなことを楽しむゴルファーのコメントも意外と多いです。
コストパフォーマンスについては、「平日に一万円でキャディ、食事付き、神奈川県内という条件は探しても見つかりません」とあり、確かに山岳コースであってもキャディ付きで平日1万円というのは安いです。それに、メンテナンスや接客が安定した品質であれば、怖いものなしですね。
接客については、「急な一組追加、事故渋滞による遅刻にも柔軟に対応して頂きました」と臨機応変に対応している一方、「クラブのカバーを紛失された。今回のキャディさんは全くボールも探す気が無くそれもガッカリ」とリピーターのゴルファーがコメントしています。リピーターの不評を買う。サービス業ではこれが最も怖いのです。
「PGMグループに入り、設備や食事等、あらゆる面で改善されつつある。キャディさんはじめスタッフの接客もよく不満はありません」とあるように、ゴルファーもPGMに編入したことでメリットを感じているようです。これを大切にしなければなりません。